編集しやすい音楽素材サイト epidemicsound がプロ仕様

Epidemic Sound
フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 EpidemicSound を書きます。

動画を編集していて一番手間がかかるのが選曲です。

また、選曲に使う曲さがしにも時間がかかります。

イメージに近い楽曲が見つかればいいのですが、選曲に迷い始めるとそれだけで半日近く費やすことになって疲れます。

自分が欲しい楽曲をいかに早く探すことができるか。

時間を考えると、圧倒的に音楽サイトを使った方が楽です。

EpidemicSound(エピデミックサウンド)という素材サービスをご紹介します。

EpidemicSoundとは

EpidemicSoundとはスウェーデンに本拠を置く楽曲管理会社です。

最近は日本でも利用者が増えています。例えばヒカキンさんらが所属するコンテンツカンパニーUUUM

所属しているYouTuberはUUUMがEpidemicSoundと契約しているので、EpidemicSoundを使われている方が多いなどと言われます。

スウェーデン発の完全ロイヤリティフリー業務用音楽ライブラリー Epidemic Sound
エピデミック・サウンドは、世界各国で、放送局をはじめとした様々なメディア企業から高い評価を受けている新進気鋭の業務用音楽ライブラリーです。すべての権利を自社で保有・管理することで、100%安心の完全ロイヤリティフリーを実現しています。高い音楽クオリティ、膨大な楽曲数、日本国内・海外利用ともに安心の権利形態。このすべてを同時に実現できるのはエピデミック・サウンドだけです。

個人アカウントの場合、利用料金は月額15ドル。

30,000以上のトラックと60,000以上のサウンドエフェクトを使用することができます。

著作権はEpidemic Soundで管理しているので、利用者はダウンロードして使うだけで権利処理する必要はありません。

放送局などの企業ユーザーは包括契約で済むことから権利処理にかかる負担を減らすことができます。

実際に使用している人の話を聞くと、制作者にとって便利なのは、楽曲を構成するボーカルやパーカッションなど、それぞれのトラックに記録された音源が別々にダウンロードできることです。

つまり加工がやりやすいことです。

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途中解約した場合

気になる点は、途中解約した場合の権利について。

サイトを確認すると契約期間中にダウンロードして動画を制作した場合は権利請求しないと遠回しの言い方で説明されています。

わかりやすく言うと、「ダウンロードした楽曲は契約期間中に作品にしてね」ただし「契約期間を過たらダウンロードした楽曲で作品を作って公開するのはやめてね」というわけです。

著作権侵害の申し立て

では、編集委託などで、他人の動画にEpidemic Soundの楽曲を使うことはできるのでしょうか。

ネットを見るとこんな質問が多くみられます

「エピデミックサウンドを使っているのですが、著作権侵害の申し立てをされてしまう」

毎月定額払って有料の著作権フリー音楽サイトを利用しているのになぜ。

という嘆きが聞こえてきます。

答えはNGです。

Epidemic Soundの楽曲は自分のコンテンツに限定されます。

理由はちゃんと書いてあります。

個人アカウントでは、Epidemic Soundに登録した1つのYoutubeアカウント、SNSアカウントでしか楽曲使用ができません。

もし、編集を委託され楽曲を付ける必要があるのなら、委託元が契約し、ダウンロードした楽曲をもとに編集すればいいのです。

推測するに、Epidemic Soundは契約者のアカウントやメールアドレスをもとにネットに上げられたコンテンツの権利情報を見ていると思われます。

委託を受けて制作した他人の動画はあくまで他人の著作物です。編集者の立ち位置は役務を提供しただけであって、著作権の主張はできません。ましてや使った楽曲は自分のものではありません。

エピデミックサウンドを個人で契約した場合は、個人で投稿した動画でしか使えないのです。

まとめ

動画制作はかけようと思えば無限列車のように時間を消費します。

可能な限り時間を切り詰めようと思ったらプロの音響効果マンのように音楽はツールと割り切って作業の手を抜けるサービスを選んだほうが正解です。

使いやすい。類似の楽曲を探しやすい。編集しやすい。プロの要望に応えたEpidemic Soundは、個人が動画発信を目指すうえでかなりいい線いくサービスだと思います。