自宅録音におススメのマイクとテクニック

自宅で収録
フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

自宅で動画を撮影する機会が増えています。撮影に気を取られて音にまで注意が回らないことがあります。雑音が入りすぎるとせっかく撮影した動画も台無しです。

反対に、音がきれいに録れている動画は出演者の声が聞きやすくなるので格段に見やすくなります。好感度をアップするためにも音対策は欠かせません。

プロが使う機材やスタジオもないし、どうやって撮影したらいいかわからないというお悩みもあると思います。今日は自宅で収録する際のテクニックとマイク選びを紹介します。

マイクとの距離

録音する際に気を付けたいポイントは、雑音になりそうな音源を止めることです。戸外の音が愛らないように窓は占め、エアコンや電話などは対策しましょう。止められない場合は音源からなるべく離れて収録します。

録音マイクによっては特定の方向の音しか収録できない仕組みのものがあります。こうしたマイクを使うときは収録したい音の方向にマイクを向けて撮影します。

マイクの距離にも注意しましょう。マイクから離れすぎると雑音を拾いやすくなります。収録する時は口元をマイクに近づけて録りましょう。近づけるほど室内の反射 (残響) と反響音を拾わなくなります。

マイクに近づきすぎると雑音はなくなりますが、音のバランスが崩れ、低音が強調される”近接効果”という現象が起きます。特殊な効果を狙う場合以外は別ですが、マイクとの距離は30~50cmくらいがちょうどよい距離です。

雑音を防ぐ工夫

音にこだわるあまり、部屋をスタジオのように改装を検討する人がいます。ナレーション程度の収録にそこまでする必要はありません。

ポイントは、マイクに近づきすぎなくても雑音が入らず、音声が室内に反響することなく収音できればいいのです。

室内に声を反響させないようにするためには、邪魔な音を吸収するのが手っ取り早い方法です。例えば机の上にマイクを置くなら緩衝材を足の間に置いたり、毛布やカーペットのようなものを床に敷くという工夫が効果的です。部屋に毛布を吊り下げるという方法もあります。

スタジオのように完璧ではありませんが、工夫次第で邪魔な音を避けることができます。自宅に家人がいる場合は「撮影を始めるからしばらく静かに」と一声かけることも忘れないようにしましょう。一番重要なのは、気の散らない環境で収録するということです。

プロが選ぶマイクロフォンはこれだ

新型コロナの影響でスタジオに集まって収録することが困難になっています。ネットフリックスは、吹き替えなどの音声収録を自宅で行うためのガイド「自宅環境で吹替のセリフを収録する」を公開しました。

自宅環境で吹替のセリフを収録する – Netflix | パートナーヘルプセンター

業務用のマイクは高級オーディオ機器ではありません。機材によってばらつきが少ないことと、壊れにくいこと。同一機種であれば製品でも性能が変わらないという点で優れています。

Netflixが奨める宅録用マイク4選

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Apogee MiC 96kマイク

Audio-Technica AT2020USB+ Cardioid USBコンデンサーマイク

Audio-Technica AT2020USB

Rode NT-USB USBコンデンサーマイク

Sennheiser MK4デジタルマイク

Sennheiser MK4デジタルマイク

クラウド吹替に使えるプロ仕様高品質マイクの推奨例:

実写作品の場合:

Sennheiser SuperCardioid MKH50、MKH8050、Cardioid MKH40、MKH8040
Schoeps SuperCardioid CMC641、Cardioid CMC64
Audio Technica AT5045、 AT4053b

アニメ作品の場合: 

Neumann U87ai、U87、U89、TLM103、TLM102、TLM127
Mojave MA200、MA201FET
Audio Technica AT5045

ガンマイクは収録現場が狭く軸方向の要件が厳しいため自宅収録には推奨しないのだそうです。

まとめ

放送局で使うマイクは高級オーディオ店で扱っているような高額な機種とはかぎりません。もちろん歌番組のような音で勝負する番組は別ですが、ドキュメンタリーのような番組は微妙な音域の変化よりも、耐久性と同一性(つまり別のマイクわ差し替えても音質が変わらないこと)を重視します。

最近はスマホや民生用のカメラなどで撮影することが当たり前のように増えています。今手元にある機材を最高の状態の中で使いこなすことを目指してください。




ABOUTこの記事をかいた人

元テレビ番組制作者。再就職→窓際→WEBコンテンツ制作で復活。64歳にして動画制作に自分の価値を見いだしました。目指すのは地域に根ざした"伝える系"の動画制作です。スキルアップと感謝の気持ちを持ちながら楽しく生きていきます。編集のお手伝いも始める予定です。