今日はね、ちょっとワクワクが止まらない話をします。
「Higgsfield WAN 2.5」。
この名前、最近SNSやX(旧Twitter)でもよく見かけませんか?
“Veo 3を超えた”とか、“Sora 2.0の天敵”とか、もう言われ放題なんですが……実際どうなのか?
使ってみたらマジで“映像AIの未来”でした。
Higgsfield WAN 2.5の使い方まとめ|Veo3を超える最強動画生成AIの始め方
音楽を流せば、その曲に沿って映像が生まれる
— 田中義弘 | taziku CEO / AI × Creative (@taziku_co) September 29, 2025
Wan 2.5(@Alibaba_Wan)のネイティブ・オーディオ駆動生成。これまでのテキスト→動画に加え、音声が直接ストーリーを導く。
映像と音が本当にシームレスにつながる時代が来た。pic.twitter.com/kxBI2vu4Jo
1️⃣ Higgsfield WAN 2.5って何がすごいの?
まず一言で言うと、
「映像・音声・アニメーション、全部ひとつで完結できる動画生成AI」です。
たとえば──
- テキストを入力すると、10秒の1080p動画を自動生成。
- 写真1枚から「動きのある映像」を作れる。
- さらに音声(人の声)までAIで合成。
つまり、「脚本 → 撮影 →編集 → ナレーション」まで全部AIで完結します。
やってること、もう映像制作スタジオです。
Wan 2.5 Community クリエイターたちの作品はこちらからご覧になれます。
Wan 2.5 – Next-Gen Video Model • Higgsfield
(525) Discord | #🎬|your-creations | Higgsfield AI
2️⃣ 導入方法:まずはアカウント登録から

公式サイトはこちら 👉 Higgsfield公式サイト
登録の流れはめっちゃ簡単。
- サイトにアクセスして「Sign up」をクリック
- メールアドレスとパスワードを入力
- メール認証でアカウントを有効化

完了。
ここまで3分。
初回ログインで無料クレジットがもらえるので、まずは無料の範囲で試してみましょう。5日間無料クレジット 無料プランにはウォーターマークが適用されます。

basicプランでは使える量やモデルが限られるので、無制限に使うならUltimetかCreatorプラン。ほどほどに使うなら月額17.4ドル(約2,500円)のPro版からスタートということになりそうです。
3️⃣ 使い方①:テキストから動画を作ってみよう

トップページ[Video]から[Generate Video}をクリック。すると編集画面に切り替わるので左サイドバーの[Prompt=テキスト入力欄]に注目。

入力欄に、こんな感じで書いてみます👇
A samurai standing in the rain, cinematic lighting, slow motion.

尺は5秒を選択。生成速度はkeep waitengと generate fastの二通りから選べます。今回はkeep waitengを選んでGenerateをクリック。

それでも三分くらい待っていると映像が生成されます。しかも音付き.
生成された動画尺は8秒。後半三秒は広告です。
いや、ホントに。待ってる間にコーヒーをひと口飲むくらいの時間です。
このクオリティがね、Veo 3やSoraを超えてるって言われる理由です。
ライティングの自然さ、カメラワークの動き、表情のリアリティ──
“AIが作った”って言われないとわからないレベル。
4️⃣ 使い方②:写真から動画を作る「Image to Video」
これがWAN 2.5のもう一つの神機能。

例えば、「男性の画像」をアップして、
「この男性が恐竜に変身して走る動画を作って」(Create a video of this man transforming into a dinosaur and running.)とプロンプトを入れるだけ。
AIが勝手にゴリラを恐竜に変えて、アニメーションを生成します。
しかも、クレジットを節約したい人は「Unlimited mode」にチェックを入れると無料範囲で生成可能。
つまり、「他人が作った面白い動画をアレンジして自分の作品にする」こともできる。
これが地味にクリエイター泣かせなほど便利。
5️⃣ 使い方③:音声付き動画を作る
WAN 2.5はなんと、AI音声も生成できるんです。
別途「Fish Audio」などの外部連携もできますが、
プラットフォーム内でもナレーションや会話シーンの声を作成可能。
たとえば:
女性キャラが「おはよう」と微笑む映像を作りたい。
① まず映像を生成(女性が微笑むシーン)
② 「Audio」タブで声を入力:「おはよう」
③ モデルを選んで「Generate」クリック。
……はい、しゃべりました。
英語は自然ですが、日本語はまだちょっと機械的。
でも十分「AIがしゃべってる!」って感じは味わえます。
6️⃣ 使い方④:トラッキング編集(Motion Edit)
WAN 2.5のすごいのは、生成した動画の動きを後から編集できるところ。

