カットとカットの潤滑剤・トランジションの極め方【Davinci Resolve16】

フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

編集も終盤に入って尺が決まると、ここからは細かな作業が待っています。建築に例えると内装工事のようなもの。デザインの工夫などを通じて視聴者が感じる印象を上げていくのが狙いです。

映像編集でよく使われるのが切り替えに付ける効果。トランジションです。最近の編集ソフトには様々なトランジションが用意されていて、簡単に選べるようになりました。

この記事では、編集とた動画の印象をワンランク上げるのトランジションの極め方をご紹介します。

トランジションの操作方法

コア, カラフルです, 色, デザイン, 背景, Fundo, Linhas, 行, デジタル, 恩田

操作は簡単です。使いたいトランジションを選んでタイムラインに並べたカットの境目にドラッグするだけです。

エディットページの左上から「エフェクトライブラリ」を表示します。ライブラリには20項目近くの「ビデオトランジション」が用意されています。

一覧の中から使いたいトランジションを選びます。

カットのつなぎ目に置いた瞬間、以下のような表示に変わり、トランジションが適用されます。

これだけでも十分ですが、細かな調整をすることで動画の印象は劇的に変わります。

トランジションの調整は編集画面右上のインスペクタから行います。

インスペクタの画面では、トランジションの長さやスピード、変化のつけ具合やほかのトランジションへの切り替えなどができます。

主なトランジション

男, 雨, 雪の降雨, だけで, たばこ, 帽子, シルエット, 孤独です, 気分, 男性, 人, うつ病

ディゾルブ

カットとカットのつなぎ目が溶け合うように繋がるオーソドックスなトランジション。カットではショックを感じる同ポジションの編集でも違和感なく繋げることができます。癖のないトランジションなので重ねて使っても飽きないことから、定番とも呼ばれ親しまれています。

画面が形状に変化するタイプ

クロス型アイリス
ひし形アイリス
センターワイプ
クロックワイプ
エッジワイプ

カットの上下の比率を変えるトランジションです。

ブラーディゾルブ

画像が風のように霞みながら切り替わるトランジション。スピード感を意識したいときなどに使われます。

らせん状ワイプ
Xワイプ
放射状ワイプ
帯状ワイプ

画面がシャッターカーテンのように変化するトランジション。

作業例です。

上記の動画3分15秒の部分。人の顔アップと足元アップのつなぎ目で使いました。人の顔アップは大きな形状トランジションを使うと、顔が切れてしまうような違和感を感じるので、比較的細かい動きをする帯状ワイプを使いました。

カラーディップ

カラーディップ

数あるトランジション効果の中でも異色な存在が「カラーディップ」です。このトランジションをかけると画面が一瞬着色し、そのから徐々にもとの色に戻っていく効果が得られます。

一瞬気を失って徐々に覚醒していくイメージなどが表現できるかもしれません。

スムースカット

緩急も付けられる

熱気球, 日の出, カッパドキア, バルーン

イーズイン・イーズアウトとは、変化のスピードが途中で変わることです。

「直線」ではなく「S字カーブ」のようにスピードが緩急がつくイメージです。

細かく調整したい場合は、トランジション枠の右下にダイヤのマークを表示させます。

このマークを押すとタイムラインにトランジションの別枠が表示されます。

この中にあるキーフレームのアイコンを押すとトランジションカーブというものが現れるのaltを押しながら好みのスピードに調整することができます。

ひな形を保存するには

作ったトランジションフォーマットを保存したい場合は右クリックして保存プリセットを作成することでひな形としてそのプロジェクトに保存することができます。

まとめ

目, 反射, 写真, 女の子, Selfie, 人間, 建物, 市

多用厳禁【使いすぎると逆効果】

トランジションは、そのままでは繋がらないカットを強引につなげる効果があります。

したがって多用すると動画本来が持つイメージがこわれ、全体が作りものっぽくなります。

また、一種のステレオタイプな見せ方なので、わかる人が見たら手抜きをしているように受け取られることがあります。

ただしクロスディゾルブだけは別。カットとカットを柔らかく変化させることから多用しても印象が悪くなりません。

編集の仕上がりをよく観察し、必要最小限に使うことで効果が生まれます。

【参考】エディット/エフェクトをつけて映像を切り替える(トランジション)

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ABOUTこの記事をかいた人

元テレビ番組制作者。再就職→窓際→WEBコンテンツ制作で復活。64歳にして動画制作に自分の価値を見いだしました。目指すのは地域に根ざした"伝える系"の動画制作です。スキルアップと感謝の気持ちを持ちながら楽しく生きていきます。編集のお手伝いも始める予定です。