YouTubeでよく見かけるようになった小さな画面の投稿動画。
「 YouTube ショート」はYouTube の新機能です。
YouTube 版の TikTokともいわれ1分以内の短尺動画を作って投稿できるサービスです。
作り方は超簡単です。
「 YouTube ショート 」の作り方
スマホで撮影した動画を投稿する方法と、PCから投稿する方法があります。
スマホの場合は手軽に編集・投稿ができる利便性が魅力です。
PCの場合は、高機能の編集ソフトが使えるため、凝った編集や素材の取り回しなどの自由度が広がります。
※ショート動画の簡単な編集法については別記事に書きました。
スマホで撮影して公開する手順
スマホのYouTubeアプリを使うことで撮影、編集、投稿までできます。
まずはYouTubeにログインします[1]複数チャンネルを持っている人はYouTubeを開き、右上のアイコンから投稿したいチャンネルを選択する。
画面の下の方に「ショート」というボタンをタップします。
「ショート」を選ぶことで、撮影と編集の機能が使えるようになります。
画面の右上にカメラをタップします。(カメラとマイクへのアクセスを求められたら許可する)
「サウンドを追加」というボタンを押すと好きな音楽を動画に追加することができます。
動画を60秒以内で撮影します。
※画角は縦サイズが基本です。スマホを横にしても撮影できますが、再生時にえらいことになります。
「テキスト」をタップしてテロップを追加できます。
この他にも色味や速度、レタッチやグリーンスクリーンを使った背景の透明かなどの機能があるので好みにより盛ります。
録画時間はかっちり1分間。1分未満も以上もありません。
録画ボタンは二度押しをするとポーズ状態になるので撮影しながらカット編集もできます。
1分間の撮影が終わると投稿画面に切り替わります。
編集画面の右上に「次へ」というボタンをタップします。
タイトルを入力して「公開」です。
ショート動画をパソコンからアップロードする
まず、1分以内の動画を作ります※逆に言えば1分までしかアップロードできません
YouTube Studio にログインする
右上の [作成] 次の操作 [動画をアップロード] をクリックします
ショート動画ファイルを選択します
- 60 秒以内。
- アスペクト比は正方形または縦長
※スマホ投稿が基本縦サイズのため、横長動画は「YouTubeショート」には馴染みにくい画角です。横長動画を投稿する場合は正方形にトリミングされることを想定して作成しましょう。
投稿したい動画をアップロードします
動画の詳細を入力する画面が表示されます。
タイトルを入力する欄に動画のタイトルを入力してください。
タイトルの後に半角スペースを開け、「#Shorts」と入力すればショート動画として認識されます。
投稿時に詳細設定からタイトル、説明、リンク、サムネイル、年齢制限等を入力して公開します
[2]ハッシュタグ「#+検索ワード」を付けることで拡散しやすくなります
注意点
YouTubeショート動画(YouTube shorts)は、短尺であることから回転が早いため視聴回数・アクセスの伸びが期待できます。
ところが視聴回数の伸びが収益化につなが訳でもありません。
[ショート] セクションにある YouTube ショートの場合も、YouTube ショート動画プレーヤーで再生される YouTube ショートの場合も、広告は配信されません。
また、YouTube ショートでは YouTube Premium のサブスクリプション収入も発生しません。
また、YouTube ショートは YouTube のパートナー プログラムの資格要件に直接寄与しません。
ただし、YouTube ショートを視聴したユーザーがチャンネル登録をした場合、これらのチャンネル登録者は資格要件を満たす上でカウントされます。
YouTube ショートを収益化の対象にできますか?
いくらアクセスがあがってもYouTube視聴時間にカウントされないのです。
視聴回数にはカウントされない代わりに、視聴者に対してチャンネルの存在をアピールできるのはメリットかもしれません。
スマホとPCどちらを選んだ方がいいの
TikTokやYouTubeで短尺動画を投稿し続けている「マツダ家の日常」のクリエイター・関ミナティさん。
関さんは「初めの2秒間が勝負。その2秒間で視聴者が離脱しなければ次の2秒間に全力を注ぐ」と言います。
動画の品質を上げるには、視聴者の反応を見ながら細かな微調整が不可欠です。
そのためには、編集もエフェクトも作り込める有料ソフトが欠かせないということで、Premiere Proを使っているそうです。
動画投稿を趣味として続けるのか、職業として選ぶのか。目的により使う道具は変わります。
どちらを選ぶかは、動画に対する制作者の姿勢次第です。
まとめ
TikTokの投稿動画が急速に伸びています。
数年前までは若い世代の投稿がほとんどでしたが、昨年あたりから商用の投稿動画も増え始めています。
その中でスタートした「YouTubeショート」。
ショート動画の利用人口が増えることで、新しい利用法やマーケットがどんどん広がり始めています。
マーケットの拡大は人より早く利用法を見つけた者がチャンスを掴めることを意味します。
自分のチャンネルに動画コンテンツを持っている人は、「ショート動画」を広告宣伝ツールとして活用してみてはいかがでしょうか。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 YouTube ショート を書きます。