【 CapCut 】で動画の背景を透過する方法!単色・複雑な背景もOKなやり方&書き出し方法を解説!

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 CapCut を書きます。

CapCutで「動画の背景を消したい!」 と思ったことはありませんか?

例えば…

Vlogで自分だけを切り抜きたい!

ゲーム実況でキャラの背景を消したい!

商品紹介で背景をスッキリさせたい!

CapCutの背景透過機能 の使い方がわからなくてお悩みの人。結構多いです。

というのも 「背景が単色」「背景にいろいろ映り込んでる」「白黒グレーの背景」 など、対象となる動画によって対応が異なるからです!

今回は、背景を透過する方法を3パターン に分けて 初心者向けに分かりやすく解説 します! 🚀

CapCutで背景を透過する3つの方法

CapCutで背景を透過する方法は 背景の種類 によって異なります。

背景の種類によって使う機能は異なります。

  • 背景にものが映り込んでいる 「背景除去(AIカットアウト)」
  • 背景が単色カラー(緑・青など) 「クロマキー合成」
  • 背景が白・黒・グレーなどの無彩色 「ブレンドモード(描画モード)」

例えば白地に書かれたキャラクターやロゴを消すのにクロマキーは使いません。なぜなら、クロマキーは色の成分で範囲を識別するから。なので白黒グレーなどの無彩色ではうまく機能しないのです。※白を抜くならルミナンスキーを使います。

それぞれの透過方法を解説!

① 背景にものが映り込んでいる場合 →「背景除去(AIカットアウト)」を使う!

背景がごちゃごちゃしている動画でも、CapCutの 「AIカットアウト機能」 を使えば、人物だけを自動で切り抜いて透過できます!

📌 手順

1. CapCutで動画を読み込む

2. 動画を選択し、「カットアウト」→「背景除去」を選択

3. しばらく待つと、背景だけが削除される!

4. 「エッジ調整」で境界線をキレイにする!

メリット

• 背景が複雑でも自動で透過できる

• ワンタップで簡単にできる

⚠️ デメリット

• 完璧ではなく、細かい部分が消えないことがある

• エフェクトをかけると精度が落ちる

② 背景が単色カラーの場合 →「クロマキー合成」を使う!

キャップカットで背景を透過させる方法はありますか? 背景を消去にしても黒くなるだけで透過されなくて、、 (文字PVを作ったのでその後ろに画像を入れたいのです) 文字だけにする方法あれば教えてください

グリーンバック(緑背景)やブルーバックなど、 単色背景がある場合クロマキー合成 がおすすめです!単色の背景にその色とは別の色で作った文字を置いた動画を用意します。

📌 手順

1. CapCutで動画を読み込む

2. 「エフェクト」→「クロマキー」を選択

3. スポイトアイコンで消したい色をタップ!

4. 「強度」「シャドウ」で微調整!

メリット

• 色を指定するので精度が高い

• 細かく調整できる

⚠️ デメリット

• 背景と人物の色が似ていると失敗する

• グリーンスクリーンが必要

③ 背景が白・黒・グレーの場合 →「ブレンドモード(描画モード)」を使う!

背景が 白や黒、グレーなどの無彩色 なら、 「ブレンドモード(描画モード)」 で透過できます!

キャップカットで背景透過(クロマキー)が上手くいかないんですけど、どうにかなりませんか? イラストで、線画は黒、背景はグレーです グレーの部分をなくしたいです! 他のアプリでもいいので動画の背景綺麗に透明にできるほうほうはありませんか?

例えば下記のような白バックのキャラクターの場合。白を透過するにはカラーを識別するクロマキーは使えません。

📌 手順

1. CapCutで動画を読み込む

2. 「オーバーレイ」にして背景の動画を追加!

3. 「ブレンドモード(描画モード)」を開く!

4. 「スクリーン」(黒を透過)または「乗算」(白を透過)を選ぶ!

メリット

• 無彩色ならキレイに抜ける

• エフェクトっぽい加工もできる

⚠️ デメリット

• 色によってはうまく透過できない

• 微調整が必要

CapCutで背景透過するメリット・デメリット

CapCutはTikTokなどのショート動画編集に最適化された基本無料の編集アプリです。スマホ版、WEB版、PC版と3種類あり、それぞれ仕様が微妙に異なります。

動画の背景除去はよく使われる機能ですが、システムにかかる負荷が大きいため、本格的な動画編集ソフトと比較するとシステム等の制約を受けやすくなりがちなので注意が必要です。

✅ メリット

1. 無料で使える!(他のソフトだと有料が多い)

2. スマホでも簡単に背景透過できる!

3. 動画編集初心者でも扱いやすい!

⚠️ デメリット

1. 背景を透過させて書き出せない

2.処理に時間がかかることがある(AIカットアウト)

3. 精度が完璧ではないので、微調整が必要

背景を透過させて書き出せない点の対応策

CapCutには背景を削除する「背景除去(AIカットアウト)」機能や「クロマキー合成」機能がありますが、 動画を完全に透過した状態で書き出すことはできません! 🚨

「透過した動画を書き出したのに、背景が真っ黒になってしまう…」

という方、多いのではないでしょうか?

CapCutの仕様を見ると、アルファチャンネル付きの書き出しは不可能であることがわかります。

解決策として、CapCutの背景を「グリーンバック」にして書き出し、別のソフトで透過処理をする方法 があります!どうしてもという人は、背景に色をつけて書き出しましょう。

CapCutでグリーンバックを使う方法(透過動画を作る準備)

🔹 手順①:背景を緑にする

1. CapCutを開く

2. 「オーバーレイ」→「キャンバス」→「背景を変更」

3. 背景を「緑(グリーンバック)」に設定!

※ グリーンバック用の背景画像を用意して、オーバーレイで重ねてもOK!

🔹 手順②:グリーンバック動画として書き出す

1. 編集が完了したら「エクスポート」

2. 通常通りMP4で書き出し(背景は緑のまま)

3. 透過用のグリーンバック動画が完成!

これでCapCut側の準備はOK!グリーンバック動画を書き出したら、別の動画編集ソフトで「クロマキー合成」を使って透過処理 をしましょう!

🔹 透過処理におすすめのソフト

PCで編集する場合

DaVinci Resolve(無料) → 高品質なクロマキー合成が可能

Premiere Pro(有料) → 高精度なキーヤー機能あり

After Effects(有料) → 背景をより細かく調整可能

スマホで編集する場合

VN Video Editor(無料) → スマホでもクロマキー合成ができる

Kinemaster(無料+有料版あり) → クロマキー機能搭載

4. まとめ:「背景に合わせて最適な方法を使おう!」

CapCutで背景を透過する方法は 「背景の種類」によって使い分けるのがポイント!

背景がごちゃごちゃしている →「背景除去(AIカットアウト)」

背景が単色 →「クロマキー合成」

背景が白黒グレー →「ブレンドモード」

無料で使えるCapCutを活用して、 背景を透過したオシャレな動画を作ってみてください! 🚀✨

では、また次回!👋