動きのある動画を元に新たに動画生成できる KaiBer の使い方

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 KaiBer を書きます。

AIを使うことで自分のPCでも簡単に作るサービスが続々登場しています。

人物の動きはそのままで、ポーズや動作、口パクもふくめて別人に差し替えたいと思ったことありませんか。

  • 超絶なダンス動画からキャラクターだけ書き換えたい
  • 自撮りしたYouTube動画に映った自分の顔をかっこいいアニメ顔にしたい

などです。

画像に好きな動きをつけるのではなく、動きのある動画から動きだけを残して映像だけ変えたいのであれば「KaiBer」が便利です。

KaiBerはアップロードした画像や動画、プロンプト(指示文)から動画を生成する動画生成ツールです。

Kaiber

  • 画像から動画を生成する
  • 動画から動画を生成する
  • 音声や音楽から動画を生成する

無料版は初回20クレジットまで無料でお試しできます。

なお、画像は「Finalize Video」をクリックした時だけクレジットが減ります。バリエーションは何度も生成できます。生成中はクレジットは減りませんし、失敗した場合もクレジットは減りません。

有料版は年契約なら月あたりは10ドル、約1400円です。商用利用がOKな動画が月間10,000クレジット分生成できます。

10,000クレジット分とは・・・
仮に365日毎日、1分間の1080p動画と4K動画を毎日各1本作って、更に14本の静止画像を1本、1日合計16本の動画を毎日つくらないと消費できないクレジットになります。一般的な使い方であれば十分な容量だと思います。高画質で長尺動画の場合、足りない時は買い足せば良いので120ドルで試してみて徐々に買い足すかプラン変更を検討しても良いでしょう。

【KaiberAI】カイバーAIの評判!使い方&始め方!登録方法や実例,有料&無料プランなど料金も紹介

仮に毎日動画を作ると1日16本の動画を作れる

1080pの1分動画を毎日1本

4Kの1分動画を毎日1本

静止画からのAI動画を毎日14本

無料版の提供は停止中です

メリットは

  1. 料金が安い
  2. 基本的にエラーが出ない
  3. 有料プランは商用利用がOK
  4. PCのスペックが低くても利用できる
  5. 初心者でも満足できる映像がつくれる

デメリットは無料版が現在お試しできないこと。

公式ツイートでは下記のお断りが掲載されています。

無料試用の乱用 + 不正な支払いスパムが 10 倍に急増しました。 実際のユーザーになりすますために動画を作成するクレジット カード詐欺師を発見しました。これにより、貴重な GPU 時間が費やされるため。

セキュリティ上のリスク対応がうまくいっていないようですね。

動画生成にかかる速度の遅さも気になります。

数秒のもので3時間もかかりることもあります。

利用するに当たり、価格以外のリスクも頭に入れておく必要がありそうです。

KaiBerの使い方

基本英語ですが、Google翻訳で日本語にすることで作業を進めることができます。

元になる動画をKaiberを使うことで新しく作り替えることも可能です。

元になる動画を「Transform an existing video」からアップロードを行い、同様にプロンプト(指示文)を入力します。

一秒につき1クレジット(日本円で約2円)消費します。

作りたい絵柄のイメージを追加します。

リクエストはプロンプトとしてテキスト化されます。

絵柄の指定と尺の長さを入力します。

しばらくしてイメージが作成されました。(試写はできず、これが完成版になります。作り直しする場合はクレジットを消費します)

三世代の女性をミステリータッチでアニメーションさせようとしたら、意外な出来栄えとなりました。

お試しサービスとして初めての利用者には30クレジットが付与されます。

無料版だと最長8秒(合計30秒)、有料版では4分間の動画を生成できます。

クレジットを使い果たしたら1000クレジットを1.5ドルで購入することで作業を続けることができます。

解約したくなったらFree Planをクリックして、遷移先のページでプランをキャンセルすればOKです。

幻想的なアニメーションを作りたい場合などに使えるツールです。

アーティスティックな動画を作りたい人向けのサービスといえるかもしれません。

チュートリアル動画

まとめ

顔出しせずに、アバターを使って動画投稿する。

かっこいいポーズやダンスの動きを使って生成した人物画像に演技させたい。

そんなことがパソコンでできるようになりました。

画像の質感や生成速度、コスパは急速に進化していくと思われるので、気になる人は早いうちに触って慣れておくといいでしょう。