複数のエフェクトを雛形として保存して次回の作業に使いまわしたいと思ったことありませんか。
After Effectsでは、手間のかかった編集効果もプリセットとして保することができます。
苦労して作った 設定を保存する方法
レイヤーに適用・調整したエフェクト等(キーフレーム他)を選択します。
※プリセットとしてキーフレームを保存したい場合はタイムライン上のキーフレームを、エクスプレッションを保存したい場合は記入したエクスプレッションをマウスでドラックして選択します。
[アニメーション][アニメーションプリセットを保存]を選択します。
表示されるウィンドウで、任意の名前を付けて「保存」をクリックします。
以上で、使いまわしたいエフェクト&プリセットパネルの「アニメーションプリセット」に保存されます。
保存した設定は、[アニメーションプリセット]の中の[User Preset]に保存されていきます。
User Preset の直下に書きのように自分なりのルール付けしたフォルダを置いておくとストレスなく整理できます。
- 00_Favorite
- 01_Shape
- 02_Text
- 03_Solid
- 04_Adjustment
- 05_Effect
使いたい場合は設定をダブルクリックして起動させたり、タイムライン上のレイヤーにドラッグ&ドロップすることで適用させることができます。
注意したいのはテキストプリセットを使用する場合などで保存したプリセットを使う場合です。
フォントや文字のサイズなどがプリセットしたデータに上書きされてしまうことがあります。
こうした問題を避けるにはプリセットを保存する際、置き換えたい部分だけ絞って選択・保存することです。
こうした細かい工夫が大切ですね。
まとめ
After Effectsを快適に使用するためには、よく使う作業は定型化して保存することをお勧めします。
学び始めのころならばその都度作り直すことがスキル習得につながりますが、時短を考えるならAfter Effectsでまず最初にやっておくべき環境設定に入ります。
環境を自分に使いやすいように設定・保存するだけでAfter Effectsの快適さが向上します。
難しい設定はありませんので、必ず設定しておくようにしましょう。