バズる商品宣伝系ショート動画って、
「センスのある人だけが作れる魔法の技」みたいに思いがちなんですけど──
実はかなりの部分が“型”と“再現”なんですよね。
で、その再現をAIがゴリゴリ代わりにやってくれるのが「Topview Video Agent」。Topview: #1 マーケティング動画エージェント

今日は動画制作の秩序を根本から変えるAIツールを紹介します。
「バズるショート動画はこう作る|Topview Video Agentの使い方」
を、初心者向けにガッツリ解説していきます。
コーヒー片手に、ゆるっと読んでくださいませ。
1. Topview Video Agentってそもそも何者?
ざっくり言うと、
「1枚の商品画像と参考動画から、AIがいい感じのショート動画を自動で作ってくれるやつ」
です。
- 商品画像をアップロード
- 「こんな感じの雰囲気にして〜」って参考動画を指定
- ちょっと質問に答える
- → TikTok / Instagram / ショート向けの動画が自動生成される


しかも最近のバージョンは、OpenAIのSora2系の技術も使っていて、
「え、これホントにAIが作ったの?」ってレベルの映像を出してきます。(X (formerly Twitter))
で、大事なのはここから。
「何も考えずにお任せ」だと“それっぽいだけ”で終わるんですよ。
せっかくなら、
- ちゃんと「バズる構造」を意識して
- AIに具体的な指示を出して
- 何本かテストして育てる
この3ステップで攻めていきましょう。
2. まず「バズるショート動画」のざっくり構造を知る
先に、プロ目線でよくバズるショートの型を簡単に共有しておきます。
だいたい、こんな流れが鉄板です:
- 0〜1秒:強烈な“フック”
- 「まだ○○で消耗してるの?」
- 「正直、これ知らないのは損です」
- 画面いっぱいのテロップ+どアップの映像
- 1〜3秒:共感 or 悩みの提示
- 「イヤホンのコード、まだ絡まってません?」
- 「動画撮るたびに、手ブレしてイラッとしません?」
- 3〜7秒:解決策として商品を見せる
- 商品の使用シーンをテンポよく見せる
- 「こう変わりますよ!」ってビフォーアフター
- 7〜12秒:メリットの連打
- 「軽い」「安い」「充電長持ち」など3つくらい
- テロップで“縦読み”できると強い
- 12〜15秒:一言の締め+行動を促す
- 「詳しくはプロフィールから」
- 「保存して後で見返して」など
この“型”を、Topview Video Agentにそのまま食わせるイメージです。
3. Topview Video Agentの準備編:なにを用意すればいい?
いきなりツールを開く前に、これだけ用意しておくと爆速です。
用意するもの
- 商品画像 1〜3枚
- 背景がゴチャゴチャしてないもの
- できれば縦長比率(9:16)もあるとベスト
- 参考にしたいショート動画のURL 1本
- 「テンポいいな〜」と思った動画
- ジャンルは近いほうが良い(ガジェットならガジェット系)
- ターゲットのイメージ
- 「20代の在宅ワーカー向け」
- 「子育てママ向け」など
- 推したいポイントを3つ
例:ワイヤレスマイクなら- スマホに直接挿すだけ
- 録音がクリアになる
- 充電いらず(もしそうなら)
ここまで決めてからTopviewを開くと、
AIに渡す材料が濃くなる=出てくる動画も濃くなるので、ほんとにおすすめ。
4. Topview Video Agentで動画を作る手順(初心者向け)
ここから実際の操作を、「ワイヤレスマイクのPRショートを作る」っていう例でいきます。
Step 1. Video Agentの画面を開く
Topviewのダッシュボードから
「Video Agent」的なワークスペースを開きます。(TOPVIEW.AI)

