[Shift+選択]で解決 | 知らなきゃ損! Photoshop で複数モザイクをかける方法と失敗しないコツ

複数個所モザイク
フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 Photoshop で複数モザイクをかける方法を書きます。

静止画の顔や背景にモザイクをかけるのは、動画制作やサムネイル作成で必要になる基本スキルのひとつです。

「1箇所なら簡単だけど、複数箇所にモザイクをかけるのは難しい」と感じたことはありませんか?

この記事では、Photoshopを使って複数箇所にモザイクをかける手順を、初心者でも迷わないように図解つきで解説します。

また、動画編集にも応用できる知識もあわせて紹介します!

Photoshopで静止画に複数のモザイクをかける方法【初心者向け】

1. Photoshopで静止画にモザイクをかける基本手順

まずは1箇所にモザイクをかける基本の流れから。

🔧手順

1. Photoshopを起動し、画像をドラッグ&ドロップで読み込む

2. 左メニューから選択ツール(楕円形・なげなわ・多角形など)を選ぶ

続いて、モザイクにする部分を選択範囲にします。

3. モザイクをかけたい部分を囲む

4. 上部メニューの「フィルター」→「ピクセレート」→「モザイク」を選ぶ

5. スライダーでモザイクの粗さを調整し、OKを押す

これで1箇所へのモザイクは完了です。

2. 複数箇所にモザイクをかけるには?【裏ワザ】

複数の場所にモザイクをかけたいとき、毎回同じ操作を繰り返すのは面倒ですよね。

🎯ポイントは「Shiftキー」

• 最初の範囲を選択した後、Shiftキーを押しながら他の場所も選択していく

• すべての箇所を選び終えたら、フィルター→モザイクを一度で適用!

注意点:Shiftキーを途中で離さないこと!

この方法を使えば、複数箇所にまとめてモザイク処理が可能になります。

3. モザイク以外のぼかし方法も活用しよう

モザイクは、プライバシー保護や公開できない部分を隠すために、動画や画像編集ではごく当たり前に使われる技術です。ただ、見る側の印象まで意識していますか?

たとえば、子どもの顔や個人情報にモザイクがかかっていると、「何か隠している」「見てはいけないものがある」といった無意識の違和感や不安を与えてしまうことがあります。

そんなときにおすすめなのが「ぼかし(ガウスぼかし)」です。

ぼかし加工は、モザイクと同じく視認性を下げる効果がありますが、印象がやわらかくなるのが特徴です。情報を隠しつつ、映像全体の雰囲気を壊さないので、教育系やドキュメンタリー、ファミリー向け動画との相性も抜群です。

🌀「ぼかし(ガウス)」の使い方

• フィルター → ぼかし → ぼかし(ガウス)

• モザイクよりもやわらかく隠したいときに便利

また、「フィルターギャラリー」を使うとよりデザイン性の高い効果も加えられます。

4. 作業を終えたら書き出し

モザイク処理が完了したら、画像を保存します。

⌨️おすすめショートカット

Ctrl + Shift + Alt + S(Web用に保存)

このショートカットで手軽にSNSやブログ用画像として書き出せます。

5. 動画編集にも応用可能!

実はこの「複数モザイクをかける考え方」は、動画編集にも活かせます。

🎬DaVinci Resolveでの対応方法

1. モザイクをかけたい範囲に「ノード」でマスクを設定

2. 同じカットに複数のノードを追加し、それぞれに範囲指定

3. エフェクトから「モザイク」をそれぞれのノードに適用

画像編集のレイヤーやフィルターの考え方を知っておくと、動画制作の理解も深まります。

まとめ:静止画と動画、どちらにも活かせる基本スキル

モザイク処理は、Photoshopや動画編集ソフトでも共通する基本スキルです。

• 静止画では「選択範囲+フィルター」

• 複数箇所の処理は「Shiftキーを使った複数選択」

• モザイク以外のぼかし表現も使えると◎

• DaVinci Resolveなど動画編集への応用も簡単

こうしたテクニックを覚えておくことで、サムネイル作成や映像編集の幅が一気に広がります!