After Effects 初心者必見!テキストを立体的に回転させるアニメーションの作り方【完全ガイド】

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 立体的に回転 を書きます。

いや〜最近ね、After Effects(以下Ae)で遊んでたら、「テキストがぐるんぐるん立体的に回ってるアニメーション作ってみたいな〜」って思ったんですよ。

でも、やり方がわからない!!

ってことで今回は、そんな初心者のあなたと一緒に、「テキストを立体的に回転させるアニメーション」を、Aeで作る手順を一からやってみましょう。

僕も最初、ぜんっぜん意味がわかんなくて、「3D?なにそれ?立体?いや現実でいいよ」とか思ってました。でも、ちゃんとやってみると、めっちゃ楽しいんです。

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After Effects初心者必見!テキストを立体的に回転させるアニメーションの作り方【完全ガイド】

🪄Step 1:まずは平面とテキストを作ろう

Aeを起動して、まずは新規コンポジションを作成してください。1920×1080、30fps、10秒くらいでOK。

次に、背景用の「新規平面」を作成します。

メニューの「レイヤー」→「新規」→「平面」。

今回は蛍光黄緑とか、ちょっと攻めた色にすると近未来感が出て面白いです(色は後で変えられますよ)。

テキストは「T」ツールで「3D TEXT」と入力。

フォントは好きなやつでOK。僕は「Bebas Neue」がお気に入り。

🌀Step 2:テキストを円形に配置してみる

次にやるのは、テキストを“円形に並べる”という不思議な操作です。

これ、最初ちょっと戸惑うかもしれませんが、めっちゃ大事。

テキストレイヤーを選んだ状態で「楕円形ツール(Qキー)」を使って、画面の中心から Shift + Command(Ctrl) を押しながら、正円 を描きます。

あれ?これマスクになってない?って思った方、正解。

このマスクに、テキストを沿わせていくんです!

タイムラインの「テキスト」レイヤーを展開して「パスオプション」→「パス」を「マスク1」に変更。

すると…

円に沿ってテキストがぐるーんと並ぶ!

なんだかワクワクしませんか?

🧬Step 3:複製して円をぐるっと囲む

次に、「3D TEXT」を複製して、円の周りを文字でぐるっと囲みましょう。

タイムライン上で Command + D(Windowsは Ctrl + D)で複製。

テキスト同士が重ならないように、スペースを追加してバランスを調整します。

(ここ地味にセンス出ます)

例えば「3D TEXT 3D TEXT 3D TEXT …」といった具合。

🌀Step 4:アニメーションで回転をつける!

いよいよアニメーションです!

まず、「パスオプション」→「最初のマージン」のストップウォッチを Option(Alt)+クリック。

すると、エクスプレッション入力欄が出てきます。そこに以下を入力:

time * -100

これで、テキストが永遠に回転し続けるアニメーションが完成!

うわー気持ちいい〜〜〜!

🎥Step 5:3Dレイヤー化で立体的に!

ここからが本番です。

タイムライン上の「3Dレイヤー」のチェックボックスをオンにしてください。

すると、X軸・Y軸・Z軸の回転が可能になります。

次に、「アニメーター」から「文字単位の3D化を使用」を選択し、「回転」を追加。

たとえば、X回転を -90° にすると、文字が寝たような感じになります。

さらに「Rキー」で回転プロパティを表示し、X回転:100° に設定すると…

テキストが浮いてる!回ってる!かっこいい!

ここまできたらもう、アニメーションの世界にドハマりですね。

💡効果的なシーンの例

たとえば:

  • YouTubeのイントロで、テキストがくるくる回って登場
  • ライブイベントの映像で、浮かび上がるアーティスト名
  • 商品紹介PVで「期間限定!」の文字がグルンと回転しながらズームイン

立体的な動きって、それだけで「おっ!」って注目されるんですよね。

🎯初心者がつまずきやすいポイント

  • テキストをフッテージとして読み込んでしまうとレイヤーがバラバラにならない(Illustratorからの取り込み時)。
  • 「マスクを作ったのに何も起きない?」→パスオプションの「パス」を確認。
  • 3Dレイヤー化してないと、立体的には回転しません。

でも、大丈夫。

1回つまずいても、何回もやってみると「ああ〜〜そういうことね!」ってなりますから。

📝まとめ

「After Effectsでテキストを立体的に回転させる」って、聞くと難しそうに感じるかもしれないけど、実際にやってみると意外とシンプルです。

そして、何より「動き」を手で作っていく感覚がクセになる。

今回のテクニックは、どんなジャンルの動画にも応用できます。

ちょっとだけ未来っぽい、ちょっとだけおしゃれ、そんな演出を自分の手で作れるのって、最高じゃないですか。

ぜひ一度、あなたのプロジェクトでも使ってみてください!

それではまた!次回は「光る文字アニメーション」とかやってみようかな?ではでは〜!

チュートリアル動画