たとえば、
「手に持ったジュースのラベルを変えたい」場合、
修正ツールでジュースを指定するだけ。

同様に動きも指定できます。
これ、After Effectsのモーショントラッキングに近いです。
でもAIが自動で補完してくれるので、編集スキルがなくても大丈夫。
“思い描いた動き”を指でなぞるだけで再現できる感覚です。
7️⃣ どこまで作れる? WAN 2.5の限界と注意点
Higgsfieldさんで新しくリリースされたWAN2.5が早速使えるようになったのでやってみた🐈✨
— テックトークナビゲーター@AIコンテンツクリエイター (@TechTalkNAVI) September 24, 2025
"壁駆け上がり→方向転換"
前のバージョンに比べて、プロンプトへの追従性〇#Higgsfield #WAN 2.5@higgsfield_ai pic.twitter.com/jKz1K8ziEA
WAN 2.5が「自由度が高い」と話題なのは、表現制限がほとんどないからです。
ただし、ここが注意ポイント。
公序良俗に反する動画や、特定人物(有名人など)を模した生成は法的にアウトになる可能性があります。
なので、倫理的に安全な範囲で使うのが大事。
アニメ、SF、ファンタジーなど“創作世界”で遊ぶのがおすすめです。
8️⃣ 実際に使ってみた感想(レビュー)
Higgsfield.ai の動画生成ツールで使えるAIモデルには得意分野があり、使い方を理解しておくと生成クオリティが段違いに変わります。以下で、この7つのモデルをわかりやすく解説していきます👇
🎬 Higgsfieldで選べる7つのAI動画モデル解説

