初心者でも商品写真がラクラク撮れる ブツ撮りスタジオ Foldio3 の使い勝手

Foldio3
フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 Fブツ撮りスタジオ を書きます。

ハンドメイドアクセサリーやフィギュアなどを売ろうと思った時、欠かせない商品動画。

でも、小物の撮影がうまくいかなくてお悩みの方いませんか。

手間を省きかつ、クオリティの高い動画を撮影したい。

そんなお悩みを解決してくれるツールFoldio3をご紹介します。

ブツ撮りスタジオ

ヤフオクやメルカリに出品する時、なんの気なしにスマホで商品撮影していませんか。

もちろん、最近のスマホの性能はすごくいいので「問題なし」の場合がほとんどかもしれません。

でもよく見ると・・・・

うまく撮れたと思ってたら、色味がなんとなく青白っぽい

商品の動きがギクシャクしてチープな安物に間違われそう

なんて写真や動画も多いです。

商品撮影は、プロの間でも”ブツ撮り”と言われるほど難易度が高いのです。

とりわけ難しいのが光の当てたライティングです。

商品の見た目は光しだいでガラリとかわります。

本気で商売を考えているなら、撮影はプロにまかせるのがいちばんです。

ところが・・・

  • 商品の撮影をプロに頼むとお金や時間がかかる
  • 機材をセッティングするだけで疲れる
  • 忙しいので画像を加工する時間がない

など、撮影に力をかけられないケースがほとんどです。

写真撮影 ミニスタジオFoldio3

Foldio3

Foldio3とは組み立て型のライトボックス型のフォトスタジオ。

ちょっとしたスペースがあればOK。ワンタッチで組み立てができます。

なんだ、ライトボックスなら自分でも簡単に作れそうかも

箱を組み立て照明を置くだけなら、誰でも簡単に組み立てられるように思うかもしれませんが、そう簡単なものではありません。

はじめに言ったように商品撮影は、プロの間でも”ブツ撮り”と言われるほど特別なもの。

商品を思わず買いたくなるように見せるにはテクニックが必要です。

中でも最重要なのが照明です。

プロの撮影とはどういうものかというと。

真上から見た商品など、角度は自在。

商品の背景に邪魔なものがないため視線は商品だけに集中させることができます。

照明の当て方によっては、光が表面で反射してテカったり、逆にきたない影ができてしまうことがあります。

プロの照明さんの助けが借りられないワンオペ撮影ではどうしてもカメラマンに負担がかかります。

悩みを解決したのがFoldio3です。

Foldio3の特徴

Foldio3を作ったのは 2014 年創業の韓国のベンチャー企業Orangemonkie社。

小さなアクセサリー製品の製作から身を起こした企業です。

ある時、小物の撮影に使うスタジオのレンタル料金が高することに気づき、思いついたのが折り畳み式のライトボックスでした。

消費者の悩みから商品開発が始まったんですね

スタジオのメリットは、スペースにゆとりがあるため光量の調節や撮影角度の変更が自由なこと。

しかし、デメリットもあります。照明機材のセッティングに時間や手間がかかることです。

Foldio3は小物撮影に絞って問題を解決しました。

  • 折り畳み式の背景
  • 磁石で留まるHalo Bar(マグネット装着LED)
  • LEDを仕込んだターンテーブル

小物撮影は常時おこなわれるわけではありません。

そのため、可搬式の組み立て方式を採用しました。

写真を見てわかるように、Foldio3は天井と三方を囲んだ壁で構成され、大きさは62.4×64×55cmのサイズです。

このサイズはリビングルームなどで使うにはちょうど手頃な大きさです。

影が出ないように配置されたLED照明と商品を置く台で構成されています。

LED照明には磁石が付いていて、好みの位置に固定できるます。

台はターンテーブルになっています。

ターンテーブルはスマホのアプリで調節可能。

