静止画にモザイクをかけるのは簡単です。
しかし、複数箇所モザイクをかけろと言われると少し難しいですよね。
そんな時、Photoshopの「フィルター」機能を使うことで簡単にモザイク加工することができます。
Photoshopで静止画にモザイクをかける方法
モザイクをかけるためには、まずモザイクをかける場所を特定しなければなりません。
上の画像にある4人の子どもの顔にモザイクを掛けます。
Photoshopにドラッグ&ドロップで画像を読み込ませます。
続いて、モザイクにする部分を選択範囲にします。
左のメニューバーから[選択範囲]を作成するツールを選びます。
円形を選んでモザイクをかけたい部分を選択します。
素材によっては、なげなわ、多角形、マグネット を使ってもかまいません。
選択したい部分をそのまま囲こみ、メニューバーから[フィルター][ピクセレート][モザイク]と進めばOK です。
モザイクの粗さは、モザイク設定画面の下部に表示されたスライドを左右に動かすことで調整できます。
画面をぼかす方法は、モザイクのほかに 「フィルタ」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」を選択する方法もあります。
ガウスの場合は全体がモヤッとした画像になります。
3つ目の方法として「フィルター」から「フィルターギャラリー」を選ぶ方法もあります。
複数個所にモザイクをかけたい
モザイクをかける場所が増えたらどうすればいいのでしょうか。結構躓くのが複数個所かける方法です。ネット上の解説を見ても解決策を載せている記事はあまり多くありません。
正解は
複数を選択する場合はshiftを押しながら選択するです。
一度選択を始めたら、shiftキーを外してはならない点が面倒ですが、こうすることで画面上にスマートフィルターという特殊なフィルターがかかり、複数個所にモザイクを処理することができるのです。
あとはctrl+shift+alt+sで画像を書き出せば出来上がりです。
※Photoshopを利用するだけの資金がない人はGIMPなどのフリーソフトを利用するのも吉です。
では動画ではどうするか
Davinch Resolveを使ってモザイク処理する方法は元素材となるカットを選んで[ノード]に範囲指定し、モザイクフィルターをかけることです。
同じカット内に複数モザイクをかけたい場所があれば、[ノード]の数を追加して、それぞれに範囲を指定してフィルターをかけるだけです。
画像処理ソフトの技と動画編集ソフトの仕組みは共通する場面が多いのであわせて学ぶとスキルの幅が広がります。
まとめ
動画制作から少し外れた静止画像の処理についてまとめました。
しかし、レイヤーとフィルター、モザイクの仕組みについては体で覚えておくと動画にモザイクを処理するしくみが頭に入りやすくなります。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 複数個所モザイク を書きます。