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DaVinci Resolve17でバラエティ風のテロップをつくるには、インスペクタにある[Shading]を操作すればOKです。
バラエティ風テロップ のつくり方
輪郭線に色を付ける方法です。
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デフォルトで塗りや線、影や枠などの機能が割り当てられているので、空いている番号に必要な機能を追加して使います。
テキスト1を選んでタイムラインに乗せます。
任意の文字を入力し、インスペクタの画面からフォントや大きさを入力します。
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テキストの輪郭線に色を付けるには、左から4つめの[Shading]を選びます。
パラメーターを調整することで色や線幅などを調整することができます。
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上記では、輪郭線をつかさどる2番を選択。
色を白にして線幅を[Thikness]で調整しました。
輪郭線を増やす
DaVinci Resolve17 では輪郭線が多重に縁取りされたバラエティ風のテロップも作ることができます。
輪郭線は[Shading Ellements]の番号に登録することで増やすことができます。
[Shading Ellements]にはあらかじめ1番は文字全体に着色する機能が、3番にはドロップシャドウが、4番は外枠が割り当てられています。
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3を選択してenableにチェックを入れてみましょう。影が現れます。
5番以降は空白になっているので、追加の輪郭線を5番に割り当てます。
割り当て方は簡単です。
[Shading Ellements]から[Select Ellements]の5番にチェックを入れ、[Color]を任意の色に変えます。 [Properties]の[Thickness]のスライドを右に振ると輪郭線が拡大されます。最大値以上に値を上げたい時は数字の欄に任意の数字を打つことで最大値を変更することができます。
番号を割り当てることでいくつでも効果を割り当てることができます。
影を追加する
シャドウは3番に設定されていますが、輪郭線を増やしたりサイズを変えたりすると調整が難しくなります。
手っ取り早くシャドウ効果をつけるには、新たな輪郭線を最背景に置いて、不透明かつボケ気味にすると影のような効果が生まれます。
この画像では、6番の背景をグレーにして{Opacity(不透明度)}と[Position]を調整し、シャドウ風の背景にしました。
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作った輪郭線の重なりを調整したい場合は[Position]の[Priority]のスライドを左右に振ることで順番を変えることができます。