初心者が直感で編集できるソフトFilmora11。
こんな悩みが寄せられました。
パソコン上でFilmoraを使ってtiktokの動画を編集しました。編集後に動画を携帯電話に戻すと画像が小さくなってしまいます。縦画面いっぱいにしたいのですが、どうしたら編集後のサイズを小さくせずに公開できるのでしょうか?
Youtube用に作った動画をTiktokでも使用したいけど、Youtubeの縦横比は16:9。
カメラを横向きで撮影した動画などはTikTokのサイズに合いません。
Tiktokでは逆の9:16のアスペクト比だからです。
Filmora を使って簡単に横長動画をTikTokのような縦長動画に変換するための方法を紹介します。
横画面を縦長画面 に変換 する方法
縦サイズで出力するようなプラットフォームは、縦サイズで撮影して編集するのが最も簡単。
無理して横サイズで撮影する必要はありません。
しかし諸般の事情で横サイズの撮影をする場合があります。
そんな素材は様々なメディアに使いまわすことが多いので編集はPCでした方が何かと便利です。
初心者が初めて編集するのならばFilmoraがオススメです。
Filmoraであれば、豊富な出力形式に対応しており、設定も必要最低限でできるため非常に簡単です。
Filmoraを起動して編集します。

デバイスに出力で解像度を調整する方法
編集が終わったら、プレビューモニター横の[エクスポート]ボタンを押し[デバイスに出力]を選択します。

iPhone、iPadなど出力する機種が表示されるので、iPhoneなどの9:16(縦画面)の機種を選び、[設定] ボタンをクリックします。

解像度、フレームレートなどの設定を手動で調整することができます。

「Quicktimeにしようかmp4にしようか、h.264とはどうよ」など悩むことはありません。
TikTokは一般の編集ソフトで使われている形式であればOKです。
[カスタム]をクリックして[解像度]の数字を左右入れかえ720×1280にしてエクスポートを押します。
するとタテヨコが入れ変わった動画が完成です。
縦横比を変更する方法
横長の動画の一部を拡大して縦長動画にする方法です。
素材をタイムラインに置いたらプレビューモニター下にある[プレビュー品質と表示設定]のアイコンをクリック[縦横比を変更]をクリックします。
[プロジェクト設定]のウインドウが現れるので、[アスペクト比]の値を[9:16(縦画面)]に変更してOKを推します。縦枠の黒みの中に映像が縮小して配置されたタイムラインが完成です。
好みに応じて、黒みの部分を壁紙となる画像にはめ変えるとおしゃれなクリップの出来上がりです。
オートリフレームを使う方法
素材をメディアプールに配置したら、素材を右クリックしてメニューを開きます。
[オートリフレーム]を選択します。
アスペクト比を[9:16]に変更し、[分析する]をクリックします。

するとタイムラインに表示された横長の動画にフレームが出現します。

このフレームを使うことで元の画像を[9:16]にトリミングすることができます。
[フレーム調整]をオンにして、[分析する]をクリックすると自動的に変換が始まります。画面の中の被写体が動くなど位置の調整が必要な場合は、変換途中で画面をクリックします。
すると変換が中断するので、枠をマウスで好みの位置に微調整します。
フレーム調整]をオフにして、試写をします。
問題がなければ[エクスポート]をクリックして任意のフォルダに書き出します。

動画のアップロード
TikTokに動画をアップロードするにはPCから端末に動画を移動する必要があります。
iPhoneなどアップル製品はUSBで直接移動が難しいのでiTuneなどのメディアプレーヤーを使います。
私の場合はGmailを使って自分のアドレスに動画を添付した空メールを送ってiPhoneで受け取るやり方をしました。
移動出来たらTikTokを立ち上げていつもの手順でアップロードしてください。
TikTokのメインユーザーは10代〜20代となっています。
若者をターゲット層にした集客効果は高いと言えますが、30代以上をターゲットにする場合、集客効果は期待できません。
まとめ
TikTok動画の投稿は、スマホで撮影し、TikTokの編集機能を使うのが超簡単です。
スマホソフトにはない編集をしたいとか、PCで編集した動画の一部を使いたいなどの場合は編集ソフトを使いましょう。
動画の中の一部をクローズアップさせたいなら[オートリフレーム]がオススメです。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 動画をTikTokにアップロード を書きます。