画像生成AIにじジャーニー( nijijourney )の使い方

nijijourney
フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 nijijourney を書きます。

ブログやYouTubeのサムネイル作りに苦労している人いませんか。

注目を集めたければ、人物やキャラクターの顔を加えれば一発ですが、問題は権利の問題がからむこと。

ことわりなしに人様の顔や、アニメキャラクターを使ったりするのはNGです。

でも、ライセンスフリーの画像を自分で作ることができれば解決します。

そんな時便利なのが画像生成AIです。

画像生成AIはStable Diffusionが有名ですが、日本人にはややハードルの高さを感じます。

アニメキャラクターに振り切った画像生成AIにじジャーニー(nijijourney)をご紹介します。

画像生成AIにじジャーニー( nijijourney )の衝撃&使い方

さっそくですが、上の絵、67歳の私が作りました。

猫耳少女のデジ絵です。

私は絵の才能はゼロ。アニメは大好物ですが、絵は描けません。

でも、画像生成AIにじジャーニー(nijijourney)を使うことで約5分で作ることができました。

クリエイターに頼んで描いてもらったものではないので、ライセンスフリー。

自由に使うことができます。

いつも悩んでいたサムネイルデザインも、主役が決まればあっという間に完成です。

画像生成AIはStable Diffusionに注目が集まっていますが、キャラクター素材に関しては微妙。

にじジャーニーの使いやすさに驚愕です。

なので、始め方と使い方を解説します。

にじジャーニー(nijijourney)でできること

絵が描けなくても、コードがわからなくてもデジ絵がつくれる
作ったデジ絵はライセンスフリーで好きなだけ利用できる
ライセンスフリーのため著作権者への挨拶なし。コストもほとんどかからない

画像生成AIにじジャーニー(nijijourney)とは

作業を始める前に、軽く画像生成AIにじジャーニー(nijijourney)を解説します。

画像生成AIにじジャーニー(nijijourney)は同じく画像生成AI、Midjourneyを土台にして作られた画像生成AIです。

特徴は、アニメ系の絵柄に特化していること。

膨大なアニメ系の画像を学習しているのでコミックやアニメ系の絵が得意です。※エロは禁止

誰でも基本無料で利用できる上、日本語での操作ができます。

なので、英語が苦手な人には手が離せなくなりそうなサービスです。

利用するにあたっては、Discordへのアカウント登録が必要です。

Discordのアカウントを取っていない人は事前に取得しましょう。

Discord | 会話や交流が楽しめるプラットフォーム

Discordとは、アメリカで開発されたボイス・ビデオ・テキストコミュニケーションサービスです。オンラインコミュニティを作る際便利なアプリとして全世界で使われています。

Discordのアカウントが取れたら、Discordの中にある「にじジャーニーのDiscord」に参加します。参加の仕方は簡単でnijijourney.comをクリック。

