動画編集をさらにワンランクアップしたくありませんか。
簡単にできる方法が、動画にあったBGMと効果音をつけることです。
ところがイメージに合ったBGMを見つけ出すのは結構大変です。
無料の音楽は使ってみるとわかりますが、使い勝手がよくありません。
検索に時間がかかるうえ、実用に使えない曲も多く、コスパはイマイチです。
そんな悩みを解決してくれるのがEvoke Musicという有料サービスです。
著作権フリーの素材サイト Evoke Music
先日取材したリポート動画。この動画にEvoke MusicのBGMを当ててみました。
第一印象は次の通り。
- AIが作曲&クオリティが高い
- 楽曲が探しやすい
- キーワードを入れるだけで即作曲複数曲から比べて選べる
- どんな媒体にも無制限に使える
- 無料(条件により有料もある)
音を当ててみて感じたのは、動画のイメージに合った曲が多い上に、動画に当てやすいことです。
気なるのは著作権です。
Evoke Musicの楽曲を使ってYouTube投稿しても問題はないのでしょうか。
YouTubeに公開した動画の詳細説明欄には、自動的に上記のようなライセンス表示が現れます。
無料で使用した場合、YouTubeからの収益は制作者側には振り込まれません。
このうちいくらかが音楽の制作者に支払われるという仕込みです。
Evokeとは
Evoke Musicは、Amadeus Codeが運営する人工知能を使った「自動作曲AI」です。
過去数世紀に渡って作曲された歴史上のヒット曲600曲の旋律や歌詞のデータ、それに構成要素を分析。
新しいメロディーデータが生み出されます。
楽曲のイメージは完全にBGMとして使えるように選曲されていること。
妙なフレーズやサビの部分が付いた楽曲は主役である動画を食ってしまうことがあります。
ところがEvoke Musicの楽曲はうまい具合に無個性な仕上がりになっているため使いやすいのです。
Evoke Musicの利用条件は次の通りです。
- 全ての動画プラットフォームで利用可能
- 自分が所有または管理している作品と組み合わせて利用する
- 楽曲のみを配信することはできない
自分が編集した動画をYouTubeやInstagramなどにアップしたい場合、Evoke Musicからダウンロードした音楽を編集でつなぎこめば、期限なしに使うことができるのです。
Evokeの使い方
使い方は超簡単です。
- 公式サイトの検索窓に、自分が使いたい音楽のイメージを言葉にして入力します。
- するとAIが入力したキーワードにあった音源を瞬時に数曲ほど作曲しリスト化してくれます。
- イメージを追加して膨らませることも可能。
- リストの曲を視聴しながらイメージにあった曲を選びダウンロードすれば終了です。
- 楽曲を構成する楽器のソロの部分だけをダウンロードすることもできます。
Evokeの注意点
無料版時代にダウンロードした音楽を使った動画作品の場合。
YouTubeに動画をアップロードすると、YouTubeから著作権侵害の表示が返ってきます。
警告の内容によると、楽曲の収益はすべて権利者に支払われます。
しかし、動画制作者には影響がないことが分かります。
また、ダウンロードした曲を自分以外の人が使うのもNGです。
曲はしっかり管理されています。
登録時に自分のサイト情報を登録させられるのはそのためです。曲に登録者情報が埋め込まれているのでうっかりでも使うとペナルティを食らいます。
有料版Evokeのメリット
有料版のメリットは以下の通りです。
- AIによるデータ主導のプレミアムBGMが毎時間追加
- 著作権リスクゼロの永久ライセンス
- すべてのプラットフォームで利用可能
- ダウンロード曲数は無制限
- ビュー数やフォロワー数の制限無し
- YouTube のマネタイズ可能
- 1チャンネル分のクライアントワークも可能
まとめ
楽曲のダウンロードサイトの定番はいくつかあります。
基本的に使い比べて、仕事量とコスト、それに自分の好みで選ぶべきかと思います。
動画編集を学びたい人、楽曲を提供することで収益を上げたいという人にまで幅広く使えるサービスです。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 Evoke Music を書きます。