映像の切り替えに活用できるエフェクトDaVinci Resolve

フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

番組の本質は構成です。構成とは骨格であり、骨組みです。

何をどのように使うことで何を伝えたいか。

骨組みがしっかりしていれば動画は成立します。

しかし、これだけでは仕上がりが味気ないものになります。

味付けとして使いたいのがビデオトランジションという切り替え効果です。

トランジションの効果

ビデオトランジションとは動画と動画が切り替わる際のアニメーション効果です。

トランジションには様々な種類があり、編集ソフトには必ずと言っていいほど様々な効果が用意されています。

よく使うトランジションがクロスディゾルブです。

映像と次の映像のつなぎ目が不透明に重なり合って繋がるというもので、カット編集のような硬いイメージと違い柔らかいイメージを与えます。

ワイプは、映像と次の映像が引き戸を開けるように変化するもの。ドアは画面中央から次の映像が観音開きのように現れます。

トランジションは動画だけでなく、写真などの静止画の素材でも適用することができます。

Blackmagic Design Japanによるチュートリアル。基本のトランジションの一つ、クロスディゾルブを例にとって解説しています。

基本の流れ

  • 効果をかけたいカットを選ぶ
  • エフェクトライブラリーからかけたい効果を選ぶ
  • 効果をタイムライン上の映像にドラッグする
  • 映像を跨いだ白い枠を操作する
  • 場合によってインスペクターを操作して枠の中身を編集する

タイムライン上の動画から、トランジションをかけたいカットを選びます。

エフェクトライブラリーには、様々なトランジションの雛形が一覧表示されています。その中から使いたいトランジションを選び、タイムライン上のカットにトラッグします。

カットとカットの間を見ると白枠で縁取られた枠が追加されました。これがトランジションです。枠を触ることで時間や強度などを修正することができます。

不要になった白枠はショートカットで削除することができます。

効果の内容を変えたければ、新規の効果を選んでタイムライン上にドラッグすることで上書きすることができます。

時間設定や動きの変化は、画面右上にあるインスペクターと呼ばれる項目から操作パネルを表示して修正することができます。

写真などの静止画でもトランジションを適用することができます。

静止画だけでは味気ない情報も動きを加えることで印象的なものに変わることがわかります。

時間や予算が限られた中で使うことも制作者の知恵といえます。

ノードを使ったトランジション

画面を編集でズームインさせながら、別の映像に切り替えるという技。

テンプレートにはない効果は、ノードを使うことで作成することができます。

使いすぎに注意しよう

トランジションの目的は演出です。

動画のメッセージをより印象的に視聴者に伝えるための手段です。効果的な手段は使うべき時に使うのが有効です。

ところが作品の中にはトランジションを使うことが目的であるかのようなものが見られます。

本来、動画制作の目的はメッセージの伝達にあるのですが、こうした作品を見る限り、技を競うのが目的のように見られて仕方がありません。

本来伝えるべき目的を見失うことがないよう、何をどのように使うことで何を伝えたいか。

骨組みをしっかり作った上で使いこなしたいものです。




ABOUTこの記事をかいた人

元テレビ番組制作者。再就職→窓際→WEBコンテンツ制作で復活。64歳にして動画制作に自分の価値を見いだしました。目指すのは地域に根ざした"伝える系"の動画制作です。スキルアップと感謝の気持ちを持ちながら楽しく生きていきます。編集のお手伝いも始める予定です。