【初心者】 MicroSoft フォト 動画を編集できない原因・解決策

マイクロソフトフォト
フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 MicroSoft フォト を書きます。

Windowsマシンを使って動画編集を始めたい。

しかしできることならおカネはかけたくない。という人にオススメなのがWindowsOSに付いてくる「MicroSoftフォト」です。

「え、フォト。写真ではなく動画編集だよ」

と思われるかもしれませんが大丈夫です。

マイクロソフト
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標準で入っているアプリ「Microsoft フォト 」

論より証拠。「フォト」で編集した動画をご覧ください。

カット編集、エフェクトのついたテロップ、書き出し。

マニュアルなしでも直感的に動画が編集・書き出しもできます。

Microsoft フォトという名前に惑わされ、フォトビュアーとばかり思っていましたが、実は家庭用の動画編集機能を持った無料アプリでした。

Windows10フォトはWindows Live MovieMakerの簡易版として用意されたものだったのです。

使い方は簡単です。画面左下にあるアイコンをクリックしてアプリを表示、起動します。

蛇足かもしれませんが「Windowsムービーメーカー」は終了しています。

ネット上にはあたかもWindowsムービーメーカーがダウンロードできるように見えるサイトがありますが、リスク満載です。初心者は触らないほうが身のためです。

するとこのような画面に切り替わり、自分が保存した静止画のコレクション画面が映し出されます。

右上の[選択]を押すと[ビデオの自動生成]という項目が出現します。これが編集アプリの起動スイッチです。

フォト

編集する動画のタイトルを記入して編集開始。

編集素材を指定して左上のプロジェクトライブラリーに登録。以下映像を順番に並べて行きます。

カットしたい素材は、画面の下にあるタイムラインから使いたい部分を指定します。

始点と終点をつまんで動かすと範囲を指定できます。

テロップは枠の中にワープロ感覚で打ち込むことで作ることができます。

文字のテンプレートを使えばテロップの演出もできます。

役に立ちそうなのが3D機能。中には画面の動きを追従するモーション機能も入っていました。

BGMも用意されています。

動画はMP4で書き出すことができます。YouTubeなどで標準の1080pを選択します。

出来上がった動画は13秒で74MBになりました。

追加編集などが必要な場合に備え、編集データは素材とともにプロジェクトファイルとして保存できます。

謎なのが画面を回転させる機能です。

通常のシーンではあまり使うこともない機能なので目立つところに置かなくてもいいかなと思います。

デメリットはというと、基本的な機能しか搭載されていないこと。

モザイクをかけたりアニメーションしたりというのはちょっと無理です。

機能を削りに削ってわかりやすくした分、経験者には物足りない部分もあるかもしれません。

「フォト」で動画を編集できない原因と解決策

よくあるのが「動画素材を編集しようとすると、素材動がフォトに読み込まれない」というお悩みです。

よくあるのは使用しているマシンが動画編集できるスペックでない場合です。

動画がカクカクして見えたりする場合は編集できるスペックのマシン(現在市販されているPCであれば概ね大丈夫です)を検討しましょう。

次によくあるのは動画ファイルの互換性です。

動画ファイルの種類はものすごく多いため、アプリによっては対応していない形式もあります。

フォトが対応可能な動画ファイル形式は公開されていないため正確にはわかりませんが、動作する動画形式は限られているようです。

MP4 / MKV / MOV / WMV / AVI / M2TSあたりは大丈夫ですが、最新のWEBMなどはちょっと無理です。

また、iPhoneなどで撮影した動画の中には、そもそもWindowsに読み込めないものもあったりします。

解決策は動画形式に対応した動画編集ソフトは、変換ソフトなどで変換して編集することになります。( 詳しくはこちらを参照ください 【2021】iPhoneの 画面録画 を動画で行いWindowsで利用する方法 | ぶいろぐ )

別記事にも書きましたが、好みのフォーマットに 動画変換 するソフトには「EaseUS Video Converter」などをお勧めします。

好みのフォーマットに 動画変換 するソフトEaseUS Video Converter | ぶいろぐ

無料ソフトを使う方法もありますが、編集アプリはデリケートです。

規格が少しでも違うと変換後のファイルを読み込まない場合もあるからです。

有料ソフトの場合は保証が明記されているので安心できます。

まとめ

サクッと撮影、パパッと編集、エイやっと視聴するには、おまけで付いてくる「フォト」を使い倒さない手はありません。

動画編集をしたことがない人に編集を体感してもらうにはもってこいのアプリだと思います。

一度使ってみて、もっと高度な編集がしたくなったら自分のやりたいことができる有料ソフトを選びましょう。

将来、業務用の動画を編集したいのならばPremiere Pro、DaVinciResolveを推します。

難しい知識を学ばず、直感的に編集を楽しみたいならFilmoraがいいでしょう。

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