DaVinci Resolveでスローモーションがカクつく? AI Speed Warp Faster で滑らかに補正する方法!

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 AI Speed Warp Faster を書きます。

「スローモーション映像がガタガタして見にくい…」

そんな悩み、動画編集を始めたばかりの人にはよくありますよね。

でも大丈夫!DaVinci ResolveのAI機能「Speed Warp Faster」を使えば、一瞬でプロ並みの滑らかなスローモーションが完成します。

この記事では、初心者の方でも迷わずできるように、ステップごとに超わかりやすく解説します!

DaVinci Resolveでスローモーションがカクつく?AI Speed Warp Fasterで滑らかに補正する方法!

【STEP 1】素材の準備とタイムラインへの配置

まずはスローにしたい動画素材を準備し、以下の手順で配置します。

1. DaVinci Resolveを起動し、プロジェクトを新規作成

2. スローにしたい映像素材をメディアプールにドラッグ&ドロップ

3. タイムラインに動画を配置

🎥 ワンポイント:スローモーションにしたい箇所が 高フレームレート(60fps以上) だとよりキレイに仕上がります。

【STEP 2】スローモーションの基本設定

次に、映像をスローモーションに設定します。

1. タイムライン上の素材を右クリック → [クリップ速度を変更]

2. [Speed(速度)]を「50%」や「25%」に下げてOKをクリック

この時点では、スローになりますが動きはカクつきがちです。

【STEP 3】リタイム補完で「Optical Flow」を選択

滑らかな動きにするために、まずリタイム補完を設定しましょう。

1. クリップを選択してインスペクタを開く → [リタイムとスケーリング]

2. [Retime Process(速度変更処理)]を「オプティカルフロー」に変更

これで、AIによる中間フレームの生成が有効になります。

【STEP 4】補完モードを「Speed Warp Faster」に変更

さらに滑らかにするため、AI処理を「Speed Warp Faster」に変更します。

素材を選択した状態でインスペクタを開き「動きの推定」の設定を「Speed Warp Faster」に変更します。これで完了。

Speed Warp Fasterは、従来のSpeed Warpよりも高速かつ高精度なAIスローモーション補正機能です。DaVinci Resolve 18.6以降で利用可能。Studio版限定。

【STEP 5】プレビューで確認しよう!

プレビュー再生して、映像の動きが滑らかになっているか確認しましょう。

• 被写体の手足や輪郭のにじみやブレが減っているか?

動きが自然に見えるか?

気になる部分があれば速度調整や、補完モードを別のモード(Enhanced Betterなど)に変更して比較してみてください。

【STEP 6】エクスポートで高画質出力!

編集が終わったら、最後に書き出し(エクスポート)します。

• [Deliver]ページへ移動し、YouTubeやSNS用にプリセットから選択

• 解像度・フレームレート・エンコード設定を確認して[Render]をクリック

【まとめ】

スローモーション映像のカクつきは、初心者にとって大きな壁。

でも**DaVinci ResolveのAI機能「Speed Warp Faster」**を使えば、驚くほど簡単に解決できます。

「なんかプロっぽい!」と思われるような滑らかスローを作って、YouTubeやTikTokに投稿してみてください!