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テキストアニメーションの練習をしたいけど、どうしていいかわからないというビギナーの人は意外と多いですよね。
困ったときはCM動画を見て模写をするのも練習方法の一つです。
テキストアニメーションは 模写 して学ぼう
例えばこの動画のようにテキストアニメーションっぽい映像デザインを分析してみると面白いです。
分析するには映像をキャプチャするとアニメーションの構造がわかります。
このようなやり方を「リバースエンジニアリング」といます。
お手本があると理解が深まりやすくなります。
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このクリップでは、白いオブジェクトの上に赤いオブジェクトが重なり、その間からテキストがスライドインしています。

さらに赤いオブジェクトの上にテキストが降ってくるようなエフェクトです。
レイアウトは傾斜していますが、このことからレイヤーが4層であることがわかります。

動画を手本に作ったのがこのクリップです。ローワーサードなどに使えそうなアニメーションです。
作り方
エディットページのタイムラインに[単色]と[Fusionコンポジション]を配置し、[Fusionコンポジション]から[Fusion]ページに移ります。



これが一層目になります。
次に二層目のテキストを作ります。[テキスト]をノードに加えて、先に作った一層目のノードに繋ぎます。

何もないところからテキストを出現させるにはマスクを使います。[Rectangle]を[Text]の上に加えます。

テキストはキーフレームを打って横にアニメーションさせます。
何もない場所から出現させるには、 テキストの上に置いた[Rectangle]をマスクにして使います。
デフォルトでは四角の中にテキストが見えています。四角の枠の外に変更するため[Inbert]にチェックを入れます。

マスクのかけ方は記事にまとめています。興味のある方は参照ください。
空間から出現する テキストアニメーション DaVinci Resolve17 | ぶいろぐ
この透明な部分に三層目のオブジェクトを配置します。

第一層めにつかったノード一式を指定して、ctrl+c、ctrl+vで複製を作ります。

この複製のサイズと色を変更して第三層をつくります。
最後に、テキストが縮小して枠に収まる第四層を作ります。

テキストを追加して第三層のノード群と[MediaOut]の間に挿入します。
テキストは拡大縮小させながらキーフレームを打ってアニメーションにすれば完成です。
作り方は記事にまとめているので参照ください。
文字が縮小 するテキストアニメーションDaVinci Resolve17 | ぶいろぐ
まとめ
字間をかけて作ったオブジェクトは何度でも再利用したい物。使えるものはパワービンやマクロにして使い回しましょう。
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パワービンに保存するには、[表示]から[パワービンを表示]を選択すると[パワービン]の欄が編集ページに現れるのでドラッグandドロップするだけです。
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