失敗しない動画用 三脚 はこれだ

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 三脚 を書きます。

放送局のカメラマンがこだわるのは三脚です。

カメラマンによっては自分専用のマイ三脚を指定する場合もあります。

カメラのように数年でモデルチェンジすることは少なく、三脚ごとに微妙な癖があるからです。

三脚には固有の癖があります。その癖を利用しながら長く使えるところにプロが選ぶ理由があります。

三脚を選ぶ際、プロが選ぶポイントをご紹介します。

放送局で使う三脚はパーフェクト

業務用の三脚は、何と言っても頑丈でなければなりません。

多少乱暴に扱っても壊れにくく、環境が変わっても動作に影響が出にくいことが合格ラインです。

頑丈といっても重すぎると取材の妨げになります。

軽くて頑丈さも求められます。

そのため素材開発や設計技術の力を持ったブランドが業務用の三脚を独占してきました。

海外の一流ブランド

ニュース取材からドラマ系の番組撮影まで幅広く使われる三脚はドイツ製。

その魅力は撮れた映像の安定性にあります。

sachtler (ザハトラー) FSB6/2D

ポイントは足の部分とカメラヘッドの二箇所。

この安定性が他の商品の追従を許しません。

足の部分はスライド式になっています。

一般に見かける三脚はコンパクトに伸び縮みする多段式のものが多いのですが、こちらは倍に伸ばすことしかできません。(持ち運びは大変です)

しかし、カメラが揺れないような工夫が凝らされています。

三脚の脚の先端部分はプラスチックゴムで繋がっているため開脚することにより固定されます。

カメラヘッド(雲台)の部分は写真用三脚とは違った構造になっています。

大きく違うのは三脚とヘッド(雲台)が独立していることです。

写真用は基本静止画を撮るために作られていますのでカメラをしっかり固定することに力を入れています。

動画は時間によって変化する被写体の動きを撮影するため、なめらかに動くことに力点が置かれます。

三脚の水平が取れていないと回転軸がずれるためパン撮影すると映像が傾いでしまいます。

そのため動画用三脚は雲台自体を調節できるように三脚から分離されているのです。

さらに雲台に取り付けるカメラにも注意が必要です。

動画用のカメラは縦長のものが多く、三脚に安定して乗せるためにはバランスをとらなければなりません。

そのためカメラと雲台の間に着脱式の船と呼ばれる器具で固定する仕組みになってます。

ロケ時には現場の事情により迅速に着脱しなくてはならない事態がよく起きます。

カメラヘッドはワンタッチで正確に着脱することができるので、カメラマンに負担を与えません。

カメラを横に振るパンや、上下の動作は撮影した画面の質を左右します。

途中でガタつくような三脚は商品になりません。この三脚の雲台は程よく力を入れると動き出すようにチューニングされているので、カメラマンの手に馴染みます。

価格は7万円台から。ドイツ製の商品はモデルチェンジが緩やかで、ギョッとするような変化がなく安心して使い続けられること。

プロは雲台部分にこだわります。最高級の雲台がついた三脚の中には80万円近くする高額商品もあります。

まとめ

情報番組を長いこと担当していたので、毎日のようにロケに出かけました。

ロケクルーは最小のユニット。ディレクターとカメラマン、音声担当の三人で行動することが多く、小回りが利くのでテキパキ仕事をすることができました。

その反面人手が足りないので、三脚運びはディレクターが担当。

足腰が鍛えられました。