声を自在に変えるピッチシフトDaVinch Resolve

ピッチシフト
フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

事件を扱ったニュースなどでよく見かけるのが人の顔にモザイクをかけたり、声のトーンを変えたりする動画。モザイクのかけ方はいろいろ紹介されていますが、声のトーンを変えるにはどうしたらいいのでしょうか。

DaVinch Resolveを使って簡単にできることを知りました。この方法を深掘りします。

ボイスピッチとは

自分では正しい音を歌っているつもりでも、 他の人にはそうは聴こえない人っていますよね。ボイストレーニングすることで改善が期待できますが、そういう状態のことを「ピッチが弱い」とか「ピッチが外れている」とか言われます。

ピッチとは音程のことを指します。

つまり音程を人工的に変えることでびっくりするような音に変身できるのです。

ピッチシフト二つの方法

DaVinch Resolveには、ピッチ(音程)を変える二つのルートがあります。一つはカットを直接操作する方法。もう一つはエフェクトをかける方法です。

1.クリップのピッチを調整する

動画を早回しにするとせわしい声に、スローモーションにすると間の抜けた声になります。

最も簡単な方法が、カットを直接操作する方法です。音を変えたいカットを選択したら、画面右上のインスペクタを選択します。

[オーディオ]欄の中にある[クリップのピッチ]の中の[半音]のスライドを左右に動かすと、音のピッチが変わります。

インスペクタを半音は、動画の尺を変えずに音程を変えることができるのです。

2.オーディオFX-Pitchを操作する

もう一つの方法は、エフェクトライブラリーの中にある[オーディオエフェクト][Pitch]を選択して、タイムライン上にある音程を変えたいカットにドラッグ&ドロップする方法です。

ピッチコントロールする表示が出てくるのでPitchダイヤルを動かすことで音程を変えることができます。

アウトプットのダイヤルを使うことで元の音を少し残しながら音程が変化するのでよりなめらかな感じで音が変わります。

音の高さ(ピッチ)を変えずに再生速度を変更する方法

YouTubeを観ていると、たまに早口ですごく滑舌のいいしゃべり方をする人に出会うことがあります。YouTuberの中にはボイスピッチを巧みに利用している人がいます。

よく見ると動画の速度が少し速く見えます。これは動画を早送りし、ピッチを調整することで音の高さをキープしているのです。

DaVinch Resolveでは、オーディオフレームを右クリックし、[クリップの長さを変更]を選択します。

試しに速度を120%にしてみましょう。するとタイムラインのカットが縮みます。

120%の速度は目で見ただけでは通じようの速度とあまり変わりませんが、音声は早回しになるため音程は上がります。

この時、[ピッチ補正]にチェックを入れておくと。音声は普通の声の高さに聞こえます。

YouTubeの動画はテンポが命。リズム感を維持するためピッチシフトは大切な役目をはたしていました。

まとめ

ニュースや番組など、ふだん目にする動画でピッチシフトを多用するものはそう多くありません。しかし、短時間で視聴者の興味をつなぎ止めなければならない動画投稿の世界では、ピッチシフトは必需品のようです。

気になる動画に出会ったら確認してみてはいかがでしょうか。




ABOUTこの記事をかいた人

元テレビ番組制作者。再就職→窓際→WEBコンテンツ制作で復活。64歳にして動画制作に自分の価値を見いだしました。目指すのは地域に根ざした"伝える系"の動画制作です。スキルアップと感謝の気持ちを持ちながら楽しく生きていきます。編集のお手伝いも始める予定です。