映像加工の超基本After Effectsを触ってみよう【動画有】

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

放送局の仕事は分業制です。工程が複雑でなおかつ熟練が求められる仕事だからです。

私の仕事は制作でしたので、技術のことはほぼ分かりません。1)分かりません。と言ってもある程度のことは知らないと会話が通じないので、勉強は欠かせません。しかし、知ったかぶりになって背伸びすると、相手はプロのレベルで話しかけてくるので恥をかくので注意しましょう。

個人で映像を作るようになると、自分の守備範囲以外の知識や技術を学ばなくてはいけません。

特に編集では演出効果を習熟すると表現の幅がグッと広がります。

そのでお勧めしたいのがこのソフトです。

映像加工の強力ツールAfter Effects

After Effectsは編集した動画などに、アニメーションや様々な効果を追加することができる有料ソフトです。

Adobe社のグラフィックツールCreative CCを契約すると利用することができます。

凝った演出を志す人、広告動画を作りたい人は定番というか必須のソフトです。

After Effectsを安く使うには

After Effectsが真価を発揮するのはアニメーションや映像の合成、ノイズの除去などの画面加工。

動画の編集もできますが、加工に特化したソフトです。例えるならPhotoshopの動画対応版とでもいうべき機能を持つ優れものです。

代表的な効果は次の通り。

  • スケール
  • ドロップシャドウ・エンボス
  • アニメーションプリセット
  • グロー
  • パーティクル
  • 3Dレイヤー
  • グレイン(除去)
  • キーライト

それぞれの特徴を動画で見ていきましょう。

スケール

テキストやロゴを徐々に拡大して表示します。商品名やタイトルを拡大するときに使う機能です。

入力した文字をどのくらいの時間で拡大縮小するか、どこに表示するかという超基本の操作法と言えます。

ドロップシャドウ・エンボス

画面に置いた文字やロゴが背景の画像と同化して見にくい場合があります。

文字の背景に座布団のような影(ドロップシャドウ)を追加すると、文字やロゴが浮き上がってグッと見やすくなります。2)編集ソフトでも対応できますが、込み入った画像加工をする場合には手分けをした方が効率的に作業ができます。

エンボスとは板金や紙などに文字や絵柄などを浮き彫りにする加工を言います。

「エンボス加工とは」の画像検索結果
エンボス加工

ドロップシャドウは文字の背景に影がつきますが、エンボスは文字の輪郭線の内側にもうっすら影がつく効果です。私的には使用頻度はあまり高くない効果です。

アニメーションプリセット

テキストにアニメーションを追加としたい場合、プリセットを適用するだけで簡単にアニメーションを作ることができます。

一見便利な機能ですが、頼りすぎると仕上がりがどこかで見たような印象になります。

トランジションと同じで使いどころを限定したり、機能を応用して新しい表現を目指したりして、頼り切らないようにしましょう。

グロー

VFXといえばライトセーバー。ライトセーバーといえばAe。

Aeといえばグローと呼ばれる技術。テキストやロゴをキラッと発光させます。商材やタイトルをあるしたい場合によく使われます。

ドキュメンタリー系の映像制作にはほとんど使わない効果ですが、編集の楽しさを知るためには手に入れたい効果の一つです。

パーティクル

「パーティクルとは」の画像検索結果

CC Particle Worldを使って作る効果です。ディズニーなどのオープニングで流れ星が光るあのイメージです。

星や丸や三角などの形状を無数に作って光らせる他、画像を使用して花びらや鳥の羽が舞うようなアニメーションを作り出すこともできるので、特殊効果を学びたい人には押さえておくべき技術です。

3Dレイヤー

3D空間でテキストやロゴが動く、立体的なアニメーションを作る技術です。

日常的な動画編集で、3Dが必要になることはあまりありません。

というか、長年制作に携わってきて思うのは、必要になったら技術を持った担当者に委託した方が早くて品質の高い作品に仕上がります。

費用はかかるといっても、自分が習得する時間を考えれば委託した方が安上がりです。

グレイン

撮影した映像に何らかの原因でノイズが発生する場合があります。3)例えば、アナログビデオのわずかな摩擦、デジタルカメラの圧縮処理、スキャンした写真のハーフトーンのパターン、デジタルイメージセンサーの CCD ノイズ、銀塩写真特有の斑点状のパターン(フィルム粒子)などが挙げられます。ノイズとはフイルム映画のように画面に見える粒子のことを言います。

これを取り去るのがグレイン(除去)。反対に、人工的に画面にノイズを付け加えることをグレイン(付加)と言います。

この作業も一般的な情報番組で使うことはあまりありません。

特殊効果を学ぶ人以外は余裕が出てきたところで個別に習熟するテクニックです。

キーライト

放送現場ではクロマキー処理と呼ばれる合成テクニックです。

背景を緑の空間の前に被写体を置いて撮影した素材は、簡単に切り抜きすることができます。

切り抜いた映像を他の映像に合成することができます。

ニュース番組では日常的に使われます。真価を発揮するのはセットに予算をかけられないような番組です。

スタジオに組み立てるセットは大変高額です。セットの壁を緑一色に染めるだけでいいこの方法は安上がりですみます。

まとめ

情報系の番組は事実を正確に伝えることに意味があります。ですから加工した映像を使いすぎると”フェイク”な印象を見る人に感じさせてしまいます。

習熟したいのはスケールやアニメーションなどの基本的な部分で、それ以外は知識として知っておく程度でいいと思います。

慣れてきて面白さが感じられるようになったところでチャレンジしてみましょう。

よろしければチャンネル登録お願いします。

References   [ + ]

1. 分かりません。と言ってもある程度のことは知らないと会話が通じないので、勉強は欠かせません。しかし、知ったかぶりになって背伸びすると、相手はプロのレベルで話しかけてくるので恥をかくので注意しましょう。
2. 編集ソフトでも対応できますが、込み入った画像加工をする場合には手分けをした方が効率的に作業ができます。
3. 例えば、アナログビデオのわずかな摩擦、デジタルカメラの圧縮処理、スキャンした写真のハーフトーンのパターン、デジタルイメージセンサーの CCD ノイズ、銀塩写真特有の斑点状のパターン(フィルム粒子)などが挙げられます。




ABOUTこの記事をかいた人

元テレビ番組制作者。再就職→窓際→WEBコンテンツ制作で復活。64歳にして動画制作に自分の価値を見いだしました。目指すのは地域に根ざした"伝える系"の動画制作です。スキルアップと感謝の気持ちを持ちながら楽しく生きていきます。編集のお手伝いも始める予定です。