【Pr】 360度動画の編集方法 Premiere Pro

360度動画の編集方法
フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 360度動画の編集方法 を書きます。

動画編集スクールのトレーナーさんから「これからはメタバースの世界」と聞いて早速Oculus Quest2という完全ワイヤレスのオールインワンVRヘッドセットを手に入れました。

注目したのは視野全体に広がる360度動画のインパクトです。

この360度動画。AdobeのPremiere Proで簡単に編集できると聞いて二度びっくりしました。

360度動画の編集方法

360度動画と聞くと、3次元CGを編集するような知識が必要と思う人がいるかもしれませんが、それは誤解です。

普通の編集ソフトで編集できます。

注意するのは2点。

  • シーケンスの設定をVR形式にする
  • 書き出しの設定をVR形式にする

YouTubeに投稿する場合は、 [VRビデオとして処理]にチエックを入れることです。

さっそく見ていきましょう。

シーケンスプリセットの中にVRという項目があります。

今回はリコーTHETA Vをもとに解説します。

リコーTHETA V のシーケンスに近いシーケンスプリセット[Monoscopic 29.97][3840×1920]という項目があります。

このプリセットを選択します。

参考までに、8Kまで対応できるようです。

するとプロジェクトパネルが左右に伸びたデザインになります。

これで普通に編集すればOKです。

注意するのは書き出しです。

[VR Monoscopic Match Source Ambisonic]を選択します。

VR用に収録した音声[1]空間音声を収録できる「ZOOM H2n」を使って空間音声に対応した360度VR動画を制作するなど でなければ「アンビソニックス」を選択します。

するとビデオ設定のところにVRビデオという項目が出現。

[VRビデオとして処理]にチエックを入れます。

こうすることでYouTubeにアップロードした時にVR動画として認識されます。

ほかのソフトで編集したものであってもAdobeのMedia Encorder CCで同様な処理をして書き出せばおそらくOKなはずです。

VRの世界をよりリアルにさせる空間音声に対応した360度VR動画の作り方 – Adobe Premiere – | VR360.work

References

References
1 空間音声を収録できる「ZOOM H2n」を使って空間音声に対応した360度VR動画を制作するなど