
Premiere Proで編集中、全画面で表示したくなった時どうしてますか。
編集画面にはなぜか全画面の切り替えボタンが見つかりません。
Premiere Proでフルスクリーン表示する方法

検索すると、同じような悩みを持っている人が結構います。解決策を探してみたらちょっとおかしなことに気が付きました。
正解を先に言います。
Premiere ではモニター画面いっぱいに編集中の動画を表示することを「フルスクリーンに表示する」といいます。
表示するためにはショートカットキーを使います。Windowsの場合は、
Alt+N
です。

ところが、ネット上の記事では「Ctlr+’」だとか「Ctrl+@」だとか記述されています。

私もその説に乗ってキーボードを操作しましたがうまくいきませんでした。故障かなと思ったくらいです。
Premiere Proにはショートカットキーの配列を画面表示する機能がついています。[編集][キーボードショートカット]もしくはCtrl+Alt+Kでパネルを表示させることができます。

検索窓にフルスクリーン表示と打ち込んで検索するとCtrl+@と表示されました。したがってウェブ上の記事は誤りではないようです。
でも、そのショートカットでは画面は切り替わりません。
なぜなのか。その答えはキーボード表の上にあるキーボードレイアウトプリセットの窓にありました。
よく見るとCS6とあります。
実は、Premiereはバージョンによってキーボードショートカットの配列に微妙な違いがあったのです。CS6の小窓をクリックすると・・・

Premiere Pro 初期設定
という表記が現れました。
改めて下を見ると、フルスクリーン表記の切り替えのショートカットは
Alt+N
になっています。バージョンアップが当たり前のように行われるのがこの世界の道理。まさかとは思いましたが隙を突かれた感じです。自分の目で確かめることの大切さを再認識させられました。