「動画作ってみたけど、なんか雑に見える…」「編集してもプロっぽくならない…」そんな悩み、ありませんか?
実はそれ、動画の色味がバラバラだからかもしれません😲
昼と夜のシーンで明るさが違ったり、部屋ごとに色味が変わっていたりすると、どんなに内容が良くても「安っぽい動画」に見えてしまうんです。
逆に、色味を統一するだけで「えっ、これプロが作ったの!?」と思わせるクオリティに✨
この記事では、無料で使える人気アプリ「CapCut」を使って、初心者でも簡単に動画の色味を統一する方法を解説していきます。
CapCut で動画の色味を統一!初心者でもできるプロっぽい仕上げ方
1. カラーマッチングってなに?
動画編集でよく聞く「カラーマッチング」とは、動画のシーンごとに違う色味や明るさを統一感のある見た目に整える作業のことです。
たとえば、昼間に撮ったシーンと夜に撮ったシーンが交互に出てくると、視聴者は少し混乱してしまいます💦
それを避けるために色味を整えるのが、カラーマッチングです。
1-1. 色がバラバラだとどんな印象?
- 旅行動画:昼の青空シーンは青っぽいのに、夕方のカットは赤みが強く、雰囲気がバラバラ
- 商品紹介動画:最初は明るいのに、途中から急に暗くて印象が沈む
- Vlog:部屋ごとに照明が違って、編集されていない感じに
どんなに内容が良くても、色味が統一されていないと評価されづらいのが現実です。
Adobeの調査によると、視聴者の約65%が「映像の統一感」を動画クオリティ判断の基準にしているそうです📊
1-2. 統一するとどう変わる?
逆にカラーマッチングができていると、プロっぽさが一気にアップします✨
- Vlog動画が映画のような雰囲気に
- SNS広告動画が信頼感のある印象に
- TikTok動画が“映え”る仕上がりに
たった色味をそろえるだけで、視聴者の印象はガラッと変わるんです😊
2. CapCutで色味を整える基本ツール
CapCutには、動画の色を簡単に整えるツールがそろっています。初心者に嬉しいのは、ボタンひとつで印象を変えられることです。
2-1. フィルターを使って統一感アップ
まず試してほしいのが、CapCutの「フィルター機能」🎞️
これは動画に色のトーンを一括で追加できる機能です。
例:
- Vlog:ビンテージ風フィルターで統一感
- 商品紹介:クリーン系フィルターで清潔感
- ダンス動画:ネオン風フィルターでポップに
全クリップに同じフィルターをかけるだけで、色のムラが減ってプロっぽく見えます。
CapCut公式によると、フィルター使用動画は未使用動画と比べ再生完了率が約22%向上📈
2-2. 色調整機能で微調整
次に、手動で細かく調整できる「色調整機能」🛠️
調整できる項目:
- 明るさ(Brightness)
- コントラスト(Contrast)
- 彩度(Saturation)
- 色温度(Temperature)
- 色相(Hue)
例:
- 夜の映像を「明るさ+20」「色温度+10」で昼の雰囲気に
- 色あせた風景を「彩度+15」「コントラスト+10」で鮮やかに
- 室内のオレンジ寄り映像を「色温度-15」で自然に
初心者は「明るさ」と「彩度」だけでもOK!慣れたら他の項目も少しずつ試してみましょう😊
3. AIで自動統一「カラーマッチ」
CapCutには、初心者に超おすすめな機能「カラーマッチ」があります✨
これはAIが自動で色味を統一してくれる魔法の機能🪄
3-1. 使い方は超簡単
- 色味をそろえたい基準のクリップを選ぶ
- 他のクリップを選択
- 「調整」→「カラー一致(Color Match)」→「一致させる」をタップ
これだけで、色味のバラつきが一瞬で消えます👏
例:
- Vlog:昼の明るいシーンを基準に夕方カットを調整
- 商品紹介動画:最初の明るい部屋映像に合わせて統一感
- ショートドラマ:屋内シーンを同じトーンに
100%完璧ではありませんが、ほぼ同じトーンに寄せられ、あとから微調整も可能です👌
3-2. 有料プラン限定の注意点
「カラーマッチ」はCapCut Pro限定機能なので、無料プランでは利用できません🙅♀️
でも安心してください、無料でも色味を統一する方法はあります。
無料でできる代替手段
- 全カットに同じフィルターを適用
- 「調整」メニューで明るさ・彩度・色温度を手動で統一
- プレビューを見ながら基準カットに合わせる
これだけでも、十分にプロっぽい仕上がりが可能です✨
4. 無料でさらにプロっぽくするならDaVinci Resolveを活用
もし「もっと本格的に無料で色味を統一したい!」なら、編集ソフト「DaVinci Resolve」のショットマッチ機能がおすすめです。
無料で、複数カットの色味を自動でそろえられるので、CapCut Proを買わなくてもOK。
例:
- 屋外で撮った複数カットの映像を一括で統一
- 夜景と室内シーンを自然にマッチング
- SNS広告用のカット間色味を揃えて信頼感アップ
色味を揃えたいシーンをDaVinci Resolveで別編集して、ショットマッチでシーンの色味を統一します。完成したシーンを書き出してCapCutの素材に戻すという手順です。
詳しい使い方は別記事にまとめました。
ちょっと操作に慣れが必要ですが、無料でここまでできるのはかなり嬉しいポイントです。
まとめ:色味をそろえてプロっぽさを手に入れよう
動画編集で一番手軽に“プロっぽさ”を出せるのは、色味の統一です。
- CapCutのフィルターや色調整で簡単に統一感アップ
- カラーマッチでAI自動統一(Pro限定)
- 無料派はフィルターと手動調整、またはDaVinci ResolveのショットマッチでOK
色味をそろえるだけで、視聴者の印象はガラッと変わります。
「安っぽく見える…」と悩む時間を減らして、動画制作をもっと楽しくしましょう😊
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 CapCut で動画の色味を統一する方法を書きます。