After Effects で作る「砂のように消える文字」完全ガイド【初心者OK】

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 After Effects で作る「砂のように消える文字」を書きます。

今回は、「砂のように文字が消えるアニメーション」をAfter Effects(以下Ae)で作ってみたら…

想像以上に感動したので、どうしてもこの感動を共有したくてキーボードを叩いています。

で、使うのは有料プラグイン【Trapcode Particular】

正直これ、チート。最強。買ったとき「高いな〜」と思ってたけど、今ではもう手放せません。

この記事では、超初心者のあなたでも作れるように、

できるだけ「情景が浮かぶように」説明していきます。

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砂のように消える文字の作り方

はじめに:どんなシーンに使えるの?

たとえば、こんな演出を見たことありませんか?

  • 大切な人からの手紙の文字が、風に吹かれて砂のように消える
  • タイトルが儚く消えていって、次のカットにフェードイン
  • 魔法や呪文で何かが「サラサラ…」と消えていくシーン

そう、「砂のように消える」って、ロマンなんですよ。

それを自分で作れる。最高でしょ?

ステップ① テキストを砂っぽく見せる

  1. 新規コンポジションを作ります。名前は「Main_Comp」。
  2. テキストツールで、好きな言葉を入力します。たとえば「思い出」とか…どうでしょう。
  3. 砂のテクスチャ画像を用意します(フリー素材でOK)。
  4. 砂テクスチャをテキストレイヤーの下に配置し、アルファマットで切り抜きます。
  5. この2つのレイヤーを選択してプリコンポーズ → 名前は「Text」。

ここでポイント。

テキストの「中身」が砂で埋まってるように見えたら成功です。

ステップ② 文字が削られて消えていくマスクを作る

  1. 新規コンポ「Transition_mask」を作成。
  2. 円形シェイプレイヤーを作り、左上から画面全体へ広がるアニメーションをつけます(スケールでOK)。
  3. 調整レイヤーを作って、タービュレントディスプレイスを4〜5個重ねがけ!

これで「円が浸食しながら広がる」ような不規則マスクができます。

で、これを「Main_Comp」に戻って「Text」レイヤーのアルファ反転マットに使います。

…すると、文字が徐々に削られていくんですよ。

これがもう、たまらん。

ステップ③ 削られたエッジから砂が舞う

  1. 新規コンポ「Transition_edge_mask」を作成。
  2. 「Transition_mask」を入れて、エフェクト → 輪郭抽出
  3. ブラーとチョークを使って、輪郭を太く見せます。

この「エッジ部分」が、次に出てくるパーティクルの発生源になります。

つまり、「削られた文字のフチ」から、砂がふわ〜っと舞うってこと!

ステップ④ Trapcode Particularで砂を出す!

  1. 「Main_Comp」に戻って、新規平面「Particle」を作成。
  2. Trapcode Particularを適用。
  3. Emitter type を「Layer」に変更。
  4. Layer Emitter に「Transition_edge_mask」を指定 → マスクに設定。
  5. Particles/sec を 300000くらいにします(マジで大量に出ます)。

パーティクルの設定例:

  • Size:3.0(Size Random:50%)
  • Velocity:30
  • Wind Y:−100、Z:−50(左上に飛ぶ)
  • Turbulence Field → Affect Position:40
  • Opacity over Life → 山なりグラフ

で、再生ボタンを押した瞬間…

「サラサラサラ…」と、あなたの文字が砂になって舞い上がっていきます。

これはもう、「技術」じゃない。「詩(ポエム)」です。

ステップ⑤ もっとリアルにするための工夫

  • 「Text」や「Transition_mask」を複製して、色調補正 → 少し遅らせて重ねる。
  • パーティクルレイヤーも複製して、サイズや速度をランダムに。
  • モーションブラーをONにして、滑らかに。
  • トーンカーブで、パーティクルの色をほんのり茶色系に落とす。

この辺の細かい作業が、プロっぽさを出すコツなんですよね。

応用:文字以外にも使える!

たとえば、

  • ロゴを砂にして崩壊させる
  • 写真を砂にして風化演出
  • イラストをパラパラ崩して終わるオープニング

全部、同じ手法でできます。

つまり…この技を覚えると、「使い回し」が効くんです。

おわりに|砂になる瞬間、物語が始まる

最初にこれを作ったとき、再生ボタンを押して

サラ…と文字が崩れていった瞬間、心がふるえました

「うわ、自分でもこんなことできるんだ…」って。

この表現は、ちょっと切なくて、ちょっと美しくて、

見た人の感情を動かすことができます。

そんな魔法みたいな技術を、あなたもぜひ、体験してみてください。