動画編集って意外と面倒だし金もかかると思っている人いませんか。
実はその常識が崩れ始めているんです。
簡単動画作成ツール「YouTube Video Builder」とは
多くの企業が動画による広告やコンテンツの配信に力を入れるようになりました。
編集なし、知識不要。写真とテキストをいれるだけで誰でも簡単に動画ができるツールをYouTubeを束ねるGoogleが開発中。
そうすると動画編集という職種もいらなくなるかもしれません。
YouTube Video Builder(ユーチューブビデオビルダー)はブラウザ上で完結するYouTube公式の無料動画制作ツールです。
短いYouTubeビデオ(6秒または15秒)をすばやく生成できます。
このサービスのターゲットは動画広告やYouTube用の動画コンテンツを自社で制作したいと考える企業です。つまりこのサービスを使うことでプロダクションに費やす費用が削減できるメリットが期待でき根のです。
YouTube Video Builderの利用方法
YouTube Video Builder(ユーチューブビデオビルダー)は現在テスト版としてYouTubeチャンネルを持った希望者のみに公開されています。
あらかじめ
使用するには、あらかじめ Google チームを通じてアクセス権を取得する必要があります。
アクセス権を持たずに上記ツールにアクセスするとエラーメッセージが出ます。
利用方法はシンプルです。
- Google Chrome で動画制作ツールを開きます。
- 動画レイアウトを選び、[Use layout] をクリックします。
- 動画で使用する色(ブランドカラー)を指定します。
- ロゴも追加できます。ロゴイメージはパソコンからドラッグ&ドロップするか、[Choose image] をクリックして選びます。
- 動画内で使う画像のファイルサイズは最大で 2 MB です。
- テキストとフォント、音楽を指定します。
- 編集が終わったら[Create video] をクリックすると書き出しが始まります。
- 後は通常の手順でYouTubeにアップロードするだけです。
YouTube Video Builderのいまいちなところ
現時点では開発途上品のβ版にあたるため、規定外の画像サイズを受け付けなかったり、iPhone撮影画像を読み込まなかったり、日本語フォントが文字化けする問題がおきています。
テスト版なのでテンプレートの数が少なく、似たような動画になってしまうところが玉に瑕ですが、普及すれば気にならなくなるはずです。
一度アップロードの手順を覚えてしまえば、スキルなしでもどんどん動画を制作できるため、非クリエイターがWEB広告動画を量産するためのツールとして期待されています。
まとめ
機材や通信の進歩で格段に安くなったとはいえ、動画の制作コストは利用者から見るとまだまだ高いのが現状です。
動画の作り手から見ると、許せないような品質や価格であっても、利用者から見ると数分でつくれてコストもかからない動画は魅力的です。
Googleが始めた価格破壊ともいえる動きは、制作者側から見ても乗り遅れてはならない流れのような気がします。
独立して稼げる動画クリエイターを目指すなら映像制作と実務案件を通して学べるスクールがあります