360度パノラマ写真が生成できる空間生成AI Skybox の使い方

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 Skybox を書きます。

上下左右、全方位がシームレスにつながった360度パノラマ写真「全天球画像」。

全天球画像は「正距円筒図法の円筒形パノラマ」と呼ばれるもので、これまで360度カメラや画像編集ソフトが必要でした。

今では、作りたいイメージを入力するだけでAIが画像生成してくれるようになりました。

天球構造した3D画像の背景素材集をタダでゲットできるサービスSkybox Labを紹介します。

一枚絵を球体の内側に貼り付けて見る全天球画像は、ストリートビューや住宅探しの内覧映像でよく見かけます。

様々な角度から見ることができるため、ゲームやメタバースなどの背景にも欠かせない素材です。

SkyBox Labは

  • 知識が無くとも利用可能
  • 会員登録不要
  • 利用無制限
  • 低スペックPCでもOK

Skybox Labは入力欄に英語でプロンプトを入力し、モデルの中から好みのタイプを選ぶだけで簡単に作ることができます。

生成した画面上部のUIボタンを押すことで余分な表示が消せるので、パソコン上でフルスクリーンモードにした上で、画面録画ソフトを使ってキャプチャすれば動画素材として切り出すことも可能です。

生成した元素材は一枚絵としてダウンロードができます。

※ただし、商用利用の可否についての記載は見つかりませんでした。

SkyBox Labの使い方

SkyBox Labsは現在アルファ版で公開されています。

Skybox Labからサイトを開くと英文の利用説明書が表示されます。

CONFORMをクリックすると操作画面が表示されます。アカウント登録は不要です。

現在のバージョンは3.0アルファ。つまり試作品、それる初期型です。

使い方はシンプルです。画面下にあるテキストボックスにプロンプトを英文で入力するだけ。

自分の作りたいイメージを英文で描けない場合はChatGPTなどを利用しましょう。

世界観を変えるには、テキスト入力欄の右側にあるプルダウンメニュー(下記の一覧)から好みのものを選びます。

  • Digital Painting デジタルペインティング
  • Realistic 現実的
  • Anime Art Style アニメのアートスタイル
  • Fantasy Lands ファンタジーランド
  • Advanced 高度
  • SciFi サイエンスフィクション
  • Modern Computer Animation 現代のコンピューターアニメーション
  • Scenic 風光明媚な
  • Dreamlike 夢のような
  • Oil Paintion 油絵
  • Manga 漫画
  • Sky 空
  • Interior Views インテリアビュー
  • Surreal Style シュールなスタイル
  • Watercolor 水彩
  • Nebula 星雲
  • Pen & Ink ベンとインク
  • Technical テクニカル
  • Low Poly ローポリ
  • Interior インテリア
  • Archviz
  • Infrared 赤外線

Generateボタンをクリックすると画像生成が始まります。

Realisticでは下のような画像が生成されました。

プロンプトを「Mysterious night library inside」に、タイプを「Advanced」に変更してGenerateします。

それらしい雰囲気になりました。

生成した画像は右方向にゆっくり動いています。

マウスでクリックすることで任意の位置に動かすことができます。

SkyBox Labには保存機能はありません。

気に入った画像が生成されたら、ダウンロードボタンを押します。

すると、上のような360度画像がダウンロードフォルダに保存されました。

動画で収録するには、キャプチャソフトを使うか、UIと書かれた表示の緑ランプをクリックして消すとツールが消えるのでPC画面上で全画面表示にした上でスクリーンキャプチャします。

左上のロゴが何とかしたいところです。

フレームはキャプチャサイズにより変わりますが、4Kモニターでキャプチャすればかなりの高画質で素材化できます。

チュートリアル

まとめ

360度パノラマ写真が無料で生成できる空間生成AI Skybox の使い方は超簡単です。

Skybox Labから入るだけ。

  • 知識が無くとも利用可能
  • 会員登録不要
  • 利用無制限
  • 低スペックPCでもOK

テキストボックスから英文で描きたいイメージをプロンプトにして入力、世界観となるイメージを選んで生成ボタンを押すだけです。

身近なシーンでは、ショート動画の背景などに使えそうです。