DaVinci Resolve17で編集していると起動直後に表示される「Project選択画面」のアイコンがいっぱいになります。
うっかりこのアイコンを削除するとこれまで作ったプロジェクトファイルも消去されてしまうので注意しましょう。
アイコンの数を減らしたくなったら、削除したいアイコンを右クリックして【プロジェクトアーカイブの書き出し】をしてバックアップファイル(.dra)を作った上で削除すると作業データを安心して整理できます。
起動直後に表示される「Project選択画面」の アイコンを整理 する時の注意点
DaVinci Resolve18 では、編集データはプロジェクトという形で作業中のパソコン内に保存されます。
保存先はC:>ユーザー>ユーザー>AppData>Roaming>Blackmagic Design>DaVinci Resolve>Support>Resolve Disk Database>Resolve Projects>Users>guest>Projects>これまでに保存したフォルダ一覧です。
秘密?DaVinci Resolve17のプロジェクトの保存先 | ぶいろぐ
編集作業中は仮の名前(Untitled Project 2021-05-07_095421)で一時表示されています。
なお、このファイルを勝手に操作すると事故のもとになるので注意しましょう。
編集が一段落したところでプロジェクト名を決めて保存すると指定した名前に自動的に変更されます。
プロジェクトアイコンの名前が変更した「test」になりました。
プロジェクトデータも「test」というフォルダに名前が変更されました。
DaVinci Resolve18 のプロジェクトアイコンを削除する
プロジェクトアイコンは保存先のプロジェクトに紐づいています。
アイコンを削除することはプロジェクトデータを消去することになります。
削除する場合は、いったんDaVinci Resolve17を再起動します。
削除したいアイコンを右クリックすると[削除]が表示されるのでクリックします。
すると「本当に削除するのですか」という警告が現れます。
「永久に削除されます。もとには戻れません」とあります。
構わずクリックするとアイコンは消え、保存先のフォルダに表示されていたプロジェクトフォルダも消え去ります。
プロジェクトを保存するには
大切な編集データを保存する際はアーカイブにすることで作業環境を丸ごとワンパッケージにして保存することができます。
プロジェクトマネージャー画面で保存したいアイコンを指定し、右クリックすると「プロジェクトアーカイブの書き出し」が現れます。
クリックすると任意の保存先が指定できるので、アーカイブのパッケージを意味する(.dra)ファイルに適当な名前を付けて保存します。
このdraファイルは、別の環境のDaVinci Resolve17で読み込むことができるので、作業が一段落したところでアーカイブ化しておくことをお勧めします。
まとめ
DaVinci Resolve18は初めての人手も動画編集できるソフトです。
初心者に優しいかというとそうでもありません。
慣れないうちはむやみに削除せず、素材データの確保、プロジェクトデータの複製などバックアップを行ったうえで自分なりの保存整理のルや習慣を身に付けましょう。
独立して稼げる動画クリエイターを目指すなら映像制作と実務案件を通して学べるスクールがあります