- 「New Project」
- 「Create with Video Agent」
みたいなボタンがあるのでポチっと。
心の声:
「いや〜なんか難しそうな雰囲気出てるけど、
実際やることは“画像アップして待つ”くらいなので安心してください。」
Step 2. 商品画像をアップロードする
「Upload Product Image」みたいなところから、
さっき用意したワイヤレスマイクの写真をアップロードします。
- 背景が白 or シンプルだと、AIが形を認識しやすい
- 複数枚ある場合は、「一番カッコよく見える写真」をメインに
(Topview Video Agentは、この画像から商品形状・色・質感を読み取って、ショート動画用のシーンを作ってくれます。)
Step 3. 参考動画(リファレンス)を指定する
次に、「Reference Video」みたいな欄に、
“こういう雰囲気好き!”って動画のURLを入れます。
例:
- TikTokで見つけたガジェット紹介のショート
- YouTubeショートで見た「ビフォー→アフター」系動画
この参考動画から、AIが
- カットのテンポ
- カメラの動き
- テロップの出し方
を学んで、似たノリの動画を組み立ててくれます。
コツ:
- 「おしゃれ系」を真似したければ、おしゃれなリファレンス
- 「早口テンポ系」を真似したければ、早いショート
ここをミスると「なんか思ってたのと違う」動画が出てきます。
Step 4. 質問に答えて“方向性”を決める
Topview Video Agentは、
「ターゲット」「トーン」「目的」などを聞いてきます。
ここでかなり結果が変わるので、
瀬戸さんっぽく、ちょっと丁寧に答えていきましょう。
例:入力イメージ
- Target audience(誰向け?)
→ 「自宅で動画撮影する初心者クリエイター」 - Tone(雰囲気)
→ 「フレンドリーで、ちょっとツッコミ多め」 - Goal(目的)
→ 「商品ページへの流入を増やしたい」 - Platform(投稿先)
→ 「YouTube Shorts」「TikTok」 - Key selling points(推しポイント)
→ 「スマホに挿すだけで音質アップ」
→ 「ノイズが減って声がクリア」
→ 「小さいから持ち運びラク」
ここまで答えると、
AI側でストーリーラインとカット構成を組んでくれます。
Step 5. AIが自動でストーリーボード(構成)を作ってくれる
少し待つと、画面に
「Scene 1 / Scene 2 / Scene 3…」みたいな感じで
ストーリーボードが出てきます。
ここで、具体的にどんなショートが提案されるかの例を出します。
5. 具体的にこんなシーン構成になると強い(例)
シーン構成の例(ワイヤレスマイクPR)
Scene 1(0〜1秒) – 強烈フック
- 画:
- 手ブレしまくってる自撮り映像(AI生成)
- 口元の位置に「?」みたいなエフェクト
- テロップ:
- 「まだスマホの“生音”で撮ってる?」
AIへの指示文例:
「最初の1秒で、音がこもっててイマイチなスマホ動画のシーンからスタートしてください。
テロップは『まだスマホの“生音”で撮ってる?』と大きく表示。」
Scene 2(1〜3秒) – 共感パート
- 画:
- 友だちに「なんか音ちっさ…」と言われているシーン
- テロップ:
- 「音が小さいって、地味にショック。」
AIへの指示文例:
「次の2秒で、友人に『なんか音小さくない?』と言われて
ちょっと落ち込んでるイラスト風シーンをお願いします。」
Scene 3(3〜6秒) – 商品登場
- 画:
- ワイヤレスマイクのどアップ
- スマホにカチッと挿すアニメーション
- テロップ:
- 「挿すだけで“プロっぽい音”に。」
Scene 4(6〜10秒) – ビフォーアフター
- 画:
- 画面左右に「Before / After」
- Before:こもった声
- After:クリアでハッキリした声(波形もキレイ)
Scene 5(10〜14秒) – メリット連打
- テロップ:
- 「ノイズ減少」
- 「スマホだけでOK」
- 「ミニサイズで持ち運び楽」
Scene 6(14〜16秒) – CTA
- 画:
- 商品ドアップ+スマホで自撮りしてるシーン
- テロップ:
- 「保存して、後でチェック👇」
こんな感じの「プロっぽい構成」を
Topview Video Agent側で自動生成させつつ、
こちらからさらに細かく指示していくイメージです。
ポイント:
- 「ぼんやりした指示」→ ぼんやりした動画
- 「1秒単位で指示」→ 見ごたえのある動画
なので、できるだけ秒数・テロップの文言まで書いてあげると
仕上がりが一気に人間っぽくなります。
6. 最後の一押し:生成された動画を“プロ目線”で調整する
Topview Video Agentは、
1ステップでビデオまで出してくれるのが強みなんですが、
そのまま投稿する前に、
ここだけはチェックしておきたいポイントをまとめます。
① テンポ(速すぎない?遅すぎない?)
- 最初の1〜2秒で「何の動画か分かるか」
- 3秒以上“情報が止まってないか”
AIへの調整指示例:
- 「全体のテンポを少し早くしてください。」
- 「最初のフック部分を0.8倍速、残りは1.1倍速にしてください。」
② テロップの読みやすさ
- スマホの小さい画面で読める大きさか
- 1行の文字量が多すぎないか(7〜10文字くらいが見やすい)
AIへの調整指示例:
- 「テロップをもう少し大きく、太字で。」
- 「1つのテロップは10文字以内に収まるように調整してください。」
③ ブランド感の統一
- 色味をブランドカラー寄りに
- フォントの雰囲気を近づける
AIへの調整指示例:
- 「ブランドカラーの#FF9900をアクセントカラーに使ってください。」
- 「フォントはポップな太字で、YouTubeショートっぽくしてください。」
④ サムネ・1フレーム目の意識
ショートとはいえ、
最初に表示されるフレーム=ほぼサムネです。
- 「文字+驚き顔」の瞬間をフロントに持ってくる
- 商品だけドーンより、“悩んでる人”が映ってるほうがクリックされがち
AIへの調整指示例:
- 「最初のフレームを、悩んでいる表情+テロップのシーンにしてください。」
- 「商品ドアップのカットは2秒目以降に移動してください。」
7. バズらせたいなら「1本で終わらせない」
最後に超大事な話です。
AIで動画を作ると、
どうしても**「1本作って満足」**しがちなんですけど…
アルゴリズム的には、
「似たテーマで、構成の違う動画を何本かテストする」
ほうが圧倒的に有利です。
Topview Video Agentなら、
- リファレンス動画を変える
- フックのテロップだけ変える
- トーン(真面目 / ネタ寄り)を変える
みたいな**“バリエーション量産”**がめちゃくちゃ簡単なので、
- まず3本つくる
- 1週間で数字を見る
- 良かった構成を量産する
このサイクルを回していくのがおすすめです。
8. まとめ:AIを“編集者の相棒”として使う
というわけで、
- バズるショートの「型」を理解して
- その型をTopview Video Agentに伝えて
- 生成された動画をプロ目線で微調整する
この流れを押さえておけば、
「なんとなくAIが作った動画」から一歩抜け出せます。
AIはあくまで“相棒”。
「何となくお任せ」じゃなくて、
「自分の頭の中にあるショート動画を、
AIにちゃんと説明して、一緒に形にしていく」
そんな感じで付き合っていくと、
ほんとに強い武器になりますよ。












こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 Topview Video Agent 完全ガイドを書きます。