【Ae】円が広がり切り替わる トランジション を作る方法After Effects

フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

カットの真ん中から円が広がり、その中から次のカットが現れるトランジション、つまり切り替わりの特殊効果です。

コマーシャルなどでよく使われる定番です。業界用語では【トラックマット】っていうらしいんだけど・・・。

でもその作り方は初心者には少しそうにみえますよね。実はコツを覚えると意外と簡単に作れます。

コツとは「アルファマット」、「アルファ反転マット」を使うことです。

あ、これもわかりづらい業界用語ですが、作例はこちら。

カットAの真ん中から円形が広がり、カットBが姿を現します。円形の淵線が広がる効果も含めて解説します。

まずタイムラインに新規平面レイヤーを二枚作ります。

カットBの映像が丸ワイプでカットAに切り替わるトランスフォームです。

新規シェイプレイヤーから楕円を選び、塗りは任意(この例では赤)に線は透明にします。

透明にするには線のレイヤーの左端の目玉マークを非表示にすればOKです。

Shiftキーを押したままプレビューモニター上をドラッグすると正円が引けます。

タイムライン上のレイヤーは、上から正円、カットA、カットBの順に重なっていることを確認します。
カットAのパネルからマット設定を表示します。

カットBのレイヤーを選択しトラックマットを開きます。

アルファマット、アルファ反転マットというよく似た選択肢の中から、アルファ反転マット(正円)を選択し、上のレイヤーにあたる、正円を描いたシェイプレイヤー1を選択します。

すると円が透過し下にあるカットAレイヤーが現れます。

キーフレームでアニメーションを作ります。

アルファ反転マットとは、上に置いた素材で透明に切り抜く機能があります。
そのためカットAは上にある正円の影響を受けて、正円の部分だけ切り抜かれてしまうのです。

あとは正円にキーフレームをつけてアニメーションすれば完成です。

【Ae】上に置いた素材で透明に切り抜く”アルファ反転マット”のしくみ | ぶいろぐ

楕円の「線」を使って拡大するアニメーションを作る

アニメーションに枠を付けてみましょう。

上の例は正円の線の部分の線幅を太くして、破線にしたものです。

線を加工することで印象的なトランスフォームを簡単に作ることができます。

正円をCtrl+Dで複製し、正円を作り正円の上に置きます。コピーした正円はクローンなのでもとの正円の動きも正確に記録しています。

コピーした正円の線の塗りを追加し、あわせて線幅の値を入力して幅を広げます。

円周も含めて円が最後に画面外に抜け切れるようにスケールの値を少し大きくして、円と線の重なり具合を調節します。

動画では破線を選びましたが、スケールとタイミングを調整すると円を独立させてアニメーションしたり、周囲をぐるりと一周させたりすることができます。

線をさらに増やしたければ、正円BをCtrl+Dで複製し、正円Bの上に配置し線幅などを適宜変えることでイメージを広げることができます。

まとめ

シェイプアニメーションではよく使われるテクニックなので覚えておくと表現の輪が広がります。

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