データ移行の不具合、多すぎません?
今日はね、最近地味に多発している CapCut のバックアップ不具合問題を、ズバッと解説していきます。
これ、ほんとユーザーさんの投稿見てると切ないのよ。
例:@nukozuki_n_zzz さん
「データ移行終わった。駄菓子菓子、CapCutのバックアップは不完全だったか…。
過去分のは目を瞑るとして、編集中のはまたやり直しだな〜。」
うん……これはつらい。つらすぎる。
動画編集者として、もう胸がギュッとなります。
でね、実際こういう「バックアップはした“つもりだった”」なのにデータが足りないケースが、SNS 全体でもけっこう多い。ざっくり見ると、関連投稿の約 20% が「データ移行で CapCut の編集データが消えた」という悲鳴。
これはもう、声を大にして言いたい。

CapCut のバックアップ、油断したら消えるぞ!
ということで今日は、
「転ばぬ先の杖」=絶対にプロジェクトを消さないバックアップ術
これを実用的にお届けします。
CapCut のバックアップ不具合を回避する方法
■ なぜ CapCut のバックアップはすり抜けるのか?
まず結論から言うと、CapCut のプロジェクトって、
本体データ+素材データ+キャッシュ の三段構造になっていて、
そのうち クラウドに保存されるのは“一部だけ” なんです。
つまり、
- タイムラインの編集情報 → クラウドOK
- 使用した動画・音声素材 → クラウドに未保存の場合、移行後に消える
- キャッシュ → 基本的に引き継がれない
この差が「バックアップしたのに復元できない!」の正体。
特に地味だけど致命的なのがコレ。
素材がクラウドにアップされていないと、タイムラインだけ復元されても“再生できない”状態になる。
“置き忘れたパズルのピース”みたいな感じ。
うん、そりゃ編集できないよね……。
■ プロがやってる「絶対に消えないバックアップの取り方」
ここからは、僕が現場でやってる“二重三重の保険”を紹介します。
編集歴が長い人ほど「怖い思いをしてきた」ので、対策が厚いんですよ。
ではいきましょう。
◎ ① CapCut の「クラウド同期」を必ず ON にする
CapCut の設定でオンにできるこの機能。
ただし注意点があって、
- Wi-Fi接続時にのみ同期される場合がある
- 素材データは自動アップされない場合がある
「あれ?こないだ撮った動画、プロジェクトにあるのにクラウドにない…」
これが“消えるフラグ”。気づいたら素材が行方不明、よくあります。
・CapCutの左上の「アカウントアイコン」をタップ
「クラウドスペース」または「クラウド同期」メニューを開く
メニューの中に「クラウド」「クラウドスペース」などの項目があるのでタップします。
(アップデートで表記が変わることがありますが、だいたい“クラウド”の文字が目印!)
・「クラウド同期」を ON に切り替える
スイッチがあるので ポチッと ON にします。
これで編集情報の自動バックアップが有効になります。
ON にすると、プロジェクト情報の同期
一部素材のアップロードが自動で実行されます。
・ 念のため「同期中」表示を確認
ON にした直後は“同期中…” みたいな表示が出ることがあります。Wi-Fi が安定していると成功しやすいので、できれば Wi-Fi 環境でやるのがおすすめ。
◎ ② プロジェクトごとに「素材のクラウド保存」を手動で確認する
これが一番確実。
プロジェクト内の素材をタップ → “クラウドへアップロード” を確認。
特に、
- スマホのストレージ整理したいとき
- 機種変更前
- データ移行前
は絶対にやって。
タイムラインが残ってても素材がないと、復元できないからね!
◎ ③ CapCut の「エクスポート前の中間動画」を作る
これはプロがよくやる“保険中の保険”。
編集の途中段階で、
1080p で一旦書き出した動画 を残しておく。
たとえプロジェクトが吹き飛んでも、この動画があれば
- 再編集ができる
- ナレーションのタイミングなどを復元しやすい
最悪ゼロからじゃなくて済みます。
地味だけど超強い。
◎ ④ 素材フォルダは「クラウドストレージで別管理」
CapCut に頼り切らないというやつですね。
Google Drive / iCloud / Dropbox、なんでもいいので
“素材だけは別で保管”
これ、動画編集者の常識です。
CapCut は便利だけど、すべてが完璧なわけではないので、
素材管理は独立させておくと安心。
■ 【シーン例】バックアップしておいて救われた瞬間
瀬戸さん風に、ちょっとリアルな場面を想像してみましょう。
★ シーン1:深夜2時、編集の追い込みでスマホが限界
「そろそろ容量空けないと…」
そう思って写真フォルダをババッと削除。
翌日。
プロジェクトを開くと……素材がない!!!
でも
「素材フォルダは Google Drive に入れてたわ」
→ 難を逃れる。
★ シーン2:機種変更でウキウキ→CapCut 開いた瞬間に絶望
バックアップしたはずなんだけど、
新しいスマホで開いたら真っ白なタイムライン。
「え、昨日の3時間返して…?」
だがしかし。
途中段階の中間動画が残っていたので、そこから再構築できた。
完全消失を免れる。
★ シーン3:外でロケ動画を撮影→帰宅して即クラウド保存
素材をクラウドにアップしておいたおかげで、
翌日 PC で CapCut を開いたらすぐ編集に復帰。
環境が変わってもスムーズに作業再開。
“これが本来の姿”ですね。
■ 【重要】バックアップ不具合が多い今、意識すべき3つのポイント
まとめると、
✔ ① 「バックアップした気になってる状態」が一番危険
見た目ではわからないデータが多いですからね。
✔ ② 素材とプロジェクトはセットで守る
どっちかだけじゃダメ。両方が揃って初めて編集が成立する。
✔ ③ 自動同期を信用しすぎない
最後に守るのは“手動チェック”。
プロはみんなやってます。
■ さいごに:データは突然消える。だから今日守る
データって、不思議と
「大事なときに限って消える」
んですよね。
でも、
今日紹介したバックアップ方法をやっておけば、
もう二度と“あの絶望”を味わわずに済みます。
CapCut での動画編集、めっちゃ楽しいじゃないですか。
その楽しさを“データ消失”で奪われるのは本当にもったいない。
ぜひ、
「未来の自分を救うバックアップ」
やっておきましょう。
では今日はこのへんで!
編集、楽しんでいきましょ〜!











こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 CapCut のバックアップ不具合を回避する方法を書きます。