人の喋った内容を文字おこしして動画に貼り付ける方法はいくつかあります。
最強の方法の一つがフリーソフトVrewを使って会話音声を変換し、編集ソフトに取り込む方法です。
この方法を深掘りします。
Vrewで自動文字起こししてテロップ化する方法
VrewはAIを活用する動画編集プログラムです。字幕やシーンの編集が簡単にできます。
操作方法はこちらに描きました。
手順を要約すると
- Vrewに字幕データを取りたい動画ファイルを読み込ませる
- 言語を選択し変換をする(分析が終わるまで待ちます)
- 訂正したい部分があったら直接テキストを手直しする
- 他の形式でエクスポートする
以上です。
編集ソフトにエクスポート
急ぎの場合はVrewから字幕付き動画に直接書き出せます。さらに細かく手を入れたい場合は④のエクスポートに進みます。
エクスポートのパネルを見ると、テキストやPremiereなど様々なxml形式でデータを変換できることが分かります。
私は主にDaVinci Resolveを使っているのでDaVinci Resolve xmlを選択しました。
DaVinch Resolveにインポートする
DaVinci Resolveを起動させ、字幕変換洋に作った元素材を読み込み、タイムラインに配置します。ここに字幕データを読み込んで並べます。
ここがキモですが、xmlファイルは[タイムライン読み込み][AAF、EDL、XML読み込み]から読み込みます。
するとXMLをロードのパネルが表示されるのでOKを押します。
すると、タイムライン上に字幕だけ読み込まれて表示されました。
最初に読み込んだ元データは上書きされ消えてしまっています。
気を取り直して再度素材をタイムラインに乗せると、元素材と字幕データを同期することができました。
字幕データは、DaVinci Resolve上で調整することができます。
フォントや文字色、大きさや位置、ドロップシャドウなどを右上のインスペクタの数値を入力することで調整します。
キーフレームを付けることで簡単なアニメーションも可能です。テキストは編集ソフトからでも変更できます。
メリットとデメリット
メリットは、とにかく費用をかけずに字幕を付けて欲しいという要望に素早く応える即応性です。例えばニュース性の高い動画編集や、演出を必ずしも必要としない会議の議事録動画などです。
デメリットについて。
デザイン性が強いものや、込み入ったアニメーションができないこと。また、文字に黒い輪郭線が入っていますがこの消し方は不明です。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 Vrew を書きます。