YouTubeでライブ配信する際など、アバターを使ってみたいことありませんか。
これを実現するのがモーショントラッキング機能を搭載した動画編集ソフトです。
アバターを使うには、高価な環境を整える必要がありましたが、スマホやPCだけで自分好みのアバターを使っておしゃべりすることができるサービスが登場しました。
機材に多額のお金をかけることなしにライブ発信が楽しめるツールWebcam Motion Captureを紹介します。
Webcam Motion Captureとは
✅ Webcam Motion Captureとは?
Webcam Motion Captureは、Webカメラ1台で上半身・視線・まばたき・口の動きまでトラッキングできる有料アプリケーション。
キャラクターを用意すればVtuberのように3Dアバターをリアルタイムで動かすことができ、手軽にVtuberになることができます。
Webcam Motion Captureの使用手順
🛠 ステップ1:インストール&初期設定

公式ページから対応OS(Windows/macOS)を選んでダウンロードします。
Webcam Motion Capture – Webカメラだけで指・手のトラッキング


インストーラーを実行(Windowsの場合「アクセスを許可」を選択)

起動後、「体験モード」を選択でトラッキング確認が可能

📌 無料体験版ではアバターに透かしテキストが表示されますが、機能制限はほとんどありません。
利用料金は月額199円もしくは買い切りです。サブスクに登録することでテキストを消すことができます。
体験版ではすべてのトラッキング機能を試すことができますが、無料版はアバターにテキストが被ります。
🧍♀️ ステップ2:アバターを読み込む
VRoid Studioなどで作成した3Dアバター(VRM形式)をWebcam Motion Captureに読み込む
PCにwebカメラが接続されていれば、自撮りした画像をもとにアバターを動かすことができます。
😃 表情・アニメーションの設定
- 表情制御モード:
- 自動表情
- 固定表情
- パーフェクトシンク(高精度)
- 自動表情
アニメーション設定(モーション適用)も可能
Webcam Motion Receiverの「アニメーションを使う」にチェック。
ステップ3:動画ファイルからのトラッキング
リアルタイムでカメラがうまく動作しない場合は、動画を入力に使う方法もOK
スマホなどで録画した動画をアップロードし、動きを後から解析
Vtuberになるには
アバターを使ってVtuberになるには別途配信ツール(OBS Studio)を導入する必要があります。
OBS Studioでの配信連携
- OBS Studioをインストール(無料)
- 背景をクロマキー処理して、自分の3Dアバターを画面に合成
- YouTubeなどの配信先でバーチャル配信が可能に!
Webcam Motion Captureを使うメリット・デメリット
メリット | デメリット |
🎥 高精度なトラッキング(特に手の動き) | 💸 無料版ではアバターに透かしが入る |
💻 専用機材なしで導入できる手軽さ | 📶 カメラ性能・PCスペックにやや依存 |
💰 月額199円 or 買い切りの低価格 | 🧩 高度なカスタマイズには知識が必要 |
🔗 VRoidやOBSと簡単に連携可能 | 🌐 オンライン接続が前提(クラウド処理) |
💡こんな人におすすめ!
- VTuberに興味があるけど、機材にあまりお金をかけたくない人
- 自作アバターを使って配信したい人
- OBSと連携して配信・録画したい人
- モーションキャプチャの導入をお試しでやってみたい人
まとめ
Webcam Motion Captureは、Vtuber活動を始めたい初心者にとって最適なスタートツールです。
Webカメラ1台で、高精度なトラッキングと低コストの導入ができ、VRoid StudioやOBS Studioとの連携で配信も可能に。
今すぐ試して、あなたもバーチャルの世界に一歩踏み出してみましょう!
チュートリアル動画
動画配信OBS Studioの使い方
生配信や録画などには必須のツールです。
オリジナルの3Dアバターが使えると、OBS Studioのようなクロマキー処理を使って動画に背景を設定できるツールと組み合わせることで動画配信ができるようになります。
OBS Studioはビデオ録画と生放送用の無料でオープンソースのソフトウェアです。
【OBS】OBSの初期設定方法まとめ!インストールから配信、録画まで完全解説! | You速生配信部
Webcam Motion Captureに関するよくある質問
- アバターの作り方を教えて
- Vroid Studioなどの無料アプリで作ったアバターをVRMファイルで出力したものを読み込むことで利用ができるようになります。
- webカメラで撮影した自撮り画像とうまくシンクロしません
- 機材のスペックの制約で、PCやスマホで撮影した自撮り画像がうまく読み取れない場合は、いったん動画ファイルとして保存したものをWebcam Motion Captureに読み込ませる方法があります。動画から被写体の動きを読み取ることでスムーズなトラッキングができます。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 Webcam Motion Capture を書きます。