【 Filmora 】「自動リップル」機能の使い方とトラブル解決方法

自動リップル
フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 Filmora を書きます。

Filmoraを使用していて、「自動リップルの切り替えに関してよくわからない」と感じる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、Filmoraの自動リップル機能について、基本的な使い方や、よくある悩みを解決するための方法をご紹介します。

Filmora での「自動リップル」機能の使い方とトラブル解決方法

最新版のバージョン14が登場

自動リップルとは?

Filmoraの自動リップル機能は、タイムラインでのクリップの挿入や削除の際、他のクリップが自動で連動して移動する機能です。リップル機能が有効になっていると、例えばあるクリップを削除した際に、後ろのクリップが自動で前に詰まります。これにより、編集の際にタイムラインの隙間を手動で埋める手間を省けるため、効率的に作業を進められます。

自動リップルの使い方

自動リップルの設定は、Filmoraのタイムライン上で簡単にオン・オフを切り替えることができます。

1. Filmoraのメイン画面を開きます

2. タイムラインの上部にある「自動リップル」アイコンをクリックして有効化または無効化します。

• アイコンが強調表示されている場合は、自動リップルがオンの状態です。

• アイコンが無効になっている場合は、自動リップルがオフの状態です。

ヒント: 必要に応じて、自動リップルをオンにしたり、オフにしたりすることで、編集の仕方に合わせた操作が可能です。

よくあるトラブルと解決方法

1. 自動リップルがオンでも他のクリップが動かない

自動リップルがオンになっているのに後ろのクリップが動かない場合、以下を確認してみてください。

タイムライン上でロックがかかっているトラックがないかを確認します。ロックされているトラックはリップル機能が適用されません。もしロックアイコンがオンになっているトラックがあれば、それを解除してください。

• 編集しようとしているクリップがグループ化されている可能性もあります。グループ化されている場合、全体が一つのまとまりとして認識されるため、動きが制限されることがあります。

2. 自動リップルでタイミングがずれる

自動リップルによって、他のクリップが意図せず動いてしまい、タイミングがずれてしまう場合は、以下の対策を試してみてください。

必要な部分だけを一時的にロックすることで、リップルの影響を受けないようにします。例えば、動かしたくない音声トラックやテキストトラックをロックすると、位置が固定され、他のクリップの変更の影響を受けなくなります。

マグネットツールをオフにすることで、クリップ同士が吸着しない状態にし、細かい位置調整がしやすくなります。

3. リップル機能が動作しない場合がある

動画編集をしているのですが、音源と動画を挿入してカットした動画をコピペ(ctrl+D)するとなぜが音源までもカットされてしまいます

特定のクリップやトラックでリップル機能がうまく働かない場合もあります。以下のように確認しましょう。

ビデオやオーディオがリンクされている場合、ビデオとオーディオが同時に動かないことがあります。この場合、「自動リップル」が「閉じる(アイコンが緑の状態)」になっているため、クリップが割り込まれている事が考えられます。リンクを一時的に解除することで、リップルの影響を独立して受けることができます。

タイムラインの表示エリアを広げることで、リップルによってどの部分が動いているかを視覚的に確認しやすくなります。

自動リップルを活用した編集のコツ

カット編集の効率化:カット編集や不要なシーンの削除が多い動画編集では、自動リップルを活用することでタイムラインの隙間を自動で詰めることができ、作業が効率化します。

他のトラックに影響させたくない場合:BGMや音声トラック、テキストトラックなどを固定している場合には、対象のトラックをロックし、必要な箇所だけリップル機能を適用すると意図した編集が可能です。

最新版のバージョン14が登場

まとめ

Filmoraの自動リップル機能は、編集効率を上げる便利な機能ですが、使い方を誤ると意図しないクリップの動きが生じる場合があります。

状況に応じてオン・オフを切り替えたり、ロック機能を併用したりすることで、より快適な動画編集が可能になります。