写真から動画を生成したい 時、何使う? TikTokでよく見る LiveWallPaper のつくり方

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。  TikTokでよく見る LiveWallPaper のつくり方を書きます。

動画生成AIを使えば、テキストのプロンプトや画像から簡単に動画が作成でき、表現の幅がグッと広がります!
でも、「どのツールを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?🤔

最近話題のLive WallPaperなどでは動画生成AIを使って作った動画をよく見かけます。

TikTokやInstagramのリールでよく見る、ループして動くアニメーション壁紙です👇

幻想的なループ動画(例:波がずっと動いている、煙がゆらゆらする)

サイバー感のあるモーションエフェクト(例:ネオンライトが光る)

トレンドのAIアート風映像(例:アニメ風の風景が動く)

AIで作ると、短い動画でもスムーズなループが作れちゃいます✨

そこで今回は、手持ちの画像から動画を作成できる おすすめの動画生成AI をご紹介します!これ、とても簡単なんです!しかも、おしゃれで動きのある壁紙がスマホやPCに設定できるので、一気に気分が上がりますよ!

スマホ&PCで簡単! LiveWallPaper の作成方法

まずは、必要なものを揃えましょう。

静止画生成アプリ:ChatGPTなどからでも画像生成できます。高精細の画像や自分の思い通りの静止画を作るにはMidJourneyStable Diffusionなどがお勧めです。手間をかけたくない人や完成品から選びたい人には画像生成サービスSeaArtなどが便利です。

お気に入りの画像が手に入ったら、その画像を使って動画を生成します。

【有料】スマホでつくる Flow Photo Art の使い方

画像を動画変換するツールでよく使われるのが有料のスマホアプリFlow photo art」です。AfterEffectsのプラグイン【loopFlow】を使ったループフローのような効果が得られます。

Flow photo artはPC版を提供してません。ここではスマホを使って静止画を動画に変換します。

Flow Photo Artの導入

Flow Photo Artアプリを起動します。

「Flow Photo Art」をApp Storeで

アプリを開き、左の「Starrt cresting」をタップします。

画像編集画面が開きます。画面下にはPhotoフォルダが開くので、フォルダの中から動画にしたい静止画を選択します。※編集画面からは動画素材も選択可能です。

アニメーションの基本

アニメーションを追加したら、動きの方向や範囲を決めましょう。

画面下のメニューから「アニメーション」を選択。素材画面の上から、動きをつけたい部分をタップし、そのまま動かしたい方法に指を動かします。すると緑の動線が設定されました。この動線に合わせて素材がループアニメーションさせることができます。

動きを取り消したい場合は、真ん中の「Delete」を選択し、そのまま取り消したい緑の点の上てタップすると赤に変わるので、ゴミ箱マークを押すことで削除できます。

問題がなければ再生ボタンをタップしてプレビューで確認しましょう。

速度の調整は「Velocity」マークを押すことで速度調整用のスライダーが表示されるのでお好みのスピードに調整します。

数値で設定する場合もあり、通常は0から100の範囲で調整できます。数字が大きいほど、アニメーションの強さが増します。

必要に応じて、再度ベロシティタブを開いて調整し、希望通りのアニメーションになるまで繰り返します。

・スライダーを右に動かすと、アニメーションの速度が速くなり、左に動かすと遅くなります。
・数値で設定する場合もあり、通常は0から100の範囲で調整できます。数字が大きいほど、アニメーションの強さが増します。
・必要に応じて、再度ベロシティタブを開いて調整し、アニメーションが希望通りになるまで繰り返します。

保存するには画面上の「save」ボタンをタップして保存します。

以上がアニメーションの基本の動きです。

アニメーションの強さを調整する

周りのものまで動いてしまう場合は、左から2つ目のアイコンをタップし、アニメーションの影響を受けたくない部分にマスクをかけるようにして境界線を作ります。

境界線を追加するには、左から2つ目のアイコンをタップして、アニメーションの影響を受けたくない部分に境界線を描きます。

色の調整:

  • 右側にあるパレットアイコンを使って色を調整します。
  • 「ヒュー」機能で色を丸ごと変えたり、「サチュレーション」機能で色の濃さを調整したりできます。

動画の書き出し:

アニメーションと色の調整が完了したら、右上の「Export」ボタンをタップします。標準の動画形式で出力するにはフォーマットはVideo、Resolutionは1080P、Frame rateは24または30を指でスライドさせて選択します。

Exportにチエックを入れて、中央をタップすると課金画面に移動します。subscriptionをタップすると決済が行われ、動画が生成されます。

書き出しの際には、ベロシティの数値を最高まで上げると、待受け画面として設定したときに自然な動きになります。

PCから生成AIを使う方法

超手軽に動画が作れるのがスマホのメリットですが、もっと極めたい人にはPCから作る方法をお勧めします。動画生成AI サービスは数多くありますが、初心者はメジャーなサービスから始めた方がいいです。そこで手持ちの画像から動画を作成できる おすすめの動画生成AI をご紹介します!