さてお気づきかもしれませんが、動画生成の項目に[Models]という項目があります。この画像にある「モデル選択画面」は、Higgsfield.ai の動画生成ツールで使えるAIモデル一覧です。
AIごとに作れる動画に特徴がありますが、Higgsfield WAN 2.5ではさまざまなAIが使い分けできます。
🌀 1. Higgsfield DOP(映像演出・カメラ操作特化)
- 説明: 「DOP」は“Director of Photography”(撮影監督)の略。
- 特徴: カメラアングル、照明、構図など“映画的演出”を自動でコントロール。
- 使いどころ: 「カメラがぐるっと回り込む」とか「シネマティックなパン」みたいな動きを出したいとき。
- おすすめ例:
- ドラマチックなポートレート映像
- 映画のようなワンカットムービー
- 感想: まるで自分の中に“映像監督AI”がいるみたいなんですよ。カメラ動かさなくていいんです。勝手に動いてくれる。
🧠 2. Google VEO 3(音声と映像の同期に強い)
- 説明: Googleが開発した高精度の映像生成AI。
- 特徴: 音声とリップシンクが完璧。自然な会話シーンやナレーション付き動画を作るのに最適。
- 使いどころ:
- 解説動画
- 教育コンテンツ
- 会話ドラマ風のシーン
- 感想: 「おお、ちゃんと口が動いてる…!」って感動します。音と映像がずれないのは地味に大事なんですよ。
⚙️ 3. Kling 2.5 Turbo(高効率・高品質モデル)
- 説明: “Kling”シリーズの最新版で、処理速度と画質のバランスが優秀。
- 特徴: 短時間でハイクオリティ動画を生成。商業レベルの映像制作に向く。
- 使いどころ:
- SNS広告動画
- シネマティックショートムービー
- 感想: 一番「速くて綺麗」。もう“Turbo”の名に偽りなし。映像の解像感もズバ抜けてます。
💬 4. Kling Speak(会話AI・アバター生成)
- 説明: しゃべるアバターやプレゼン動画を作れるAI。
- 特徴: 表情や口の動きが自然で、まるで人が喋ってるよう。
- 使いどころ:
- AIナレーター
- 教育・商品紹介動画
- YouTubeのバーチャル講師コンテンツ
- 感想: 「これ、ほんとにAI?」って思うレベル。YouTubeの顔出しが苦手な人はこれで十分です。
🎞️ 5. Seedance Pro(複数ショット生成)
- 説明: “Seed + Dance”の名前通り、マルチショットの映像生成ができるAI。
- 特徴: カットをつなげた短編動画を自動で構築。ストーリー展開も自然。
- 使いどころ:
- ミュージックビデオ風作品
- 映画の予告編風ムービー
- 感想: 一発で「A→B→C」って3カット作ってくれる。これ、編集者としては革命ですよ。
⚡ 6. Minimax Hailuo 02(高ダイナミックレンジ動画)
- 説明: 明暗差の表現に強い“HDR対応モデル”。
- 特徴: 夜景・逆光・炎など、光の表現がリアル。
- 使いどころ:
- 夜の街やネオン映像
- ファンタジーやSFシーン
- 感想: 光が“生きてる”感じがするんですよ。ネオンがジリジリ光る描写、マジで鳥肌もんです。
🆕 7. WAN 2.5(次世代の音付き動画生成AI)★NEW!
- 説明: 最新モデルで、映像+音声を同時に生成できる“次世代AI”。
- 特徴: 一度の生成で「動き・音・雰囲気」が一体化。まさに“総合映像AI”。
- 使いどころ:
- 映画風ショートムービー
- YouTubeショート
- ナレーション付きコンテンツ
- 感想: これが今の“AI動画の完成形”。もうPremiereやDaVinciを立ち上げなくても、作品ができちゃうんです。
💡 どのモデルを選べばいいの?
シネマティック演出をしたい | Higgsfield DOP |
音声付き会話動画を作りたい | Google VEO 3 or Kling Speak |
スピードと画質のバランス重視 | Kling 2.5 Turbo |
マルチカット・物語性を出したい | Seedance Pro |
光の演出を重視したい | Minimax Hailuo 02 |
音まで含めたオールインワン制作 | WAN 2.5 |
🎬 まとめ:WAN 2.5が「最終回答」
どのモデルも魅力的なんですが、
現時点で“総合力No.1”は間違いなく WAN 2.5。
音も動きも同時に生成できるので、これ一本で「YouTubeショート」から「映画風PV」まで完結できます。
画像のクオリティが高いと評判なMidjourneyと比較しても動画生成機能を見るとその差は歴然な感じです。
✨ WAN 2.5 é mais do que uma atualização.
— Antonio Costa | IA (@xetgepete) September 27, 2025
É a revolução da criação de vídeos por IA.
👉 https://t.co/l7TMb3ezp7#HiggsfieldWAN pic.twitter.com/NOhehbuwTq
特に映像初心者は、まずWAN 2.5を触って“AI映像の世界”を体験するのがおすすめです。
「自分でカメラを持たなくても映画が作れる時代」が、もう目の前です。
9️⃣ WAN 2.5を使うときのコツ
- 英語プロンプトが基本(翻訳ツールを使おう)
- 動作を番号で指定すると動きがスムーズ
- クレジット節約には「Fastモデル」がおすすめ
- 失敗したらプロンプトを短く・具体的に書き直す

この4つを意識するだけで、生成クオリティが一気に上がります。
まとめ:WAN 2.5は「表現の壁」を壊したAI
Alibabaが発表した動画生成AI「Wan 2.5」が凄すぎる。
— Kosuke (@kosuke_agos) September 28, 2025
たった一回のテキスト指示から、現実と区別がつかないレベルの音声付きの動画を生成してくれます。
GoogleのVeo 3と張るレベルのクオリティで価格は激安です。
衝撃的な事例を10個まとめました🧵pic.twitter.com/yKMoXzlwQj
今まで「できない」とされてきた表現を、
Higgsfield WAN 2.5は軽々と越えてきました。
撮影機材がなくても、スタジオがなくても、
アイデアひとつで映像を生み出せる時代が来たんです。
SoraやVeoが「安全な未来」を目指してるなら、
WAN 2.5は「自由な創造」を追求してる。
正直、動画クリエイターとしても刺激しかないです。
“編集が終わらない夜”が、“生成が止まらない夜”に変わりました。
WAN 2.5を使ってみた瞬間、心の中で叫びました。
「え、もう撮影いらないじゃん…!」って。
特に印象的だったのが、
“雨の中で侍が立っている”映像を生成したとき。
刀の滴る水滴まで、ちゃんと揺れてる。
これ、AIが作ってるんですよ?
本当にすごい。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。Higgsfield WAN 2.5 の始め方と使い方を書きます。