リンク先にDiscordへの招待リンクがあるのでクリックすればサイトが開きます。

にじジャーニーのDiscordのトップ画面をマウスでスクロールすると、下からガイドが現れます。

すでにDiscordのアカウントに入っている場合は右のアイコンをクリックします。

するとDiscodeから確認されるので「招待を受ける」をクリックします。

言語は日本語を選択することで、作業はすべて日本語で行うことができます。

なにがいいかというと、日本語が使えることでAIへの注文が日本語でできるようになるからです。

完了をクリックするとDiscordの中にある「にじジャーニーのDiscord」の画面が開きます。

この画面はいわゆるトップページです。

画面の左側にあるサイドバーにさまざまな文字列がありますが、「#画像生成」というチャンネルをクリックします。

※「#画像生成(数字)」でもOKです。

「#画像生成」の画面下に入力欄があります。

入力欄に「/imagine」と入力します。

するとprompt入力モードになります。

promptモードとはこの世界で「呪文」といわれる入力モードです。

作画したいイメージを単語にして入力することで、AIがその意味に即した絵を作り上げることから「呪文」ということばが定着しました。

日本語の単語を並べて絵の内容を入力しましょう。

今回は「少女、ネコ耳、かわいい、おすすめ、商品宣伝、ポーズ、高品質」などの単語を並べました。

間違えやすいのがPromptの直後に入力せず、枠の外に入力してしまうこと。

枠の外に入力できるのが問題だと思いますが、これだとAIに質問が伝わりません。

入力をリターンで確定すると、上のようなブロックが生成されます。

これはTwitter のツイートのようなもので、他のユーザーがいるとツイートがどんどん積み重なるので見失わないようにしましょう。

質問内容を確認したら「利用規約の同意」をするため、Acceptをクリックします。

するとAIが解析を始めます。

AIの作画は特徴があります。

一つの質問に対して四つの候補作を作ってくれること。作画中の映像はボケて見えることです。

そのまま5分ほど放置します。

ボケて見えていた絵がくっきりしたらでき上がりです。

画像を保存するには、一度画像をクリックして拡大表示させた後、[右クリック][画像を保存]します。

もし絵柄が気に食わなければ、同じ質問を使って再回答させます。

リピートのアイコンをくりっくすると、詐欺用が繰り返されます。

二度目の回答から右下のデザインを採択することにしました。

絵のブロックは絵の下にある文字のアイコンに連動しています。

「U4」を指定します。

すると採択した画像が一枚絵で表示されました。

これをデスク上に保存すれば完成です。

背景の余分な部分をPhotoshopで切り抜き、サムネイル化します。

デメリットを感じる点

品質やコスト、スピードともに三拍子揃った使い勝手を感じるにじジャーニー( nijijourney )のデジ絵。

しかし、デメリットを感じる点もあります。

  • 気に入ったキャラクターを固定して作り直せない
  • 書き出されたファイルはpng形式でアスペクト比がやや物足りない
  • 25枚の枚数制限がある

などです。

デジ絵のキャラクターが固定できない点は、シリーものやコミックへの応用時に困ることになりそうです。

使われ方

ゲーム開発者hakoniwaさんの作例。「Talking Head Anime from a Single Image 3」とはGoogle JapanのエンジニアPramook Khungurn氏によるサービス。キャラクターが描かれた原画に、人間の表情の動きを撮影した実写を組み合わせることで、原画に動きを与える技術です。公式解説ページは閉鎖されました。

Talking Head Anime from a Single Image 3 – 1枚の2Dキャラ立ち絵からVTuberになれるAI技術の新バージョン!上半身の動きにも対応!

n0guiss_yさんの作例。2D、3Dキャラクターの衣装デザインが楽しい。


AI育生計画さんの作例。物語を感じるAIアートとあるように、背景画の世界観は読者にイメージを伝えやすいので、需要がありそうな気がします。

まとめ

急速に進化を続ける画像生成AI。

にじジャーニー( nijijourney )を使えば、だれでもライセンスフリーのデジ絵を作ることができるようになりました。

絵心がゼロでも質問するだけでデジ絵が描ける
日本語でアニメ風デジ絵が描ける
無料でライセンスフリー

これだけでもすごくないですか。

にじジャーニー( nijijourney )に関するよくある質問

無課金で「1アカウントあたり約25枚」とはどういう意味でしょうか
ベータ版です。無料でお試しできる回数は約25回という意味です。Midjourneyの制限と同じ仕組みです。25回を過ぎると有料になります。約というのは作業時間で計算されているためです。処理に手間がかかる場合は回数が少なくなると思われます。Midjourneyで回数を使い切った場合も有料になります。
無料で利用できる残数は「/info」と入力しEnterを2回押すことで「残り回数jobs left available for you」と表示がでるのでわかります。
アニメ絵のキャラクターが多いのはなぜですか
アニメキャラに特化しているため、nijijourneyが生成する絵柄はアニメに近くなります。「人間禁止 “no humans”」を指定することでアニメキャラクターを排除できます。
商用利用はできますか
利用可能です。ライセンスの扱いはMidjourney に準じます。クローズドベータテスト中は商業利用禁止の形になっています。

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