動画編集に欠かせないAdobe Premiere Pro。多機能すぎて、最初はどこから手をつけていいか迷いますよね。
でも、少しずつ便利な機能を覚えていくと、作業効率が劇的に向上します。
今回は、初心者でも簡単に使えて、驚くほど作業がはかどるショートカットキー「Q」と「W」の使い方をご紹介します!
初心者必見!時短の極み「Q」と「W」 Premiere Pro ショートカットキー活用術
「Q」と「W」で編集が驚くほど楽になる!
動画編集をしていると、不要なクリップの冒頭や末尾をカットする作業が頻繁にありますよね。この作業を手動で行うと、以下の4ステップが必要です:
1. 切り取りたい部分を「レーザーツール(ハサミ)」でカット
2. 切り取ったクリップを選択
3. 削除
4. 削除後にできた空白を詰める
これ、地味に時間がかかりませんか?
でも、「Q」と「W」を使えば、これらの作業がたった1回のキーボード操作で完了します!
「Q」の使い方:クリップの冒頭を一瞬でカット!
たとえば、クリップの冒頭部分を削除したいとき、こんな流れが通常の手順です:
• 切り取りたい範囲を「レーザーツール」で設定
• 削除する部分を選択
• デリートキーで削除
• 前のクリップと隙間を詰める
ここで「Q」を押すとどうなるか?
1回のキーボード操作で、以下を全自動で実行してくれます:
• 再生ヘッド(タイムインジケーター)より左側を削除
• 前のクリップと隙間を詰める
つまり、4ステップが一瞬で終わるんです!
例:
再生ヘッドを「カットしたい箇所」に置いて「Q」を押すだけで、不要な冒頭部分が一掃されます。
「W」の使い方:クリップの末尾を素早くカット!
クリップの後半部分をカットしたい場合も同様に、「W」を使うと楽勝です。
通常手順では:
• 切り取りたい部分を「レーザーツール」で設定
• 削除する部分を選択
• デリートキーで削除
• 後ろのクリップと隙間を詰める
これが、「W」キーを押すだけで、再生ヘッドより右側を一瞬で削除して、次のクリップと詰めてくれます。
実際に使ってみよう!
1. 再生ヘッドの位置を決める
編集したいクリップの削除したい箇所にタイムインジケーターを置きます。
2. 「Q」または「W」を押す
• 「Q」:再生ヘッドから左を削除
• 「W」:再生ヘッドから右を削除
3. 完了!
初心者が知っておきたいポイント
• 再生ヘッドの位置が重要:削除の基準になるので、正確に配置しましょう。
• 対象クリップのトラックを有効化:編集したいトラックをアクティブにしておく必要があります。
まとめ
Premiere Proの「Q」と「W」は、クリップの冒頭や末尾をスムーズにカットする超便利なショートカットキーです。使い方を覚えるだけで、編集作業のスピードが格段にアップします。これを機に、効率的な編集作業を始めてみましょう!
年末年始の休暇や長期プロジェクトでも、ストレスフリーに動画編集を楽しんでくださいね!
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 Premiere Pro の時短術を書きます。