動画のワンカットだけ静止画として保存したいことありませんか。
ブログ用のアイキャッチ画像やYouTubeのサムネイル画像の加工などを作る時に欠かせませんね。
スクリーンキャプチャするなんていう荒技もありますが、できる限りちゃんとした品質で保存したいもの。
DaVinci Resolve18では、[カラー]ページと[Fusion]ページの二つの方法で静止画保存ができます。
動画から静止画を切り出す方法
まず切り取りたい動画の一部を選びます。
タイムラインにおいたクリップの中から切り取りたいカットをシークバーで特定します。
静止画保存したい動画クリップを選択したまま[カラー]ページを開きます。
プレビュー画面を右クリックするとウィンドウが開くので、[スチルを保存]をクリックすると保存できます。
Ctl+Alt+GでもOKです。
切り出された画像がギャラリーの中に別ファイルとして生成されます。
ギャラリーの中にある静止画を右クリックするとウインドウが開きます。
その中にある[書き出し]を選択します。するとエクスプローラーが開くので、好みの場所に保存することができます。
画像の解像度はタイムラインに設定した値、例えば1920X1080などで書き出されます。
もし、オリジナル素材の解像度が多く久手、縮小せずに書き出したい場合はタイムラインの設定を変えることで可能です。
その場合は、メディアプールに作られた[タイムライン]を右クリックし、[タイムライン設定]を開きます。タイムライン設定にはタイムラインの解像度の数値がロックされています。最下行にある[プロジェクト設定を使用]のチエックを外すと数値のロックが外れるのでタイムラインの解像度を上げることができます。
[Fusion]ページから切り出す
静止画の切り出しは、[Fusion]ページからも可能です。
切り出したい部分をシークバーで特定したまま[Fusion]ページを開きます。
すると動画はタイムライン上に切り出したい部分で止まっているはずです。
プレビュー画面を右クリックしてメニューを開きます。
[Fusion]ページから保存する場合は「イメージを保存」を選択します。「イメージを保存」を使った保存では、読み込まれた元素材の解像度で静止画を書き出すことができるので、高画質な素材の解像度を損なわずに保存することができます。
テロップも含めて切り出したい場合
テロップやエフェクトをかけた画面を保存したい場合は、いったん[複合クリップ]でまとめる必要があります。
複合クリップを使うには一つ条件があります。
複合クリップでまとめてしまうと、解像度は編集中のタイムライン解像度から変えることはできないので注意しましょう。
動画の一コマをフリーズさせる方法
動画のワンカットをフリーズさせたいと思っていたのに、「静止画」「保存」などの検索でこの記事にたどり着いてしまった方がいると思います。
バットとボールが当たる瞬間だとか、パンチが顔面にヒットするシーンなどでよく使われるのが「フリーズフレーム」という技術です。
動画ファイルの画像だけストップモーションさせるには、DaVinci Resolve 18が便利です。
方法はこちらの生地で解説していますので興味のある方は見てください。
まとめ
ブログ用のアイキャッチ画像やYouTubeのサムネイル画像の加工などに使うのであれば、書き出すファイルの種類はJPEGかPNGを選択するのがベターです。
[.drx]のファイルが出力された場合は削除しても問題はありません。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 を書きます。