動画の出力、できた。
でも、音が…出ない。無音。
映像はバッチリなのに、なぜか音だけが死んでいる。
これ、AviUtlでありがちな“音声サンプリングレート”の罠です。
特に「簡単MP4出力」や「x264guiEx」などの出力プラグインでは、44.1kHzか48kHz以外の音声データが原因でエラーや無音になることがよくあります。
初心者にとっては「えっ、そんな設定あったの!?」とびっくりする話。
この記事では、サンプリングレートの基礎から、対処方法、演出上のメリット・デメリットまで、リアルに・わかりやすく・感情に寄り添って解説していきます。
🔊44.1kHzと48kHz、どっち!?「音が出ないMP4」の罠と見直し術
🎧 サンプリングレートとは?44.1kHzと48kHzの違い
まず、前提をざっくり理解しましょう。
レート | 用途 | 特徴 |
---|---|---|
44.1kHz | CD音源(音楽向け) | 標準的。YouTubeも対応 |
48kHz | 映像・放送(動画向け) | 動画編集で主流。ノイズ耐性が高い |
96kHz以上 | ハイレゾ音源 | 編集ソフトによっては非対応でトラブルに |
つまり、高けりゃいいってもんじゃないんです。
むしろ96kHzや32kHzなどの「特殊な音声フォーマット」こそ、AviUtlでは地雷になりやすいんです。
😱 よくある症状とその原因
「出力できたけど音が出ない」
「エラーも出ないのに、MP4に音が乗らない」
この場合、AviUtlや出力プラグインがサンプリングレートを正しく処理できていない可能性が高いです。
特に、「簡単MP4出力」や「x264guiEx」などでは、音声が44.1kHz/48kHz以外だと…
- 強制的に無音化されたり
- 出力時にコケて止まったり
- プレイヤーで再生しても音が鳴らない
といった現象が起こります。
✅ 確認するポイント
- 読み込んだ動画や音声ファイルのプロパティ確認 → 右クリック > メディア情報 や MediaInfo を使って音声のサンプリングレートを確認
- AviUtlで読み込んだ音声の波形が表示されているか? → 波形が見えない場合、音声が正常に読み込まれていない可能性大
- 「拡張 x264出力(GUI) Ex」設定画面の音声設定タブ → 変換設定が Auto になっていないか? → できれば手動で 44.1kHz か 48kHz に指定
🛠 解決方法:サンプリングレートを変更する
方法①:音声編集ソフトで変換してから読み込む
Audacityなどを使って、音声ファイルを44.1kHzか48kHzに変換して保存し直す。
- Audacityで読み込み
- メニューの「トラック」→「サンプリングレートの設定」
- 「書き出し」→「WAV」または「MP3」形式で保存
方法②:AviUtl内で resample する(要LAMEエンコーダ)
拡張x264出力(GUI) Ex の音声設定で、
「サンプリングレート」→「48,000Hz」などを手動指定。
※ただし、変換精度やノイズ対策の面ではAudacityなど外部ツールの方が安定
💡 メリット・デメリット
🎵 48kHzにするメリット
- 映像との同期が正確にとれる
- ノイズが乗りにくく、クリアな音質
- 放送・動画編集に最適な標準
🎶 44.1kHzにするメリット
- 音楽メインならこちらが自然
- 再エンコード時の音質劣化が少ない
⚠ デメリット(共通)
- 変換時に音質が劣化する可能性
- ソフトによっては変換が不安定
- 高サンプリングレートの音声素材(96kHzなど)は読み込み時点で音ズレすることも
✋ 最後に:無音動画を回避するために
AviUtlは超高機能だけど、「なんでも読み込んでくれる万能ソフト」ではありません。
むしろ、音声のような細かい設定こそが初心者のつまづきポイントです。
音が出ない動画=視聴されない動画です。
だからこそ、サンプリングレートの設定にはしっかり目を向けてください。
地味だけど、すごく大事。
44.1kHzと48kHz、このふたつの魔法の数字だけ覚えておけば、
無音地獄からは脱出できます。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 AviUtl で音が出ない?サンプリングレートの設定を見直すだけで解決!を書きます。