✅この記事のポイント
• インタビュー編集は地味だけど、動画編集の基本
• DaVinci Resolveでの効率的な作業術を解説
• ショートカット&時短テクで編集スピードが爆上がり
今回は、初心者が意外とつまずきやすい「インタビュー動画の編集」について、プロ視点でわかりやすく解説します。
使用ソフトは無料でも本格的な編集ができるDaVinci Resolve(ダヴィンチ・リゾルブ)。派手なエフェクトではなく、地味だけど確実に仕上がりを良くするテクニックをお伝えします!
失敗しない インタビュー動画 の編集法|DaVinci Resolveを使いこなそう
地味だけど超重要!インタビュー編集が動画編集の基礎
映画やアート動画のような派手な演出とは異なり、情報系インタビュー動画の編集は驚くほど地味です。多くの作業が「聞き取り」「カット」「入れ替え」の繰り返し。でも、実はこの地味な作業こそが編集の基礎。プロの編集者ほど、インタビュー編集に時間をかけています。
「編集は建築に似ている」
土台(構成)がしっかりしていれば、装飾(演出)はあとからいくらでも変えられます。
編集は“使える音”を選ぶところから始まる
チュートリアル動画:
この動画では、「使える音(視聴者の心を動かす言葉)」をどう見つけ、どう編集するかが解説されています。
🎧「使える音」とは?
• 内容面では「なるほど」と思わせる短いフレーズ
• 技術面では「ノイズがなくクリアに聞こえる音声」
作業がはかどる!DaVinci Resolveで覚えておきたいテクニック3選
① 作業エリアを拡大して見やすく

編集をスムーズに進めるには、タイムラインを見やすく整理するのが第一歩。DaVinci Resolveでは、タイムライン表示のカスタマイズが簡単にできます。

• タイムライン左上の「表示オプション」から、音声波形を表示
• トラックの高さを調整して見やすく
• 音と映像を別々に扱う場合も、マウス不要でストレスなし!
🧠 ポイント:音声波形を見れば「話し始め・終わり」が一目でわかる!
② ショートカットキーで爆速編集!
初心者の大半は「マウス操作」に頼りがち。でもショートカットを覚えると、一気に効率がアップします。
機能 | ショートカット |
---|---|
イン点(開始)設定 | I |
アウト点(終了)設定 | O |
再生 | L |
停止 | K |
逆再生 | J |
ループ再生 | Ctrl + / |
タイムライン全体表示 | Ctrl + Z |
全画面試写 | Ctrl + F(再度押す or ESCで戻る) |

📌 ループ再生機能は、カットの確認に超便利!
③ 編集点をスムーズにつなぐテクニック

ディゾルブでジャンプカットをぼかす
同じ画角で切ったカットをつなぐと、違和感が生まれることがあります。これを軽減するのが「ディゾルブ」。
• 前後のカットを少しずつ重ねて自然につなぐ
• 透明度をグラフで調整して、よりスムーズに
• どうしても気になる場合は、インサート映像を挿入するのもおすすめ!
🎬 テレビ業界では「ジャンプカットはタブー」とされることも。視聴者に優しい編集を心がけましょう。
応用編:スピード変更で演出力アップ(※有料版機能)
動画の途中から再生速度を変えたいときは Ctrl + R を押すと、スピードを調整できるバーが表示されます。

• スピード変更点を打って、カットごとに速度変更
• ただし無料版では一部制限あり
👉 有料のDaVinci Resolve Studioを使っている人向けの機能ですが、知識として覚えておいて損はなし!
まとめ|インタビュー編集を極めれば、編集力は自然と伸びる!
インタビュー編集は派手さはないけれど、編集の基礎体力をつける最高のトレーニングです。
今回紹介したDaVinci Resolveのテクニックを実践すれば、作業効率がグンと上がるだけでなく、「伝わる動画」がつくれるようになります。
特に初心者の方は、まず「使える音の見極め」と「ショートカットキーの習得」から始めてみてください。地味な作業を丁寧に積み重ねることで、動画の完成度は確実に上がっていきます。
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こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 インタビュー動画 を書きます。