自分専用の画像生成用GPTsを作って「昭和レトロ×アニメ風」 世界観 の画像を量産する方法

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。「昭和レトロ×アニメ風」の 世界観 の画像を量産する方法を書きます。

「昭和レトロ×アニメ風」の世界観の画像、めちゃくちゃ味がありますね。

このような雰囲気の画像は自分専用GPT(画像生成用GPTs)で毎回簡単に作ることができます。作り方を、初心者向けにステップ形式で解説します👇

「昭和レトロ×アニメ風」の世界観の画像を量産する方法

アップロードしたリアル画像を、ノスタルジックで温かい街並みのような画像にするには、画像生成用GPTsが便利です。

画像生成用GPTsに画像をアップロードして「この世界観で」と指示するだけでオリジナルな画像を生成することができます。

🧩 ステップ①:ChatGPTのGPTsページを開く

  1. ChatGPTの左メニューから「GPTを探す」を選び
  2. 、右上の「+作成する」ボタンを押して新規作成を開始

これで「自分専用のGPT」を作るモードになります。

(ChatGPT Plusユーザーなら誰でも作成可能です)

🪄 ステップ②:基本情報を設定

  1. 名前:  例)「レトロ街角アートメーカー」
  2. 説明文:  例)「ノスタルジックで暖かい照明の日本の路地やカフェ風の世界観を生成する画像アシスタント」
  3. 指示文(Instructions) に以下を貼り付けます👇

✨ サンプル指示文(コピペOK)

あなたはアニメ調のレトロな街並みや昭和風の路地裏など、温かくノスタルジックな雰囲気の画像を生成するアシスタントです。  
出力はすべて「image_gen」機能を使って画像を生成します。  
必ず以下の条件を意識して画像を作成してください。

【スタイル設定】
- アニメ風・手描き風の質感
- 柔らかい光・夕方のオレンジ照明
- 彩度控えめ、少し温かみのある色調
- 植物や自転車などの生活感を添える
- カメラは三脚固定・構図の安定感を重視

【生成ルール】
- 人物は背景の一部として自然に配置(目立たせすぎない)
- ノイズやグリッチを避け、滑らかで整った仕上がり
- プロンプトに「参考画像」と書かれた画像がアップされた場合は、その構図・色味を優先

【出力形式】
- 一枚目に生成画像を出す
- 二枚以上生成する場合は別構図で「昼」「夜」「雨」などのバリエーションを提案

プロンプトを張り付けるのは画面左下の枠です。貼り付けたら↑をクリックすると作業が家事まります。

🧠 ステップ③:カスタム動作を設定

更新が終わると、このGPTにつける名前を決めたいと思います。と提案があり、返事が求められるので、問題がなければ「OKです」と返答する。

プロフィール写真の生成が始まります。(たまに失敗することがありますがGPTsは完成しています)

「GPTの詳細を見る」ページに戻って「マイGPT」をクリックすると新しいGPTsの項目ができているのでクリックして続きの作業を行います。

この段階では、あなたが作りたいGPT(ノスタルジック風景メーカー)の方向性を一緒に仕上げていきます。
次のようなことを決めてもらうと進めやすいです:

  1. にしたいか(例:より昭和感を強めたい、少しファンタジーを入れたいなど)
  2. どんな使い方を想定しているか(例:作品背景用、アート参考用、SNS投稿用など)
  3. プロフィール画像を作成するかどうか

今の設定では「アニメ調のレトロ街並みを描く画像生成特化GPT」になっています。
まず、どの方向に改良したいか教えてもらえますか?

質問に答えると設定が更新されるので、最初のテスト画像を作ってみます。

🌆 ステップ④:テストプロンプトを登録

構成をクリックして、以下のようなサンプル入力を「テストプロンプト」として登録しておくと便利です👇

「昭和の喫茶店を舞台にした夕暮れの風景を描いて!」

「雨上がりの小さな港町をLofi動画っぽくして!」

「ジブリと新海誠がコラボしたような夜の街並みを!」

🚀 ステップ⑤:動画生成・書き出し

画面右下のプロンプト欄に参考にしたい画像をアップロードしてやりたいことを注文します。

すると作業が始まります。

生成された画像をダウンロードしたら完成。

問題がなければ画面右上の「生成する」をクリックして、そのGPTsの使用者について記述するとGPTsの完成です。

💡 おすすめ発展機能

機能内容
🎞️ Sora 2 / Veo3連携「同じ構図で動画にして」と入力したら動画用プロンプトを自動生成するように設定
🌸 季節モード「春/夏/秋/冬」キーワードで照明・植栽・空気感を変化させる
🪑 構図固定モード「Control Image(参考画像構図)」として固定する構文を埋め込む

注意点

毎回AIツール(ImageFXやSeaArt、Sora2など)に長いプロンプトを入れずに、あなた専用の“雰囲気キープGPT”が一発で生成してくれます。

GPTの画像生成は「DALL-E 3」が使われていると思われます。なのでMidjourneyで生成した元画像と若干色味などの違いを感じます。画像生成をMidjourneyで行うことで見た目の印象を上げることができます。

Midjourneyで画像生成を行う場合は、「Midjourney用のプロンプトを書いて」と指示すると最適なプロンプトを書いてくれるので活用しましょう。