【完全初心者向け】動画編集スキル の身に着け方

フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 動画編集スキル を書きます。

YouTubeの爆発的な普及ではじまった動画投稿ブーム。最近は若干落ち着いてきました。

「動画制作で食べていけるのか」これから動画制作を習得したいけど、いったいどこから手を付けたらいいんだろう…。そんな疑問を持つ人も多いはず。

こういった疑問に答えます。

動画制作は一生のスキルになる

動画編集スキル

動画制作を学ぶ人が増えています。その理由は発表する舞台が増えたこと、動画制作にかかるコストや時間が大幅に下がったことが主な変化です。

動画制作者の低年齢化も進んでいます。

チャンネル登録者数 3.82万人のネックOPN(ねっくおぴん)さんの投稿動画。

こちらは自作PCにフリー編集ソフトを入れて動画編集を続ける中学生「6の2乗 / 36 PC」さん。

職業選択以前に動画制作を楽しむ人たち、動画ネイティブの層が育っているのです。

子どもの時から動画のスキルが手に入ると、それだけで人生のハードルが一つ下がるような気がしませんか。

「でも、これから始める私には動画ネイティブほどの経験値はないし」という人。

あきらめることはありません。

動画の編集だけならそれほど苦労せずに身に着けることができます。

#編集案件検索でググる

まず仕事が歩かないか調べてみましょう。Twitter の検索窓に【#動画編集者募集】と入れてみましょう。

あっという間に案件が山のように出で来るはずです。

「作業内容はテロップ挿入のみ。単価3000〜5000円」「ゲーム実況&実写動画。単価:12000円」といった求人とか、「週1〜2本。時給1000ライン可能です」という求職情報が飛び交ってます。

編集者として歩きはじめたばかりの人でも稼いで行けそうです。

気になるのは費用ですが、上記の中学生さんのように自作のPCにフリーソフトでも動画編集は可能なので、元手はほとんどなしでも起業はできます。

動画制作はプログラミングなどに比べると学ぶ内容も平易ということもあり、だれでも始められるという仕事なのです。

学習が必要なわけ

それでは、なぜ学習が必要なのでしょうか。

動画編集には大きく二つの流れがあります。

一つは作業としての編集。もう一つはものづくりとしての編集です。

どちらも仕事は映像編集なので見分けにくいところはありますが、仕事の単価が違います。

作業としての編集は、発注者の代わりに動画編集にかかる時間を請け負う仕事です。

YouTubeの編集代行や、テロップ入れ代行などがそれです。

こうした仕事の多くは単純だけど時間のかかる編集作業です。

ほどほどのスキルでもできる仕事であるため、編集を始めたばかりの初心者でも比較的簡単に受注できます。

デメリットは、同業他者が多いこと。

仕事探しサイトを見ると一本五千円という仕事も少なくありません。

普通、動画編集にかかる時間で割ると、時間単価はコンビニバイトより安くなることもあります。

求職者が仕事を奪い合うことになりがちで単価も低くならざるを得ないのです。

モノづくりとしての動画編集は、映画やテレビなどのストーリーを中心とした編集や、アニメーションなどの映像デザイン編集です。

こうしたスキルを売る編集は、余人をもって代えがたい能力が要求されるため、編集単価も高く評価されます。

実は、こうしたスキルを独学で身に着けるには結構な時間がかかるのです。

動画編集を本気で考えている人ならいろいろリサーチしていると思いますが、自立して活躍している動画編集者はみなかなり自己投資をしています。学習だけでなく経験を積み上げて生計を立てているのです。

よくある質問:動画編集スクールってどうなの?

では、当面の課題として動画で稼ぐにはどうしたらいいのでしょうか。

私は放送局で十数年の間番組を作り続けました。放送局に入る前は専門学校に通ったこともなく、番組制作は入社してから経験の中で叩き込まれました。

その経験から言うと、動画編集、とくに作業としての編集実務は三か月程度で身につきます

独学で十分。後は現場で学びます。スクールに行く必要は一ミリもありません

こうしたことから「独学ですむならスクールに行く必要ないじゃん」という人もいます。

ある程度の腕が身に付いたら、後は営業力勝負。

むしろ人脈作りが大切というのも事実です。

スクールに行く必要があるのは二つある映像編集のうちの後者、ものづくりとしての編集技術を身に着ける場合です。

映画やテレビなどの構成力が必要とされる編集やカッコいい映像デザインを極めたいと考えるのなら、独学には限度があります。

モンタージュに始まる映像編集の法則や、動画を見る人間心理の癖、ストーリーの語り方など奥の深い世界が待っています。

それは一流の料理をつくる調理師が調理師学校で学ぶのに似ています。

複雑かつ高度な内容は独学だけで学べるものではありません。また、最新の情報や技術は自分と同じくらい高度なレベルを持つ人とのつながりの中からしか得られません

ものづくりとしての編集者をめざすなら、三か月は研修期間。それ以降は毎日の積み重ねが待っているのです

独立するための時間は少ない

YouTube編集を仕事にするのであっても、競争があります。

依頼者の水準が高くなれば、編集の難度も上がるからです。

例えばこちらの編集者は、「稼ぐ」という明確な目的でスクールに入学。

受講中に案件を獲得し、某有名YouTuberの動画編集を通じて広告代理店を起業。未経験から動画編集をはじめてたった1年で数十社のD2C通販メーカーの動画制作や広告の運用を任されるまでになりました。

のぶさんの話を読むと、独立するまでの時間をできるだけ短くするためにスクールに通ったといいます。

つまりスキル習得の時間を金で買い、浮いた時間でスクールに投資した費用を回収したのです。

このことからわかるのは、趣味程度の編集であれば独学でもいいかもしれませんが、稼ぐことを目的とするならマナブ時間を極力切り詰めることが早道なのです。

スキルを身に着けることの意味はもう一つあります。テレビで仕事をしてきて感じるのは、動画の世界は人で繋がっていることです。

テレビの場合でも腕の立つ編集者は、仕事の予約が一年先まで埋まっていました。

彼らは求職活動は一切やりません。仕事の依頼は同業者の人づてでやってくるのです。

始めたばかりの編集者は当然実績がありません。実績が付かないことには仕事の依頼はやってきません。

しかし、スクールで学ぶことはスキルとは別に、同じ目的で編集を学ぶ仲間ができることです。

こうした仲間はライバルでもありますが、仕事を仲介する情報網としても機能するのです。

編集は依頼者がいてはじめて成り立つ仕事です。自分が依頼者になることはまれです。

そのことを考えると人のつながりの持つ意味の大きさは理解できるのではないでしょうか。

まとめ

趣味程度でいいのならば独学はアリ。一人で営業もできないことはない。

しかし、日常的に安定した仕事の受注を目指すならば信用と信頼を得る必要がある。

スクールに通うことは費用的に抵抗はあるかもしれないが検討の余地あり。

  • プロの動画クリエイターに相談できる
  • 仲間と刺激し合える競争環境がある
  • 一人前になるまでの時間が短縮できる
  • モーショングラフィックスなどの高度なスキルやマーケティングに関する知識が手に入る

独立して稼げる動画クリエイターを目指すなら​映像制作と実務案件を通して学べるスクールがあります

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