🏆【王道系】動画生成AIおすすめランキング7選

👉 高品質な映像制作が可能な最先端ツール!

1️⃣ OpenAI「Sora」(超リアルな映像を作成)

2️⃣ Luma AI「Dream Machine」(物理ベースのリアルな映像)

3️⃣ Runway「Gen-3 Alpha Turbo」(高速生成&高精細な動画)

4️⃣ Kling(簡単操作でハイクオリティ動画)

5️⃣ Pika1.5(アニメ調や実写風の動画生成)

6️⃣ Fotor(画像加工に強く、手軽に動画化)

7️⃣ MiraLab(リアルな3Dアバター生成も可能)

🎭【ディープフェイク系】動画生成AIおすすめランキング3選

👉 顔の置き換えやリップシンク機能が充実!

1️⃣ HeyGen(高品質な顔合成&リップシンク)

2️⃣ AKOOL(AIアバター&音声合成が強み)

3️⃣ Viggle AI(キャラクターをリアルに動かせる)

🎥 無料で使えて高画質・長時間の動画が作れるAIベスト3!

「とりあえず試してみたい!」という方向けに、 無料で高画質&長時間動画が作れるAI をピックアップしました!

🥇 1位:Runway「Gen-3 Alpha Turbo」 🏆

特徴:リアルな動き&高品質な動画を生成可能

無料枠:短い動画なら無料で試せる(制限あり)

🥈 2位:Pika1.5 🎨

特徴:アニメ調や3D風の映像も得意!

無料枠:一部機能は無料で利用可能

🥉 3位:HeyGen 🗣

特徴:AIリップシンク&リアルなフェイスアニメーション

無料枠:短い動画なら無料で試せる

上記のサービスなら、どれから始めてもOKです。ここでは無料プランで使えるRunway Gen-3を試してみましょう!💡

Runway Gen-3で動画を生成する

まず、Runwayの公式サイトhttps://runwayml.com/)にアクセス!

アカウントを作成して、Gen-3のページに進みます。

新規に動画を生成する(Text to Video)

画像を一から作るには「テキストから動画を生成」 を使います。

まずは、動かしたい映像のプロンプト(指示文)を入力してみましょう。

🌊 例1:幻想的な波のアニメーション
A looping animation of glowing blue waves, smooth seamless motion, cyberpunk aesthetic, 4K
(青く光る波がループするアニメーション、スムーズなシームレスモーション、サイバーパンク風、4K)

🔥 例2:ネオンライトが輝くシティ
A cyberpunk city with glowing neon lights pulsing, smooth looping motion, cinematic style, 4K
(ネオンライトが輝くサイバーパンクシティ、スムーズなループモーション、シネマティックスタイル、4K)

🎆 例3:アニメ風の星空が動く
A dreamy night sky with glowing stars twinkling, soft and smooth loop, anime aesthetic, 4K
(幻想的な夜空、光る星がきらめく、柔らかくスムーズなループ、アニメ風、4K)

• 生成が完了したら、「Download」 ボタンをクリック!

MP4形式 で保存しておきましょう!

📌 ポイント!

ループ動画を作るなら、最初と最後のフレームが似ている映像 を作るのがコツ!

プロンプトに「smooth looping motion」と入れると、ループしやすい動画になります!💡

既存の写真(静止画)から動画を生成する(Text to Video)

1. 「Text to Video」ではなく「Image to Video」を選択!

例えば、SeaArtから任意の画像をダウンロードします。

2. 「Upload Image」ボタンをクリックして、画像をアップロード!

📌 ポイント!

• 高解像度の画像を使うと、よりキレイな動画が作れます!

• AIが動きを作りやすいように、シンプルな背景の画像がオススメ!

3. 動きを指示する(プロンプトを入力!)

どんな動きをさせたいかをテキストで指示(プロンプト入力) します!

例 ChatGPTに「川の風景の静止画を動画にするプロンプトを教えて。」と質問し、回答を英文に翻訳してもらいます。

Create a dynamic video based on the still image of a river landscape. Recreate the movement of the flowing river, the glimmer of the water surface, and the gentle swaying of the trees in the wind, capturing a serene and soothing atmosphere overall. Please incorporate the changes in natural light, such as sunrise or sunset, to give the video depth and dimension. Keep the viewpoint fixed.

