【脱初心者】 Imagen で思い通りの画像を作る方法|Google公式プロンプトガイド徹底解説

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 Imagen で思い通りの画像を作る方法を書きます。

今日は、最近めちゃくちゃ話題になってるGoogleの画像生成AI「Imagen(イマージェン)」についてお話しします。

Imagen – Google DeepMind

いや〜、AI画像生成って、めっちゃ便利なんだけど… 「思った通りに出ない」 ってこと、ありません?
僕も最初そうだったんですよ。「かわいい猫の写真」とか「ビジネスマンのイメージ」とか入れてみるけど、出てくるのは“なんか違う”やつ。
で、「あーもう!」って言いながらフリー素材サイトに戻る。これ、あるあるですよね(笑)

でもね、最近見つけたんですよ。
その悩みを解決してくれる“神ドキュメント”を。

それが──
Google公式『画像生成プロンプト ガイド|Imagen』

これ、無料で公開されてます。しかも実例つき。
AI画像生成の基礎から応用まで、ぜ〜んぶわかります。

Imagenとは ImagenはGoogleが開発した高忠実度の画像生成モデルで、テキストプロンプトからリアルで高品質な画像を生成します。よく間違いやすいのが「Veo3」。こちらは動画生成AIです。

Imagenで“思い通りの画像”をつくる方法|Google公式『画像生成プロンプトガイド』を使いこなそう!

曖昧な指示はAIの天敵!

ガイドを読んでまず気づいたのは、「自分の指示がどれだけ曖昧だったか」ということ。

たとえば「ビジネスマンの写真」って打つとします。
でもそれ、どんな人?どこで?どんな表情?
AIからしたら「え、どのビジネスマン?」ってなるわけです(笑)

ガイドでは、プロンプトを4つの構成で考えるように教えています👇

  1. 被写体(Subject):誰・何を描く?
  2. コンテキスト(Context):どんな状況・背景?
  3. スタイル(Style):どんな雰囲気で?
  4. 技術要素(Technical details):光、構図、質感など

これを意識すると、指示の精度が一気に上がります。

具体的にやってみた!

僕が試した例がこれ👇

被写体: 20代の日本人女性、上品な顔立ち、滑らかな肌  
背景: ミニマルなオフィス、明るい自然光  
ライティング: 柔らかい光、少し逆光気味  
アングル: 顔とノートPCにフォーカス  
スタイル: ナチュラルで清潔感のあるトーン

これをImagenに入れた瞬間──
「うわ、これこれ!」 っていう画像が出てきたんですよ。

ほんと、プロンプトをちゃんと組み立てるだけでAIの理解力が変わる。
AIにとっての“言葉のレシピ”を正しく書くことが大事なんです。

「非現実的な組み合わせ」も自由自在!

ガイドを読んでて特にワクワクしたのがここ。
たとえば「侍がロボットと一緒にPCで仕事をしている浮世絵」。
いや、そんな素材サイトにあるわけないでしょ(笑)

でもImagenなら、出るんですよ。
AIは“想像の制限”を超えてくれる。
これがめちゃくちゃ面白い。

プロンプトを工夫すれば、

  • 未来都市でドローンを操る忍者
  • 猫がプレゼンしてる会議室
  • 宇宙でコーヒーを飲む宇宙飛行士

──なんでも作れる。
「想像力さえあれば、誰でもクリエイターになれる」って感覚、最高です。

配色まで指定するとブランディングにも強い!

さらにガイドでは、配色指定のコツも紹介されています。
ベースカラー・プライマリーカラー・セカンダリーカラーを分けて書くと、ブランドイメージに沿った画像が作れる。

例:

ベースカラー: 白  
プライマリーカラー: 青(信頼感)  
セカンダリーカラー: オレンジ(温かみ)

これで、ブログやYouTubeサムネイルの世界観が統一できる。
デザイナーじゃなくても、“ブランディングされた画像”をAIで作れるって最高ですよね。

ImagenとNano Bananaの違い、ちゃんと理解しよう!

ここで初心者が混乱しがちなのが「Imagen」と「Nano Banana」の関係。
名前が似てるから混同しちゃうんですよね(笑)

でも、役割はまったく違います。

ツール名役割
Imagen新しい画像を“ゼロから生成”「未来都市を歩くサムライ」
Nano Banana生成した画像を“部分的に修正・調整”「そのサムライの服装を黒に変更」

つまり、Imagenは「生み出す」AI。
Nano Bananaは「整える」AI。

画像生成と画像編集は“シェフと盛り付け担当”

Imagenは料理を作るシェフ。
Nano Bananaは盛り付け担当。
どっちも欠かせません。

Imagenで作った画像を、Nano Bananaで微調整することで、プロ並みの完成度に仕上がります。

ありがちな悩み、ぜんぶNano Bananaが解決してくれる

  • 「画像編集ソフトの複雑な操作に毎回イライラしながら、結局思い通りの画像ができない…」
  • 「AIで画像を作ったはいいけど、ちょっとした修正をするだけで全然違う画像になってしまう…」
  • 「『バナーの背景だけ変えたい』『この人の服装だけ変更したい』みたいな簡単な編集なのに、なぜこんなに時間がかかるの?」

──これ、全部Nano Bananaで一発解決です。

たとえば Imagen で作った画像に対して👇

「背景を白からライトグレーに変更」
「服装をカジュアルなデニムジャケットに」
「表情を少し笑顔に」

ってプロンプトを送るだけ。
数秒後には、自然に修正された画像が出てくるんです。
ほんと、「AIが自分のアシスタントになった」って感じ。

Imagen × Nano Bananaで、もうPhotoshopに戻れない!?

僕自身、ブログや動画サムネの制作でこの組み合わせを多用しています。
Imagenで世界観を作って、Nano Bananaで細部を整える。
この流れがもう定番。

以前みたいにPhotoshopでレイヤーを切って…とか、もうやってられません(笑)
AIがここまで来たか、と毎回びっくりします。

AIとの“伝え方”がすべてを変える

結局のところ、ImagenもNano Bananaも、使いこなすコツは同じ。
それは──AIにどう伝えるかです。

どんなに優秀なAIでも、こちらの意図があいまいだと結果もあいまい。
でも、明確に・具体的に・順序立てて伝えれば、AIは驚くほど的確に応えてくれる。

AIは魔法じゃない。
自分の頭の中を“形にしてくれる鏡”なんです。

まとめ:Imagenで作って、Nano Bananaで仕上げよう!

AI画像生成の新時代は、まさに「創造」と「整える」の二刀流。
Imagenが想像を現実にし、Nano Bananaがその現実を磨き上げる。

もう「思い通りの画像ができない…」と悩む必要はありません。
伝え方を磨けば、誰でも“AIを使いこなすクリエイター”になれます。