AviUtl「出力に失敗しました」から脱出!x264guiEx他プラグイン完全導入術

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 AviUtl プラグイン完全導入術を書きます。

「また出力に失敗した…」「MP4にできない…」AviUtlを使い始めると直面するのが、心が砕けそうなエラーメッセージです。

「ファイルの出力に失敗しました」

エラーダイアログに表示されるのは、たった一文。「出力に失敗しました。」

初心者には何が悪いのかさっぱり。

でもこの一文、プラグインの導入失敗率100%の合図なんです。

まずは、どのプラグインが必要で、どう導入すれば正しく動くのか?

最新の2025年版情報に基づいて、リアルに、感情的に解説します。

🚀 AviUtl 必須プラグイン完全ガイド&導入方法(x264guiEx 他)

AviUtlとは?

AviUtlは日本製の無料動画編集ソフトで、軽快な動作と高い拡張性が魅力です。開発者は日本の「KENくん」。

最大の特長は、プラグインによる機能拡張ができること。初期状態ではAVI形式に対応していますが、裏を返すと「AVI形式以外は対応していません」ということ。

YouTubeでは圧倒的にメジャーなMP4なども扱いたければ自分でなんとかしなくてはなりません。

でも安心してください。AviUtlは開発から長い歴史があるので有志による高機能プラグインが揃っています探し出して組み合わせることで、無料とは思えないプロ級の編集機能が使えるようになります。

今回のケースで必須のプラグイン一覧を紹介します。

① x264guiEx.auo(拡張 x264 出力 GUI Ex)

② L-SMASH Works(Mr‑Ojii版)

  • 動画・音声の読み込みフォーマットを大幅に増やす
  • Mr‑Ojii版が安定性・性能ともに◎です

③ InputPipePlugin

プラグイン導入マニュアル(失敗しない手順)

1.x264guiExの導入

  1. GitHubの最新リリースをダウンロード
  2. Zipを展開し auo_setup.exe を実行
  3. インストーラーが x264guiEx.auo や構成ファイルを AviUtl フォルダに配置
  4. AviUtl を起動し、「ファイル > プラグイン出力 > 拡張 x264 出力(GUI) Ex」があるか確認

失敗したら?

  • Plugins フォルダに .auo がない
  • Zipに含まれる exe_files フォルダや ini、muxer.exe が見当たらない
  • ウイルス対策ソフトに消されていないかチェック

2.L‑SMASH Works と InputPipePlugin の導入

  1. L‑SMASH Works(Mr‑Ojii版)を GitHub からダウンロード
  2. l-smash.aui を Plugins フォルダにコピー
  3. InputPipePlugin を同様に追加
  4. AviUtl を再起動 → 「ファイルを開く」に多種動画形式が表示されるか確認

✅ 動作確認ポイント

  • 出力プラグイン情報に「x264guiEx 3.xx」が表示されるか?
  • プラグイン出力メニューに「拡張 x264 出力(GUI) Ex」があるか?
  • タイムラインを新規作成しない状態だとメニューがグレーアウトするので注意!

🎢 導入して感じるリアルなメリット・デメリット

💎 メリット

  • MP4出力ができない!と泣かなくて済む
  • 高品質コーデック x264 が使えて、YouTubeやSNS向け動画も安心
  • 入力形式も格段に増え、編集の自由度アップ

⚠ デメリット

  • 導入の手順が複雑で、初心者にはハードル高い
  • ウイルス対策ソフトにファイルが消されてトラブル発生する場合も
  • アップデート時には再導入や互換性チェックが必要

🔧 トラブルシューティング Q&A

問題原因解決策
出力プラグインに現れないauo不在 or インストールミスプラグインフォルダに配置し直し
muxer.exeがないインストーラーが途中で止まっているexe_files~を上書きコピー
音声だけ出力されないqaac.exeがパスにない or 設定ミスini ファイル確認・手動入力も可【 】

🎬 総まとめ:出力失敗からの解放の道

  • ✅ x264guiEx、L‑SMASH Works、InputPipePlugin はセットで導入が推奨
  • ✅ インストール後はプラグインメニューを必ず確認
  • ✅ 出力に失敗したら「AuOファイル」「videosource」「muxer.exe」「ウイルス検知」のどこか

プラグインが正しくインストールされれば、AviUtlは無料なのにプロ級の出力力を発揮してくれます。

手間こそかかれど、そのぶん「自分で構築した!」という達成感と編集力が身につくのも事実です。