嵩張るものは微妙ですが、アクセサリーやスイーツなど、動画にしたい小物のほとんどは対応できるサイズです。

これらを組み合わせることで、自宅でも撮影スタジオ級の環境を作り出すことができるのです。

ライティング設定もラクラク解決

売るためにはきれいな写真を撮るのではなく、価値を感じさせるように撮ることが大事です。

そのためには

  • 基本は逆光か反逆光
  • 中央一点測光
  • F値は8〜11ぐらいが基本
  • 三脚は必須

などのような基本テクニックを身につける必要があります。

プロの撮影現場では照明も複数用意し、高さもポールを使って調整します。

商品を際立たせるため、背景を無地にしたり、照明にトレーシングペーパーを当てることで商品の影をコントロールすることもあります。

なのでセッティングだけで30分くらいかかります。

売れるための商品写真が初心者でも撮れる「広告写真のプロが教える写真講座」

Foldio3はそうしたライティング設定の解決に絞って開発されました。

背景の工夫

Foldio3の主役にあたるのが組み立て式のポータブルスタジオです。

展開すると63.5 x 63.5cmの大きさになり、かなりの大きさの商品も撮影可能です。

折り紙の様に折りたため、必要な時だけサクッとセッティングができます。

小物撮影のポイントは商品以外の情報をできる限りカットすること。

できれば影もないほうが商品に集中できます。

影を作らず背景をフラットに仕上げてくれるロール式の背景シートです。

組み立ても簡単。短時間で設定できるので撮影に集中することができます。

照明の工夫

Foldio3の照明を担う「Halo Bar(ヘイロー・バー)」。磁石で固定するLEDです。

明るさの調節が可能なコントローラが内蔵されていて、スマホアプリから調整可能です。

正面から光を当てたり、対象物の背景に置いてバックライトとして使ったり、斜め上から証明するなど光源の位置を変えることで自由なイメージを作ることができます。

動きの工夫

「Foldio360」はスマートフォンやデジタル一眼レフカメラと無線(Bluetooth, IR)接続して、簡単に360°の商品画像が作れるスマートターンテーブルです。

本体背面にはLEDが埋め込まれていて、点灯することでターンテーブルと背景の境界線を目立たなくすることができます。

これまでの写真では物を平面的にしか伝えることができず、立体感を表現するのは困難でした。

本商品を使うことで、ショッピングサイト等で使われている360°画像を簡単に作成できるようになり、静止画、GIFアニメ、動画が作ることができます。

メリット・デメリット

良かった点は

  • 折りたたみ式のため組み立てが簡単で、収納も場所をとりません
  • 組畳が簡単にできるため初心者でもストレスがありません
  • 横だけでなく真上からも撮影できます。
  • 照明は磁石で位置を調節できるため影の不安がありません
  • 光源がLEDのため長時間撮影しても危険になるような温度になりません。
  • ターンテーブルは堅牢で、比較的重い小物を乗せてもOKです。

不満な点は

  • コンパクトサイズであるため大きな商品は撮影できません
  • 回転台を操作するアプリの出来がやや不満。
  • 日本語には対応していないため不安を感じます

まとめ

サイズ 横38×奥行き36.5×高さ36.5cm

スペースに限りがあるため、嵩張る商品はムリですが、小物やバッグ、食品など手持ちできる商品撮影には抜群の効果を発揮します。

ショッピングサイトの商品、自分の作品、お気に入りのコレクションなどで活躍する魅力的な360°画像を当商品で是非お試しください。

撮影は基本スマホ用にチューニングされています。

なので高級一眼デジカメがなくても、プロ品質の仕上がりが期待できます。

てか、ワンタッチで自宅を撮影スタジオに変身させることができるってすごくないですか。

Foldio3に関するよくある質問

格安のライトボックス型のフォトスタジオを教えてください
次世代撮影ボックス『革明』【ヒラノ照明】40cm簡易スタジオ(3,980円)をお勧めします。