このプロンプトを使ってRunway Gen-3で動画にしてもらいます。

https://www.tumblr.com/crookedphantombread/776860512633962497

画像生成にフレームを固定するためのプロンプトを書く際は、以下のように指定することができます:

「フレーム付きの画像を生成してください。フレームは固定されており、画像全体を囲むようにしてください。」

Please generate an image with a fixed frame. The frame should be fixed and encompass the entire image.

プロンプト参考例

🌊 例1:海の波をゆらゆら動かす
A woman’s hair gently moving in the wind, realistic animation, soft motion, 4K
(女性の髪が風になびく、リアルなアニメーション、柔らかい動き、4K)

💨 例2:風で髪がなびくエフェクト
A woman’s hair gently moving in the wind, realistic animation, soft motion, 4K
(女性の髪が風になびく、リアルなアニメーション、柔らかい動き、4K)

🔥 例3:ファンタジー風の魔法エフェクト
A magical glowing aura moving around a character, fantasy style, cinematic animation, 4K
(キャラクターの周りに魔法のオーラが動く、ファンタジースタイル、シネマティックアニメーション、4K)

🚀 例4:未来都市が動くサイバーパンク風エフェクト
A cyberpunk city with moving neon lights and flying cars, dynamic animation, 4K
(サイバーパンクの都市、ネオンライトが動き、空飛ぶ車が流れる、ダイナミックなアニメーション、4K)

• 生成が完了したら、「Download」 ボタンをクリック!

MP4形式 で保存しておきましょう!

参考【PC】Lively Wallpaperを使う方法

Lively Wallpaper by rocksdanister

生成した動画を編集する

画像から作った動画は短めなので、ループ動画にしたい場合はCapCutで以下のように調整します👇

① 動画の長さを調整(5~15秒推奨)

TikTokのLive Wallpaperは、5~15秒 くらいがベスト!

CapCutで動画を「スロー再生」すれば、短い動画でも長く使えます!

② ループ動画を作る

ループがカクつく場合は…

1. 動画をコピーして2つ並べる

2. 2つ目の動画を「逆再生」する

これで、自然なループ動画 が作れます!✨

③ 音を消してMP4で保存

Live Wallpaperには音は不要なので、BGMや効果音をオフにして 書き出しましょう!

TikTokでLive Wallpaperを設定する

動画が完成したら、TikTokを使ってLive Wallpaperに設定 しましょう!

① TikTokにアップロード

1. TikTokアプリを開く

2. 「+」ボタンを押して動画をアップロード

3. 「非公開」に設定して投稿!

② Live Wallpaperに設定

1. 投稿した動画を開く

2. 右下の「共有」ボタンをタップ

3. 「Live Photoに設定」 を選択!

これで、スマホの壁紙に設定 できます!✨

🎉 まとめ

手持ちの画像から動画を作成したいなら、 「Sora」「Runway」「Pika1.5」 などの王道系AIがおすすめ!スマホなら有料のFlow Photo Artも便利です。顔の合成やアニメーション を重視するなら 「HeyGen」や「AKOOL」 も要チェック!👀✨

Runway Gen-3を使えば、簡単にLive Wallpaperが作れる!

「ループする動き」を意識してプロンプトを工夫する!

CapCutで長さ&ループを調整すると、自然な仕上がりに!

TikTokを使えば、すぐにスマホのLive Wallpaperに設定できる!

Runway Gen-3を使えば、誰でもオリジナルのLive Wallpaperを作れる ので、ぜひ試してみてください!✨

活用方法について

Live WallPaperをつくることでSNS投稿を盛り上げることができます。

  • 独自のスタンプ:動画にオリジナルのスタンプやエフェクトを追加して、個性を出しましょう。
  • 音楽を加える:BGMを追加することで、より臨場感のあるLive WallPaperが作れます。
  • 友達と共有:作成したLive WallPaperをSNSでシェアして、友達にも自慢しちゃいましょう!

さらに、アイデアや品質しだいで収益化につなげることも期待できます。バズった動画をVideo to Liveのアプリを使って壁紙に変換してgumroadサイトに掲載して販売する。

参考 gumroadによる販売方法

商品を販売するために、CAMLOというサイトを利用します。

  • アカウントを作成し、デジタル製品を選択して商品名や値段を設定します。
  • 商品の説明文をAIに依頼して作成し、英語に翻訳して貼り付けます。
  • カバー写真やサムネ写真を設定し、商品をアップロードします。

参考 After Effects のプラグイン【loopFlow】を使ったループアニメーションの作り方