Filmoraで文字を揺らす方法は二つあります。
- エフェクトを使う
- キーフレームを使う
キーフレームとは、動画のコマに印を記録し、その印を合図に動作をさせる仕組みのこと。
アニメーションには不可欠なものです。
しかし、複雑な動きをさせるのは膨大な数のキーフレームを打ったり、一つ一つ数値を微調整する手間がかかります。
なので、初心者はワンタッチでセッティングが終わるエフェクトを使ったほうが簡単です。
2022年12月FilmoraがバージョンアップしてFilmora12になりました。
でもプロはFilmora12を使わないのはなぜなのでしょうか。その理由は単純なものでした。
Filmora のダウンロードはこちらから行えます。
エフェクトを使って文字を揺らす方法
まずタイムラインに揺らしたい文字を置きます。
まずその前に、文字の入力方法をおさらいします。
普通の字幕を入れる方法
初心者の中には文字の入れ方に戸惑う人がいると思います。
私も最初わからなくて悩みました。
Premiere ProやDavinci Resolveにはテキストの操作が独立しています。
しかし、Filmoraの場合はてはテキストを選択するとプリセットのアイコンがずらりと表示されます。
普通のテロップが打ちたいのにエフェクト付きのプリセットを選んでしまうと、中身を編集するか、振り出しに戻って選び直すかの二度手間になりかねません。
実は、エフェクトがついていないごく普通のテロップが作りたい場合は「字幕2」を選ばなくてはならないのです。
この「字幕2」をタイムライン上に置き、字幕の上でダブルクリックすると編集ができるようになります。
文字を揺らす
文字の代わりにオブジェクトやクリップでも同じ手順で操作できます。
画面左上にある[エフェクト]をクリックします。
するとサムネイルの一覧と、画面左にメニュー一覧が表示されます。
画面左の一覧から[フィルター][ぶれ]をクリックすると、サムネイルがソートされて[ぶれ]のエフェクトだけになります。
ぶれのエフェクトはいくつもあるので、サムネイル上にマウスを重ねてアニメーションさせ、好みの揺れを探します。
好みの揺れが見つかったら、そのままタイムライン上に置いた文字クリップの上にある空欄にドラッグ&ドロップします。
これで文字を揺らすことができるようになりました。
Filmoraはテキストと画像とでエフェクトの置き方が異なります。
画像は直接エフェクトを乗せることができますが、文字の場合はタイムラインの上にしか配置できません。
文字や画像が混在するタイムラインにエフェクトをかけると、
エフェクトをかけたくないクリップまで影響を受けて動いてしまうことがあ流ので注意しましょう。
解決策の一つは[テキスト]を画像化することです。
画像にしてしまうと文字の修正はできなくなりますが、画像として扱われるのでエフェクトはかけやすくなります。
テキストを画像化するには、右下のカメラアイコンをクリックして[スナップショット]を撮ります。
するとテキストは画像化されます。画像化されたクリップには直接エフェクトを置くことができるので、個別に調整できます。
途中から揺らしたくなったら、空欄にドラッグ&ドロップしたエフェクトクリップの長さを変えます。
左右の端にマウスを置くことでクリップを伸び縮みさせます。
クリップのある部分だけ下にあるクリップを揺らすことができます。
揺れの程度を調整する場合は、エフェクトをダブルクリックするか、右クリックしてパネルを開き[プロパティ]を選択します。
すると[プロパティ]が開くので、ここから揺れの大きさや程度などを調整します。
まとめ
テキストの揺らし方をエフェクトに限ってご説明しました。
操作方法に習熟したら、キーフレームを使ってアニメーションさせる方法にもチャレンジしてみてください。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 文字を揺らす を書きます。