TikTokやInstagram Reelsなど、スマホ視聴を前提とした動画プラットフォームでは、縦動画(9:16)が最適とされています。
横動画をそのまま投稿すると画面が小さくなってしまい、視認性が低下して再生数が伸びにくくなるのが現状です。
この記事ではYouTube通常動画である横長動画を使って縦動画を作る際の方法と注意点をまとめました。
🎬【PC版】 CapCut で横動画を縦動画に変換する方法
最近、横長動画を使って縦長動画を作る人が増えています。もともと長尺の動画は横長動画が多いのに加えて、切り抜き動画のように動画のリメイクをするケースが増えているのが背景にありそうです。
横長動画の多くはPCで編集することが多いので、長尺の素材の取り扱いが楽なCapCut PC版でリメイクするケースが増えています。
🛠 手順まとめ:
横長動画を縦長動画にリメイクするのは手順さえ覚えてしまえば超簡単です。
- CapCut PC版を起動
- 新しいプロジェクトを作成
- 画面右上の「設定」または「フォーマット」から「9:16(縦動画)」を選択
- 横動画をタイムラインにドラッグ&ドロップ
- プレビュー画面で「ズーム」「位置合わせ」を調整して、縦フレーム内に収める
- 必要ならトリミングや背景ぼかしを追加
- 「エクスポート」で縦動画として書き出し
自動リフレーム機能とは?【2025年版】
動きのある動画では、対象の動きに合わせてトリミングするのは超大変でした。その手間を省くためにCapCutに登場したのは「自動リフレーム」機能です。
自動リフレーム機能とは、AIを活用して動画のアスペクト比(縦横比)を自動で調整し、被写体が常にフレームの中心に収まるようにする機能です。これにより、異なるアスペクト比の動画を効率的に作成できます。
- 使い方:動画を選んで「自動リフレームをON」にするだけ
- 対応比率:9:16、1:1、4:5など
⚠️ 注意:
一部ユーザーから「自動リフレームをONにするとエクスポートできない」という報告あり。
→ 解決法:リフレームをOFFに戻して再書き出しするか、トラックを分割して再調整。
トリミングと調整のコツ
自動機能に頼りすぎると構図が崩れる場合も。下記の方法も活用しましょう。
- 背景ぼかし追加:縦にしても動画の雰囲気を壊さない
- ピンチズーム操作:対象がフレームに収まるよう拡大
- 重要なテキスト位置:上下が切れやすいので中心に配置
よくある質問とQ&A

横動画を縦にしたいけど、上下が切れたくない!
→ 背景ぼかしを活用するか、カメラの中心に被写体がある構図に変更しましょう。

逆に縦動画を横にできますか?
→ 可能です。「フォーマット」→「16:9」に変更。ただし、上下は切れます。

TikTokにピッタリのサイズって何?
→ 一般的には5.8インチスマホサイズ(9:16)がベスト。
まとめ:CapCutなら縦動画変換も簡単!
CapCutを使えば、横動画 → 縦動画への変換がとてもスムーズに行えます。
特に自動リフレームや背景処理をうまく活用すれば、短尺SNS向け動画を量産可能!
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 CapCut で横長動画をスマホ向け縦動画にする手順を書きます。