【初心者向け】 DaVinci Resolve 20のAIインテリスクリプトの使い方をやさしく解説!

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 DaVinci Resolve 20のAIインテリスクリプトの使い方を書きます。

動画編集をもっとラクに、もっと楽しくしたいと思っていませんか?

動画を編集していて意外と時間を取られるのが、編集前の準備です。特に動画の設計図にあたる構成の部分や、映像について情報を補完したり話を回していくためのナレーションやセリフ部分に費やす作業時間です。

絵の編集は瞬時にできても、ことばについては直すのにも時間がかかるので挫折する人もけっこういます。困った人の助け舟にあたるのが新登場したAIインテリスクリプトです。

AIインテリスクリプトってなに?

ざっくり言うと、「台本(脚本)を読み込ませるだけで、AIがセリフに合わせて動画を自動で並べてくれる魔法のような機能」です!

動画の中の音声をAIが自動で文字起こししてくれて、さらにその文字とあなたが用意した台本を照らし合わせて、ピッタリ合うようにタイムラインを自動生成してくれるんです。

🎬 台本に合わせて、使いたい映像クリップを勝手に並べてくれるなんて…編集が一気に時短できますよね!

使い方ステップ:初心者でも安心!

✅ ステップ1:セリフだけの台本(テキスト)を用意

まずは、セリフだけを含むテキストファイル(.txt)を作成しましょう。

登場人物名やト書き(演出指示)は削除して、純粋にセリフだけを残すのがコツです!

✅ ステップ2:編集に使いたい動画クリップを選ぶ

DaVinci Resolveの「メディアプール」にすべてのクリップを読み込みましょう。

その後、使いたいクリップをすべて選択して、右クリック → [AIツール] → [音声のトランスクリプト] を実行!

🗣 AIが自動で音声を文字起こししてくれます!

✅ ステップ3:AIでタイムラインを自動生成!

続いて、もう一度同じようにすべてのクリップを選択 → [AIツール] → [インテリスクリプトを使用して新規タイムラインを作成] をクリック。

「台本ファイルを読み込んでください」と表示されるので、先ほど用意したテキストファイルを選びましょう。

すると……

🎉 AIが自動でタイムラインを作成してくれます!

タイムラインはどうなるの?

• AIが「このセリフに合ってる!」と判断した部分を自動で配置

• 複数の候補クリップがある場合は、別トラックに非表示で追加してくれる

• あとから「こっちのテイクがいいな」と思ったら簡単に切り替え可能!

📌 本当に使いたい映像かどうかは、最後にあなたがチェック&微調整すればOK!

どんなときに便利?

• ドラマや再現VTRなど、セリフ中心の編集

• インタビュー映像のベストテイク選び

• セリフのある教材動画の時短編集

注意点もあるよ!

AIはセリフの一致には強いですが、映像の表情や演技の良し悪しまでは判断できません。

なので、最終チェックと調整は人間の目でしっかり!

でも、これまで「全部手作業」でやっていたことをAIが補助してくれるだけでも、かなりの時短になります!

まとめ:AIと一緒に、編集をもっと楽しく!

DaVinci Resolve 20の「AIインテリスクリプト」は、台本と動画の橋渡し役のような存在です。

• 面倒だったセリフ合わせが一瞬で!

• 初心者でも簡単にタイムラインが作れる!

• 時間も作業も大幅にカット!

編集作業を効率化したい人には、まさに救世主のような機能。

動画編集のハードルがグッと下がりますよ!