自動文字起こし 使えるソフト Vrew がおすすめ【感想】

フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。話題の Vrew 早速使っています。

番組を作るときいちばんめんどくさく感じるのがテロップ入れ。

会話の中身など日本語に置き換えて字幕にする作業は単純労働です。

日本語さえわかればサルでもできるんじゃないかと呪うほど非生産的な仕事は自動化したい。

と思う人におススメなのがVrewというソフトです。

Vrew (ブリュー)とは

Vrewとは、AIが動画の音声を自動で解析していろいろな言語の字幕として文字化してくれる韓国製ソフトです。ダウンロードしたプログラムをパソコンにインストールして使います。

公式サイトから無料でダウンロードできます。早速導入しましょう。

どんなメリットがあるかというと・・・

こんな人におすすめ
  • しゃべり言葉を文字起こしするのがめんどう
  • 手間をかけずに動画に字幕を入れたい
  • 動画編集の初心者でもかんたんに扱える
  • YouTubeなどにも権利フリーで使える
  • 日本語以外でも使える
  • 変換精度が高く、誤変換された部分の修正が簡単
  • データを様々な編集ソフトでも流用できる

これまで日本語字幕の文字起こしといえば、文字起こしを仕事にするプロに頼んだり、高価な翻訳ソフトを購入するしかありませんでしたが、このソフトがあれば8割方解決できるといってもいいです。

デメリットは・・・

パソコンで読み取ったデータをいったんクラウド上に送って分析しているようです。したがって回線の状況により作業速度が極端に遅い場合があります。利用時間は記録されているようで累積利用時間が画面上に表示されるのもなんかイヤな感じがします。

使ってみての実感ですが、テレビのニュース原稿など性格な日本語を一定の速度で明瞭に話すアナウンサーの声はほぼ完ぺきに文字起こしできますが、会話の文字起こしや聞き取りにくいしゃべり方り人の声は自力でやった方が早い感じです。

利用者の声は

Vrew

Vrew の使い方

vrew

起動すると編集画面が現れます。この画面に字幕を表示したい動画を読み込んで使います。

編集画面は台本や絵コンテそっくりなレイアウトになっています。編集ソフトではおなじみの横に長いタイムラインを切ったり貼ったりするのではありません。

基本画面は左にサムネイル化された映像、右半分に文字が並んだブロックが並びます。

文字部分は上下二段に分かれています。上は音声の元データ、下は表示用の字幕です。

上の列の文字を修正すれば字幕も修正されます。

サムネイルごとに区切られた行は編集ソフトが独自に判断して分割したものです。そのため文脈をまたいで分割点が打たれる部分もありますが、分割点は行ごと削除したり入れ替えたり自由に変更できます。

データは字幕つき動画(1920×1080)として書き出すことができます。使用する環境により変わりますが、私の場合は素材尺程度の時間がかかりました。

書き出し例 輪郭付きの字幕はデフォルト仕様

見た目の調整も可能で、フォントや大きさを変えたり、影を落としたりすることもできます。


テキストデータや「Premire Pro xml」「Final Cut Pro xml」「Davinci Resolve xml」「透明背景の字幕付き動画」「音声ファイル」としても書き出せます。

Vrewの字幕をDaVinci Resolveで完パケ編集する方法 | ぶいろぐ

Vrew の操作手順

字幕にしたい動画を用意します。動画によっては一度エンコードする必要がある形式もありますが、「Vrew」の指示に従います。

  • 素材動画をパソコン内のアプリに読み込む
  • アプリ側では素材がmp4に変換される
  • 変換したデータは自動でクラウドに送られ、AIでテキストに起こされ翻訳される
  • 翻訳された文章はパソコン内のアプリに戻され表示される
  • 表示された内容は編集が可能で、内容は字幕として動画に表示される

字幕を動画に貼り付けるのは終盤の作業です。つまり、Premiereなどの編集ソフトで絵をつないで尺にしたあとで字幕をつけるという手順が一番合理的です。

逆に、中継録画のように字幕を付けた後に字幕ごと編集する場合もあります。その場合は「Vrew」の中で字幕データまで作っておいて、動画に書き出さず、プロジェクトファイルを編集ソフトに渡してバトンタッチする方法もあります。

その時便利なのがXML形式です。別記事にまとめました。

Vrewで変換した字幕データをPremiere Pro DaVinci Resolve17にxmlで読み込む方法 | ぶいろぐ

Davinci Resolve でも使えるの

XML(eXtensible Markup Language)ファイルとは、種類の異なるソフトウェア間でデータを交換するための形式です。Davinci Resolve xmlもそのひとつ。Vrewは編集ソフトごとに特化した形式で情報を提供してくれるのです。

DaVinci ResolveはほかのソフトでXMLで書き出されたプロジェクトファイルを読み込むことができます。

DaVinci Resolveを新規プロジェクトを開き、エディットページで「ファイル」→「AAF、EDL、XMLの読み込み」を選択します。Vrewが作ったXMLを読み込むことができます。

使用した感想

Vrewのメリットをまとめます。

 ■■■ 
  • 無料
  • 動作が軽く変換精度が高い(気がする)
  • 操作方法が簡単

デメリットは

 ■■■ 
  • 動画を切り貼りする編集は無理
  • そのまま取り込めないフォーマットの動画がある
  • 操作(エンコード)に時間かかかる

動画の音声を字幕に変換する方法には、Googleドキュメントを使う方法があります。こちらは設定が必要なので導入にはひと手間必要です。

Vrew の変換精度は

日本語変換精度は「Vrew」の方がやや上といった印象ですが弱点もあります。こちらはうまく変換できない例。

外国人の会話など日本語として認識されないものの変換は苦手のようです。

外国人のインタビューは誤変換される

Vrew の変換精度を高めるには

Vrewといえども素材の良しあしによって変換精度は変わります。少しでも変換精度を上げたい方には、音源のボリュームを上げて取り込む方法があるようです。

ぜひお試しください。

まとめ

音声データをアプリに取り込んで動画編集に特化して変換してくれる「Vrew」。一度使うとこれまでのサービスには戻れない使い心地を感じます。

動画制作初心者の読者に、「動画制作をはじめたんだけど、編集をマスターするのにオススメの学習方法とかある?」という相談を受けました。

なるほど。今まで初心者向けの上達方法とか、あまり考えたことがなかった。

趣味で使う分にはいいですが、

「スキルを身につけて1日でも早くスキルを身に着けて稼ぎたい!」

「仕事で必要なので早く使いこなせるようになりたい!」という場合は、

なるべく効率よく学習したいところ。しかし情報がありすぎて、どういう手順で学ぶのがいいのか、初心者には迷うのではないでしょうか。

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