BMPCC4Kで撮影すると驚くほど高精細度の映像が撮れます。
シネマカメラという名前が表すように、動画、それも高画質の動画撮影ができるように開発されたカメラだからです。
高画質の秘密は撮影に使う動画の形式にBrack Magic RAW形式が採用されていること。
しかし、高画質の映像にはデメリットもあります。
それは撮影データが巨大になること。
普通のSDカードではあっという間に容量オーバーになってしまいます。
解決策は、大容量の記憶媒体に録画するしかありません。
この記事では、大容量の記憶媒体の使い方を解説します。
BMPCC4Kに SSDを装着 する方法
高画質の動画を撮るには大容量のメモリーが必要です。
BMPCC4Kで対応している記録メディアは次の3種類です。
- SDカード
- CFastカード
- 外付けドライブ(SSD)
中でもコスパが高いのは外付けSSDが最強です。
データの入ったSSDをカメラから外し、直截PCに繋いで編集することもできるからです。
BMPCC4Kと相性がぴったりなのがサンディスクのSSDです。
なぜかというと、SSDにはストラップ用の穴が空いています。この穴が BMPCC4K の天井にあるネジ穴とぴったりなのです。
SSDをカメラに固定するには1/4インチマウントねじアダプタ三脚ネジが必要です。
ここにネジをかませることでカメラに固定することができます。
SSDを購入しようとネットを見て迷うのが、SSDの見分け方です。
実店舗で手に持ってみると簡単に見分けがつきます。
サンディスクのポータブルSSDは三種類あり、ぱっと見でわかりにくいので比較しました。
サンディスクのポータブルSSD
結論から言うと、BMPCC4Kに外付けするには サンディスク エクストリーム ポータブル SSD (V2) が軽量小型で使いやすそうです。
大きさを比較すると下記の通り。
エクストリームプロ ポータブルが速度の点では最強です。
サイズや重さもヘビーなので荷物を軽くしたい外ロケの際はポータブルに軍配が上がります。
【左】サンディスク エクストリームプロ ポータブル SSD (V2) SDSSDE81
最大2000MB/秒の読み出し・書き込み速度。
鍛造アルミニウムシャーシとシリコンシェルのデザインを採用。
カラビナフックを装備。容量は1TBと2TBの2モデル。市場価格は1TBが30,000円前後。
【中】サンディスク エクストリーム ポータブル SSD (V2) SDSSDE60
最大1050MB/秒の読み出し速度と最大1000MB/秒の書き込み速度。
外装はシリコンシェル。カラビナフックを装備。
容量は500GB、1TB、2TBの3モデル。市場価格は1TBが15,000円前後。
【右】サンディスク ポータブル SSD SDSSDE30
[転送速度] 読出し 最大520MB/秒。外装はシリコンシェル。ラバーフックを装備。市場想定価格は1TBで12,000円前後。
数時間ロケだと500GBでも十分
余裕をもって1TB欲しいところですが、500GBでも簡単な撮影なら十分な容量です。
SSDをBMPCC4Kに接続するとSDメモリーの代わりにSSDが表示されます。
あらかじめ録画モードを選択しておくと、このSSDに記録できる時間が自動的に表示されます。
500GBのSSDを4K+1/12で撮影すると261分記録できることがわかりました。
長時間インタビューでも4時間半することは私の場合ありません。
フォーマット形式は二つある中から選ぶことができます。
私の場合はWindowsなのでexFATでフォーマットすることになります。
まとめ(お手入れ方法)
SSDの外装に使われているシリコン樹脂は手触りはいいのですが意外な落とし穴があります。
シリコン樹脂は長い間使っていると樹脂が劣化してべとついてくる性質があります。
シリコンが水分と反応してしまうのです。
そんな時は重曹を付けたブラシでこするとべたついて水分が剥離され、元の手触りに戻すことができます。
気になる人はお試しください。
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こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 SSDを装着 する方法を書きます。