【初心者向け】 After Effects でアニメーションをプリセット保存&再利用する方法!

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。After Effects でアニメーションをプリセット保存&再利用する方法を書きます。

After Effectsでせっかく作成したアニメーションやエフェクトの設定、毎回ゼロから作り直していませんか?

実は、一度作ったキーフレームやエフェクトを「プリセット」として保存すれば、次回以降はワンクリックで再利用できるんです。

本記事では、アニメーション初心者でも迷わずできる「プリセットの保存・管理・適用方法」を、Windows・Mac両対応でわかりやすく解説します。

作業効率が劇的にアップするこのテクニックを覚えれば、映像表現の幅が広がるだけでなく、制作時間の大幅短縮にもつながります。

ぜひあなたの制作フローに取り入れてみてください!

After Effects でアニメーションをプリセット保存&再利用する方法

After Effectsのプリセット(アニメーションプリセット)は、アニメーションのキーフレームや、エフェクトの値が設定されたものです。 テンプレートに近い状態をイメージしていただくと良いでしょう。プリセットを適用することで手間をかけずに本格的なアニメーションや映像効果を加えることができます。

プリセット保存のメリットとは?

After Effectsでは一度作ったアニメーションやエフェクト設定を保存することができます。何度でも再利用できるプリセットとして保存すれば、作業効率が飛躍的にアップします。

一度作ったプリセットは修正可能。テンプレートのような感覚で扱えるため、初心者にも非常におすすめのテクニックです。

🛠 プリセット保存の基本手順(Windows / Mac共通)

Step 1:保存したいプロパティを選択

  • タイムライン上で、アニメーションやエフェクトを適用したレイヤーを展開し、対象のプロパティ(位置・スケール・エフェクトなど)を選びます。

💡 例えばテキストアニメーションの場合、「アニメーター1」「アニメーター2」など個別に選ぶのがベスト。テキスト全体を選ぶと置き換えになるので注意。

Step 2:「アニメーションプリセットを保存」

  • メニューの「アニメーション」>「アニメーションプリセットを保存」をクリック。
  • 任意のフォルダに .ffx ファイルとして保存します。

🔰 保存先はAfter Effectsのプリセットフォルダ(User Presets)にしておくと便利です。

Windows: C:\Program Files\Adobe\Adobe After Effects <バージョン>\Support Files\Presets
Mac: /Applications/Adobe After Effects <バージョン>/Presets

📂 フォルダ管理のコツ(おすすめ)

  • プリセットフォルダ内にジャンル別のサブフォルダ(例:「文字アニメ」「回転系」「爆発」など)を作成すると、管理が非常にラクになります。

🎉 プリセットの適用方法

  • エフェクト&プリセットパネル(ウィンドウ > エフェクト&プリセット)を開きます。
  • 「アニメーションプリセット」>「ユーザープリセット」> 作成したフォルダ名を開く
  • 適用したいプリセットをダブルクリック or ドラッグ&ドロップ

👀 プリセットの中身を見る方法:Adobe Bridgeを使う

プリセットがどんな動きをするか事前に知りたい場合は、Adobe Bridgeでのプレビューがおすすめ。

  • After Effectsメニューから「アニメーション > アニメーションプリセットを参照」を選択
  • Adobe Bridgeが起動し、プリセットの内容を再生して確認できます

✅ メリットとデメリットを比較

メリットデメリット
🎯 作業時間の短縮💡 名前だけでは内容が分かりにくい場合もあり
📂 表現のテンプレ化が可能📦 複雑な設定は1つのプリセットに収まらないことも
🧠 過去の設定から学べる🛠 適用先に合わせた微調整が必要な場合あり

💡初心者へのアドバイス

  • まずは1つ、よく使う動き(例:フェードイン+スケールアップ)をプリセット化してみましょう。
  • 徐々にプリセットを増やして、自分だけのライブラリを作っていくと、編集が圧倒的に楽になります。

🧩おまけ:プリセット配布サイトも活用しよう

  • Motion Array
  • AEJuice
  • YouTubeの概要欄リンク(Google DriveやMEGA)

使う際は商用利用やクレジット表記の条件も確認しましょう。

🔚まとめ

After Effectsで作ったアニメーションやエフェクトは、プリセットとして保存することで再利用可能になります。初心者でも数クリックで保存・適用でき、作業の時短につながります。ぜひ自作プリセットを活用して、効率よく・魅力的な動画制作を進めていきましょう!