【 Filmora 】テキスト読んで 文字起こし 驚きの時短術

自動文字起こし
フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 文字起こし を書きます。

動画編集でめんどくさい作業の一つがテロップ入れ。この作業、効率よく行いたいと思いませんか。

Filmora14に搭載された「自動字幕起こし(STT)」機能を使えば、手間がかかる字幕作成作業を大幅に効率化できます。

動画の音声を自動で文字に変換し、字幕として追加することができるため、特に長い動画の編集作業には非常に役立ちます。この記事では具体的な使い方とメリットを紹介します。

文字起こし 機能の使い方

最新版のバージョン14が登場

[プロジェクト]を起動し、[インポート]から文字起こししたい動画ファイルを読み込みます。

ポピュラーなmp4だけでなくmtsなどの動画形式もOKです。

メディアプール上の動画ファイルを右クリック。

[自動文字起こし]を選択します。

基本SRT形式を選択します。タイトルを選択すると動画の画面に合成されてしまいます。

生成を押すと解析が始まります。

メディアプールに[素材***]という音声解析データが追加されました。このファイルをタイムラインに置いて右クリックすると[字幕ファイルをエクスポート]表示が現れます。

字幕ファイルは、エクスポートをクリックすることで、PC内のWondershareのドキュメントフォルダに字幕起こしファイル(STT)として書き出すことができます。

この字幕データは対応するソフトに読み込ませることで字幕を作ることができます。

Filmoraの自動字幕起こし機能の利用にはいくつか注意点があります。

Filmoraの自動字幕起こし機能の注意点

無料体験版では利用できない
有料ライセンスも契約内容によって利用制限がある

私の場合は買い切りの永続ライセンスのため、無制限に自動字幕起こし機能が利用できました。

Filmora 自動字幕起こしのメリット

変換精度がVrewより高い

効率的な字幕作成

AIによる音声認識を使うことで、字幕作成にかかる時間を大幅に短縮でき、手作業によるミスも減らせます。

多言語対応

16カ国語以上の言語をサポートしており、国際的なコンテンツにも対応できます。

編集の自由度

字幕の位置、フォント、色などを自由にカスタマイズできるため、動画のデザインに合わせた字幕を作成することが可能です。

私はこれまでVrewを使って動画の文字起こしをしてきました。ところがVrewは今年一部有償化されたためFilmora に乗り換えました。変換精度は体感的にVrewよりFilmoraの方が上回るように感じます。

デメリット

1時間を超えると変換できない

無料版を使用する場合は30分の時間制限があります。有料版でも、1時間を超えた動画は長さ制限に引っかかるため、編集ソフトなどを使って尺を分割する必要があります。

テキストファイルに書き出せない

自動字幕起こししたデータは字幕用に使われるはSRT 形式のファイルとしてのみ書き出すことができます。

SRT ファイルの特徴は、テキストの開始および終了のタイムコード。それに字幕の連続番号を持っているため、テキストだけの利用をするにはテキストエディタや字幕変換サービスなどのツールを別途利用する必要があります。

参考 テキストだけ取り出すためよく使うのはONLINE SUBTITLE CONVERTERというウェブツールです。字幕変換機 サイト ソフト アプリ SRT ASS VTT SUB SMI SBV シンクエンコード | Online Batch Subtitles Converter このツールはたまにCromeで悪意あるサイトとしてブロックされることもあるため、注意が必要です。

テキスト読み上げ

「タイトル」から入力するテキストのデザインを選択。配置した画面上でテキストを入力します。

[テキスト読み上げ]アイコンをクリックするか、クリップを右クリックして[音声読み上げ]を選択します。

操作パネルが開くので、キャラクターを選択します。

選べるキャラクターは現在、日本語の場合で男性2パターン、女性2パターンの計4パターンです。どうがんばってもAI音声のクセが残るため、外国人に日本語を喋らせて違和感を消すのもありかもしれません。

入力欄に喋らせたい内容を記入し、OKを押すと音声解析が始まります。

解析中を示すインジケーターが終了したら、再生します。

修正できるのは速度とピッチです。

問題があればキャラクター画面に戻って

画面の下には速度とピッチを変えられるスライドバーを調整して変換し直します。

価格

Windows版のみ。有料版ライセンスで利用可能。

従量課金制(5,000文字分は無料)で利用ができます。月10万文字までは499円。20万文字までは899円です。

最新版のバージョン14が登場

まとめ

Filmoraの自動字幕起こし機能は、動画の音声を自動で文字に変換し、字幕として追加することができるため、特に長い動画や多言語対応が必要なプロジェクトに非常に役立ちます。

16種類の言語をサポートしており、さらに字幕のカスタマイズも可能です。字幕作成の手間を大幅に省き、クオリティの高い動画を効率よく制作できます。