今最もホットな情報を届けてくれるウェブメディアの一つがNewsPicksです。
通勤の合間に最新の話題を手に入れようとするビジネスマンが増えています。
注目したいのは画面構成です。テレビと違って携帯端末で見る動画は小さいので見やすくする工夫が詰め込まれています。
NewsPicks風テロップ
レシピはダストマンさんの動画が参考になります。
SNSとかで発信する時のためにデザインされたテロップなので視認性が特徴です。
スマホなどでも読みやすいのでお勧めです。
上記の動画ではAfter Effects2019以降を使って作れるとのことですが、Premiere Proのレガシータイトルを使ってどこまで再現可能か試してみました。
NewsPicks風テロップは派手な装飾を排し基本シンプルです。
ゴシック系フォントでいちばん太いウエイトのHでつくられています。
背景にはコントラストの高い配色のザブトンが敷かれ、トークにあわせてテロップがスライドインします。
Premiereで挑戦
Premiereでも似たようなものは作れます。
今回使ったのはHiragino Kaku Gothic StdN。ウェイトはw8です。
視認性を上げるためにはこのフォントでなければならないわけではありませんが、ウェイトは太いほうがおすすめです。
デザインの特徴は漢字が大きく引き伸ばされていることです。
Premiereではエフェクトを開き、画面右に表示された[テキスト]で調整します。
大きさを変えたい文字を範囲指定し、フォントのウエイト表示枠の右横にあるスライドバーを動かすことで大きさを変えることができます。
背景のザブトンは[アピアランス]から調整します。
[背景]にチェックを入れて白枠を押すと色を変えるパレットが表示されます。さらにその下にある四角マークのスライドバーを動かすことで枠の大きさも文字に合わせて変えることができます。
ひとつの画面に複数の文字列を並べることもできます。
動画にあわせて動きを付ける場合は[エフェクトコントロール]をひらいて[キーフレーム]を打ちます。
まとめ
Premiere単体でもここまでNewsPicks風テロップは再現できます。
ただしさらにもう一つザブトンを重ねようと思うと大変です。アピアランスに備え付けられたサービスはここまで。
座布団を追加するには別途画像を作って配置し、それぞれのテロップに紐づけなくてはなりません。
ということで、背景のザブトンを追加するにはAfter Effectsを選んだほうが楽そうなことがわかりました。
おあとがよろしいようで。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 テロップ を書きます。